- 「お金を銀行に置いておくのは勿体無いと、ビーウィズユープラス2勧められた」
- 「お金が増えるのは魅力的だけど円安だし、資産運用としてありなのかわからない」
- 「後悔したという口コミやネット上の評判が悪くて不安」
- 「自分で判断できないから、誰か中立的な意見を教えて!」
「利率が高い今入るべきです!銀行に貯金は勿体無い!」とビーウィズユープラス2をオススメされる機会が多くなっています。
筆者は以前からビーウィズユープラスに入っていますが、保険で資産運用するデメリットを理解してから入ればよかったと後悔しています。
ドル建て保険は金融庁から【特別注意喚起】が出されるほど苦情・トラブルが多いので、なんとなくで入ってしまうのは危険です。
このブログの読者には、保険で後悔して欲しくありません。
そこでこの記事では、業歴13年現役FPとして2,000世帯以上の相談を受けてきた筆者がビーウィズユープラス2で後悔した理由を実体験とNISA比較を踏まえ、客観的数値をもとにぶっちゃけ解説します。
最後まで読めば、この保険に入るべきかなのかがわかります。
- 相続税対策なら入るのはありだが他社の方が良い!運用目的ならNISAがオススメな理由!
- 「積立利率」と「実質利回り」はどれくらい差があるか
- 【筆者体験談】5年9ヶ月続けた運用成果
- 「大人気銘柄S&P500」にNISAで同じ期間運用した方が増える確率が高い
- 保険以外の金融商品もまとめて比較相談できるマネプロでお金の悩みを全て解決できるのでオススメ!
- 【筆者体験談】6年4ヶ月継続中のビーウィズユープラスの運用成果を大解剖!
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ビーウィズユープラス2で後悔する理由
- 【後悔①】「保険関係費(手数料)」が想像以上に高かった
- 【後悔②】リスクを理解していない
- 【後悔③】実質利回りが低いことを知らなかった
- 【後悔④】「大人気銘柄S&P500」で同じ期間運用した方が増える確率が高い
- 【後悔⑤】NISAのような『定率取崩し』と『定額取崩し』が苦手!資産寿命が短い
【後悔①】「保険関係費(手数料)」が想像以上に高かった
保険料から高い「保険関係費(手数料)」が引かれてしまうので、運用として考えている人にとっては運用効率が悪くなるので大きなデメリットになります。
特に保険関係費の中の「契約時手数料」だけでも手数料は非常に高く、運用目的の人にとっては契約しただけで積立金が大きく目減りしてしまいます。
種類 | 契約時手数料 | 契約時手数料の目安 (保険料1,000万円) |
---|---|---|
告知ありプラン | 保険料の8.2%〜10.7% | 82万円〜107万円 |
告知なしプラン | 保険料の5.9%〜6.4% | 59万円〜64万円 |
変額プラン | 保険料の8.2%〜10.7% | 82万円〜107万円 |
保険屋から契約時手数料などデメリットになる情報説明をされてないなら、その保険屋は信用できないので別の相談窓口でセカンドオピニオンを受けた方がいいです。
保険以外の運用商品も案内できる知識豊富なFP担当【マネプロ】で相談すればあなたにとって最適なマネープランが見つかり、お金の不安や悩みを解消できるのでオススメです。
契約するだけで手数料8%は高すぎますね。
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【後悔②】リスクを理解していない
リスクを理解しないで入ると「入るときにそんな話聞いてない!」とあとで後悔する可能性が高くなります。
- 為替リスク
- 市場価格調整リスク
- 元本割れリスク
さらに、運用目的で考えているなら契約するだけで8%近い手数料を保険料から引かれてしまい、元本割れリスクも他運用商品より高いです。
絶対増えます。
元本割れはしません。
このように言い切る保険屋もいますが将来の相場は誰にもわからないし、どんな運用成果になっても全て自己責任となります。
もしあなたが元本割れリスクを抑えた運用をしたいなら、視野を広げて保険以外の運用方法と比較してからビーウィズユープラス2に入るのでも遅くありません。
【後悔③】実質利回りが低いことを知らなかった
保険屋が強調する「積立利率」と実際のリターンをもとに計算される「実質利回り」は違います。
どれくらいの差が出るのかを検証しました。
結果を見ると課税抜きで考えても実質利回りは積立利率より低いので、これならNISAで運用すれば良かったと後悔する人も多いです。
- 商品名 : ビーウィズユープラス2 健康告知ありプラン
- 年齢 : 60歳
- 性別 : 男性
- 一時払い保険料 : 1,000万円(72,374ドル)
- 為替レート : 138.17円(全期間固定で計算)
- 基準利率 : 4.99%(2023年5月1日〜5月15日の適用利率)
※一時所得税は計算に含みません※
経過年数 | 年3.99%(返戻率) 【実質利回り】 (契約時の基準利率−1%) | 【基準利率】 年4.99%(返戻率) 【実質利回り】 (契約時の基準利率と同じ) | 年5.99%(返戻率) 【実質利回り】 (契約時の基準利率+1%) |
---|---|---|---|
10年目 (70歳) | 1,460万円(146%) 【年3.85%】 | 1,326万円(133%) 【年2.86%】 | 1,206万円(120%) 【年1.89%】 |
15年目 (75歳) | 1,688万円(169%) 【年3.55%程】 | 1,609万円(161%) 【年3.22%】 | 1,534万円(153%) 【年2.89%】 |
20年目 (80歳) ※市場価格調整なし※ | ー | 1,957万円(196%) 【年3.41%】 | ー |
- 基準利率±1%で計算しても、実質利回りと基準利率は1%以上の大差がつく。
- 契約時に『保険関係費(手数料)』が差し引かれるので、実質利回りは基準利率を大きく下回ります。
- この『保険関係費(手数料)』は一切運用に回らないので、実質的な掛捨て保険料です。
- 解約返戻金額によって一時所得税が掛かり、実質利回りは更に低下します。
【後悔④】「大人気銘柄S&P500」で同じ期間運用した方が増える確率が高い
米国を代表する指数であるS&P500指数は、過去20年間の平均利回りが7.5%、直近10年間の平均利回り14.7%と資産運用に適しており、全投資家に大人気な投資先です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はアメリカの主要500銘柄の株価指数に連動する投資信託であり、アメリカ株式市場の動向を反映する。
S&P500指数の過去平均利回りは7.5%(2023年10月時点の直近30年間の平均利回り9.8%)で、同様のリターンを期待できます。
手数料が安く、投資しやすいファンドで楽天証券やSBI証券の積立設定件数で一番人気。
NISAで非課税投資もできます。
もし、1,000万円をeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資して、利回り7.5%で20年間運用した場合、
- 【S&P500で資産運用した場合】
- 【ビーウィズユープラス2で資産運用した場合】
これだけ運用成果に差が出る可能性があります。
20年間で2,500万円も多く増えていたら、あなたの人生はより豊かになりお金に困らない人生に近づけるでしょう。
ただし、あくまで平均利回り7.5%というのは過去の実績で、将来を約束するものではありません。
でも、ビーウィズユープラス2で運用するより、NISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)のような優良投資信託で運用した方が運用益も非課税になり期待リターンが高いのは事実です。
市場価格調整が掛からないよう20年の資産運用として考えているなら、ビーウィズユープラス2に入るのは勿体ないです。
米国株投資はビーウィズユープラス2と同様、米ドルを持つことになり資産の通貨分散効果があります。
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【後悔⑤】NISAのような『定率取崩し』と『定額取崩し』が苦手!資産寿命が短い。
- 【定率取崩し】:定期的に資産残高の○%を取崩して使い、残りは運用継続させておく
- 【定額取崩し】:定期的に資産残高から定額○円を取崩して使い、残りは運用継続させておく
資産運用したお金を使うとき(出口戦略)は超重要で、お金の使い方によって資産寿命が短くも長くもなります。
例えば、3,000万円の運用資産があり毎月10万円を取り崩すとします。
- ①運用資産を全額引き出し、毎月10万円使った場合の資産寿命
- ②運用資産のうち毎月10万円を取り崩し、残りは資産運用を継続した場合の資産寿命(年率5%計算)
一般的に、運用資産を全額一気に受取ってすぐ使わなければならないケースは少なく、『定率取崩し』か『定額取崩し』をして、資産寿命を延ばしながらお金を使う人が多いです。
資産残高を一定の比率・金額で少しずつ取り崩していくので、取り崩していない部分は運用継続されます。
そのため、複利効果を最大限活かしながら運用してきたお金を使うことが出来ます。
ビーウィズユープラス2は、
- 解約返戻金を希望額ピッタリ引出しできない
- 利率更新時期の解約以外は「市場価格調整」が掛かる
- 減額に限界がある
以上の理由から、NISAなど保険以外の金融商品と比べて『定率取崩し』・『定額引出し』がし難く、資産寿命が短くなってしまいます。
資産運用したお金の使い方次第であなたの人生は大きく変わります。
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要注意!ドル建て保険の苦情・トラブルが増加しています!
ドル建て保険は「苦情の多い保険」として有名で、金融庁から特別注意喚起が出るほど注意が必要な保険です。
苦情は年々増加傾向であり、約7割が販売者側の「説明不十分」によるものです。
生命保険協会もドル建て保険を検討している人へは販売前に、投資信託等の他の金融商品も含めて比較することを推奨しています。
もし、あなたが保険以外の金融商品とドル建て保険を比較されていないなら、NISAなども案内できる無料FP相談【マネプロ】で相談がオススメします。
【生命保険協会から金融庁への提出資料から一部抜粋】
多くの顧客が、外貨建保険と投資 信託等の他の金融商品とを並べて検討している実態に鑑みると、外 貨建保険の販売時において、顧客のライフプランやニーズを踏まえ、 投資信託等の他の金融商品も含めて、顧客に分かりやすく比較可能 な形で提案や説明がなされることが重要。
20年後の実質利回りは為替でどれくらい影響を受けるのか検証
- 商品名 : ビーウィズユープラス2 健康告知ありプラン
- 年齢 : 60歳
- 性別 : 男性
- 一時払い保険料 : 1,000万円(72,374ドル)
- 為替レート : 138.17円
- 基準利率 : 4.99%(2023年5月1日〜5月15日の適用利率)
- 20年後の運用成果:141,670ドル(195.7%)
※一時所得税は計算に含みません※
為替レート | 円換算額(返戻率) | 実質利回り |
---|---|---|
70.58円 (損益分岐点) | 1,000万円(100%) | 年0% |
75円 (過去最大の円高) | 1,062万円(106%) | 年0.30% |
85円 | 1,204万円(120%) | 年0.93% |
90円 | 1,275万円(128%) | 年1.22% |
100円 | 1,416万円(142%) | 年1.75% |
【目安】110円 (過去平均) | 1,558万円(156%) | 年2.24% |
120円 | 1,700万円(170%) | 年2.68% |
130円 | 1,841万円(184%) | 年3.09% |
138.17円 (契約時の為替) | 1,957万円(196%) | 年3.41% |
140円 | 1,983万円(198%) | 年3.48% |
150円 | 2,125万円(213%) | 年3,84% |
過去27年間(1997年〜2024年)で為替は75円〜158円と2倍以上も変動しています。
20年後の為替がどうなっているか誰にも予測できませんが、平均レート110円でも、過去最大の円高75円で考えても20年掛ければ元本割れしません。
全ては解約時の相場次第で決まります。
一時所得税を考慮すると実質利回りはさらに低くなってしまいます。
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【体験談】57ヶ月継続中!実質利回りと解約返戻金をチェック!
筆者は2018年12月にビーウィズユープラスに入り57ヶ月(4年9ヶ月)が経過しました。
- 契約時保険料:450万円
- 解約返戻金:517万円(2023年9月時点)
- 実質利回り:年3%
※課税は考慮していません※
増えているので現時点では満足です。
でも、もし同じ期間『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』で運用していたらどうだったでしょう。
で運用していた場合
- 契約時保険料:450万円
- 運用成果:1,027万円(2023年9月時点)
- 実質利回り:年19%
※課税は考慮していません(NISAなら非課税)※
筆者は現時点で増えているから入ったことに後悔はしてません。
でも、運用として考えればどっちが最適なのかは明白ですね。
あなたの人生は一度きり、失った時間は戻りません。
同じ時間・お金を費やすなら保険以外の運用方法は必ず比較した方がいいです。
【体験談最新版】結果には満足だが…筆者が入っているビーウィズユープラスの運用成果を別記事で詳しく解説
【現役FPぶっちゃけ】後悔しない為に!保険屋が教えたくない事実!
- 【ぶっちゃけ①】株式投資の方が最終的に増える可能性が高い
- 【ぶっちゃけ②】20年後に解約予定なら新NISAを使うべき
- 【ぶっちゃけ③】運用目的なら「健康告知なしプラン」の方が利率が高いケースが多い
- 【ぶっちゃけ④】実質利回りの比較をしないと判断できない
【ぶっちゃけ①】株式投資の方が増える可能性が高い
10年以上の運用期間で考えられるなら、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)などの株式投資信託で運用した方が増える可能性が高いです。
さらにビーウィズユープラス2のように契約しただけで8%もの手数料を引かれてしまい最初から大きく資産が目減りすることもありませんし、NISAを使えば運用益は非課税です。
運用目的で考えているなら、視野を広げて保険以外の選択肢も持ちましょう。
保険は保障を持つものだから、運用を保険でやる必要はないんですね。
【ぶっちゃけ②】20年後に解約予定なら新NISAを使うべき
「市場価格調整が掛からない20年後に解約するつもりで入ろう」
それならNISAで同じ期間運用した方が増える可能性が高く、運用益は非課税なのでメリットが大きいです。
2024年に新しくなった新NISAは年間360万円まで、生涯の投資限度額は最大1,800万円まで、夫婦で考えれば最大3,600万円までなら運用益への課税を気にする事なく投資ができます。
NISAほど税制優遇があって使い勝手が良い制度はなく、使わないのはもったいないので優先的に使いましょう!
別記事で新NISAについて解説してますので、詳しく知りたい人は読んでください。
\ まとまったお金の正しい運用方法は投資知識豊富なFPに無料相談して解決!/
【ぶっちゃけ③】運用目的なら「健康告知なしプラン」の方が利率が高いケースが多い
保険屋は販売手数料が高い「告知ありプラン」を勧めてくるケースが多いです。
でも、運用目的なら「健康告知なしプラン」の方が「健康告知ありプラン」より基準利率が高いケースが多く、契約時手数料も抑えることができるので必ず比較しましょう。
- 告知ありプラン:基準利率5.01%(2024年5月1日〜5月31日)
- 告知なしプラン:基準利率5.24%(2024年5月1日〜5月15日)
告知なしプランは保険屋の販売手数料がかなり低くなるので色々な理由をつけて勧めてきません。
【ぶっちゃけ④】実質利回りを比較しないと判断できない
保険関係費(手数料)は保険会社ごとに異なるので、積立利率がどれだけ高くても引かれる手数料が高ければ実質利回りは悪くなります。
実質利回りで比較すると、積立利率が低い保険会社の方が保険関係費が安く実質利回りが良かったというケースは珍しくありません。
積立利率の単純な数字比較だけでは、判断しきれないので実質利回りで比較をしてもらいましょう。
ビーウィズユープラス2の評判・口コミ
メットライフのビーウィズユープラスII(一時金500万円)と、FWD収入保障(4,241円で15万円/月の保障)について比較検討してみた。
— kikorist@住友林業の3階建て (@kikorist2020) December 24, 2023
結論、FWDのほうがよさげ。以下比較結果。
資産運用って難しすぎていくら夫に説明されても全くピンと来ない😇😇おまかせモード😇😇
— まこ (@Mky4116) 2023年10月21日
銀行の人にビーウィズユープラスとかいう外貨建て保険とやらを勧められてるらしいけど、パンフレット読むのも頭が拒否している😇😇😇わからないわからないわからなーい😇😇😇
【ビーウィズユープラス2】5つの特徴
- 【特徴①】ビーウィズユープラスは3種類
- 【特徴②】入るタイミングによって基準利率が違う
- 【特徴③】定期的に積立利率は変わる
【特徴①】ビーウィズユープラスは3種類
ビーウィズユープラスは3種類のプランがあり、告知ありプランを提案される機会が多いです。
それぞれ特徴があるので、自分に合ったものを選びましょう。
特徴 | |
---|---|
告知ありプラン | 死亡保険金が一番大きく持てる |
告知なしプラン | 健康状態の審査なく入れる |
変額プラン | 保険料の一部が投資信託で運用 |
変額プランを選ぶならNISAで投資信託運用した方が良いです。
【特徴②】入るタイミングによって積立利率が違う
入るタイミングによって、新規加入者の積立利率を変えています。
その時の積立利率で入るには、振込み含めた申込手続きを期日内に完了させる必要があります。
最新の基準利率はメットライフHPで確認できます。
【新規加入者向け】 基準利率の変更時期 | |
---|---|
告知ありプラン | 毎月1日 |
告知なしプラン | 毎月1日、16日 |
変額プラン | 毎月1日 |
【特徴③】定期的に積立利率は変わる
契約時の積立利率は定期的に変わりますが、最低保証利率である2%を下回ることはありません。
また、積立利率の変更時以外で解約すると必ず「市場価格調整」が入るので注意しましょう。
『ビーウィズユープラス2』と『サニーガーデンEX』の違いを比較!
保障目的で入るならビーウィズユープラス2の方がサニーガーデンより効果的です。
でも、運用目的で10年後に解約予定で入るならサニーガーデンの方が積立金が増える可能性が高く、市場価格調整なしで解約できます。
- 年齢 : 60歳
- 性別 : 男性
- 一時払い保険料 : 200万円(14,892ドル)
- 為替レート : 134.30円
※税金は計算に含みません※
ビーウィズユープラス2 告知ありプラン | サニーガーデンEX 積立金増加コース | |
---|---|---|
ドル換算一時払い保険料 | 14,892ドル (200万円÷134.30円) | 14,892ドル (200万円÷134.30円) |
死亡保険金 | 35,690ドル | 21,272ドル |
基準利率 (2023年4月16日〜4月30日) | 5.24% | 3.63% |
最低保障利率 | 2% | 0.01% |
利率改定時期 | 【初回】 20年後 【継続】 15年毎 | 10年毎 |
解約控除 | なし | あり |
住友生命と第一フロンティア生命との保障を比較検証!
保障削減期間を気にしなければ、住友生命と第一フロンティアの方が保障が手厚く、保険料に対しての保障効率が高いです。
保障目的で考えているなら、即決せず他社比較して決めたほうがより良い備えができます。
- 年齢 : 60歳
- 性別 : 男性
- 一時払い保険料 : 1,000万円(66,010ドル)
- 為替レート : 151.49円
※税金は計算に含みません※
ビーウィズユープラス2 健康告知ありプラン | 住友生命 Jロードグローバル3 | 第一フロンティア プレミアプレゼント3 | |
---|---|---|---|
死亡保障 | 145,894ドル | 165,542ドル | 164,911ドル |
保障削減期間 | なし | あり (契約2年以内) | あり (契約10ヶ月以内) |
基準利率 (2024年4月1日〜4月15日) | 4.71% | 5% | 4.62% |
解約控除 | なし | あり (契約10年以内) | あり (契約10年以内) |
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【ビーウィズユープラス2】4つのデメリット
- 【デメリット①】手数料(保険関係費・為替手数料)が高い
- 【デメリット②】為替リスクがあり元本保証はない
- 【デメリット③】途中解約は市場価格調整が入る
- 【デメリット④】変額プランは銘柄・割合を決められない
【デメリット①】手数料(保険関係費・為替手数料)が高い
手数料として『保険関係費』と『為替手数料』が掛かりますが、保険関係費の手数料率は大部分が開示されておらずブラックボックスとなっています。
- <保険関係費>
-
【保険関係費の項目】 時期・控除方法 保険契約の締結にかかる費用
(契約時費用)プランによる 死亡・高度障害保障や
保険契約の維持の費用手数料率不明 (告知なしプランのみ)
保険金額を円建で最低保証
する費用手数料率不明 (告知なしプランのみ)
保険契約の締結にかかる費用手数料率不明 資産運用のための費用 手数料率不明 - <為替手数料>
-
【為替手数料】 手数料率 保険料を円入金する場合の為替手数料 TTM+50銭 保険料を外貨入金する場合の手数料 (払込通貨のTTM-25銭)
÷
(運用通貨のTTM+25銭)死亡保険金・解約返戻金を
円受取りする場合の為替手数料TTM-50銭 費用およびリスクについてより出典
保険料から8%もの『契約時費用(手数料)』が引かれてしまいます。
保険料1,000万円だと契約しただけで80万円も引かれてしまうので、運用目的ならスタート時点で大きく躓いてしまいます。
世の中には投資信託や株式など色々な金融商品があリますが、ここまで手数料が高いものは中々ないですし、運用として考えれば合理的ではありません。
【デメリット②】為替リスクがあり元本保証はない
死亡保障・解約返戻金は為替によって変動し、元本保証はありません。
円高時に死亡・解約すると、契約時の一時払い保険料を下回るリスクがあります。
積立利率が良い時に入れば、相当な円高にならない限り元本割れしにくいのは事実ですが、投資性商品に絶対はないです。
リスクを許容できないなら入るのはやめましょう。
【デメリット③】途中解約は市場価格調整が入る
利率変更時に解約しない限り、途中解約すると市場価格調整が常に入ります。
「積立利率」と「解約時の市場金利」の差によって解約返戻金を調整する制度です。
- 積立利率より「市場価格調整レート」の方が高い → 解約返戻金が減少
- 積立利率より「市場価格調整レート」の方が低い → 解約返戻金が増加
どちらに転んでも保険会社は損しない仕組みになってるんですね。
【デメリット④】変額プランは銘柄・割合を決められない
変額プランは高いリターンを狙いたい人が選びますが、変額部分の投資銘柄と割合は自分で決められません。
投資銘柄 | VLグローバルバランスファンド |
---|---|
変額部分の割合 | 年齢・性別による |
若年層ほどリスクを取れるので変額部分の割合が高くなります。
また、男性より女性の方が長生きで運用期間を長く見込める分リスクを取れるので、変額部分の割合が高いです。
- 30歳 変額部分:77%
- 40歳 変額部分:72%
- 50歳 変額部分:65%
- 60歳 変額部分:57%
- 70歳 変額部分:44%
- 30歳 変額部分:79%
- 40歳 変額部分:75%
- 50歳 変額部分:69%
- 60歳 変額部分:63%
- 70歳 変額部分:52%
でも、そもそも投資信託で運用するなら自分で『eMAXIS Slim米国株式(S&P500)』のような優良投資信託で運用した方が期待リターンが高いですし、NISAなら運用益非課税なので有利です。
VLグローバルバランスファンドの設定来利回りは年3.78%とそこまで高くありません。高い積立利率なら変額プランはいらないですね。
【ビーウィズユープラス2】5つのメリット
- 【メリット①】円建て保険や平準払い外貨建て保険と比べて利率が高い
- 【メリット②】資産分散効果がある
- 【メリット③】健康状態の審査が緩く入りやすい
- 【メリット④】相続税対策に有効
- 【メリット⑤】解約控除がない
【メリット①】円建て保険や平準払い外貨建て保険と比べて利率が高い
ビーウィズユープラス2は円建て保険や月々保険料を払うドル建て保険より保障が手厚く、返戻率も高いので人気があります。
為替リスクを加味しても保険料に対して大きな保障が持てるのはメリットです。
【メリット②】資産分散効果がある
ビーウィズユープラス2に入るということはドル資産を持つことと同じです。
日本円しか保有していない人にとっては、この保険に入るだけで米ドルへの資産分散効果があります。
投資信託でも外国株式に投資するなら、外国企業が属する国の通貨を持つことになり、より資産分散効果が高いです。
【メリット③】健康状態の審査が緩く入りやすい
『健康告知ありタイプ』は簡易告知となっており、審査が緩く入りやすいです。
もし告知ありタイプに入れなくても『健康告知なしタイプ』は告知がなく入れます。
今まで健康状態が原因で保険を諦めていた人でも検討できる可能性があります。
告知に該当しても該当箇所と内容によって入れることもあります。
詳しくは60社以上と提携!無料FP相談【マネプロ】で確認してもらえます。
【メリット④】相続税対策に有効
死亡保険金を法定相続人が受け取る場合、相続税非課税枠が基礎控除に加えて使えるので、相続税対策にも有効です。
(例)500万円 × 3人(妻・子2人)= 1,500万円が生命保険の相続税非課税限枠となる。
生命保険の相続非課税枠は、
に加えて使うことが出来ますので、相続税対策に有効です。
【メリット⑤】解約控除がない
ビーウィズユープラス2に解約控除はないので、いつ解約しても解約控除の心配をせずに済みます。
でも、市場価格調整はあるので気をつけましょう。
今の利率は高い!?ビーウィズユープラス2(告知ありタイプ)で過去の利率を検証!
販売開始から2024年2月までの健康告知ありタイプの平均利率は3.04%でした。
過去最高利率は2023年4月の5.24%、最新2024年2月の利率は4.85%と平均利率からみて高い状況です。
利率が高い時に入れば、途中解約しても市場価格調整により解約返戻金の増加を期待できますが、過去の為替平均が110円と考えると、そこまで大きなリターンは期待しない方が良いでしょう。
また、運用益には一時所得税が課税されるので、実質利回りは低くなってしまいます。
最低利率 | 最高利率 | 平均利率 | |
---|---|---|---|
全期間平均 | 3.18% | 4.18% | 3.04% |
2024年 | 4.58% | 4.85% | 4.71% |
2023年 | 3.54% | 5.24% | 4.77% |
2022年 | 2.84% | 4.37% | 3.67% |
2021年 | 2.62% | 3.27% | 2.99% |
2020年 | 2.40% | 3.38% | 2.68% |
2019年 | 3.09% | 4.48% | 3.80% |
2018年 | 3.68% | 4.76% | 4.29% |
2017年 | 3.41% | 3.75% | 3.56% |
2016年 (8月〜12月) | 2.50% | 3.60% | 2.88% |
ビーウィズユープラスはやめたほうが良い人
長い目で見れば、投資信託で株式投資した方がリスクは上がっても資産を増やせる可能性が高いです。
特に若年層の人や20年超の長期運用ができる人ならリスクを取れるので、ビーウィズユープラス2より株式投資メインで考える方が合理的ですし、将来お金に困らなくなります。
株式投資はNISAを使えば利益に課税されずに、将来の資産形成を最大限有利にしていくことができます。
まだNISAを始めていないなら優先的に活用しましょう。
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投資するなら最低限の知識がないと搾取され損します!
投資や資産運用をするなら、最低限の知識は必要不可欠です。
知識がないと、その投資・運用が妥当なのか、自分のリスク許容度を超えていないか判断できないからです。
自分のお金は自分で育て、守るしかありません。
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【検討しているなら必見】知っておくべき注意点
- 【注意点①】保険料の払い過ぎに要注意!無理ない設定で入るべき!
- 【注意点②】死亡保障がいらないなら、入る必要がない
- 【注意点③】課税されることも考えておく
- 【注意点④】手数料が非常に高い
- 【注意点⑤】加入時期の分散は非効率的
- 【注意点⑥】お金を増やしたいなら実質利回りが高い運用商品がいい
【注意点①】保険料の払い過ぎに要注意!無理ない設定で入るべき!
ビーウィズユープラス2に入るなら、相続税非課税枠を限度とした方がいいです。
(例)500万円 × 3人(妻・子2人)= 1,500万円が生命保険の相続税非課税限枠となる。
もし既に生命保険に入っているなら、その保障も含めて考えなければいけません。
保障を大きく持ちすぎる必要はないし、ビーウィズユープラス2の保険料は必要最低限に抑えて保険以外で運用してお金を増やした方が、生きている時の生活が充実します。
自分に万が一のことがあった後に大きくお金を残すより、元気なうちに自分や家族のためにお金を使ってあげましょう。
一般的に退職後の保障を大きくする必要はないです。
保険料は抑えて、旅行や家族との時間のために使いましょう。
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【注意点②】死亡保障がいらないなら、入る必要がない
ビーウィズユープラス2は生命保険であり、死亡保障を備えるための保険です。
保障がいらないなら、そもそも保険に入る必要がありません。
利率が高く手軽に資産運用できる点が良いのは事実ですが、ネット上の口コミ通り運用なら保険以外でやった方が合理的です。
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【注意点③】課税されることも考えておく
受取る死亡保険金や解約返戻金によって課税されます。
特に贈与税は注意が必要で、家族間でも契約者以外の口座から保険料を払うと契約者への贈与扱いとなり、贈与税の申告が必要になります。
贈与税は110万円以下なら申告不要ですが、ビーウィズユープラス2の最低保険料は300万円以上です。
契約者以外の口座から引き出して払うと、必然的に贈与税の申告対象になってしまいます。
死亡保険金 | ・相続税 ・贈与税 |
---|---|
解約返戻金 | ・一時所得税 ・贈与税 |
贈与税の申告は将来お金を受け取った時に必要になります。
【注意点④】手数料が非常に高い
契約しただけで8%近い手数料が保険料から引かれてしまうので、運用したい人にとって大きなデメリットです。
保険料1,000万円なら80万円もの手数料が引かれ、これは実質的な掛捨て保険料となってしまいます。
そもそも保険で運用しなればならない理由はあるのか、保障がいるのかどうかしっかり整理してから入るのでも遅くはないです。
【注意点⑤】加入時期の分散するくらいなら別の投資をしよう
- 加入時期を分けてリスクを分散したい
- 一回で大きな保険料を払うのは不安だから、時期をずらして入りたい
このように考える人もいますが、加入時期を分けても結局同じ保険に入るなら別の運用をしてリスク分散した方がいいです。
また、保障目的でも加入時期を分けずに必要な保障額になるように契約した方がわかりやすく管理が楽です。
もし加入時期を分散させるなら、残ったお金は違う運用に回して資産バランスも良くしましょう。
保険以外の運用ならNISAも検討してみましょう。
【注意点⑥】お金を増やしたいなら実質利回りが高い運用商品がいい
積立利率が高い保険ではなく、実質利回りが高い保険や運用商品を選びましょう。
たとえ積立利率が高くても、保険料から保険関係費(手数料)が引かれたら実質利回りは大きく落ちるからです。
保険関係費(手数料)は保険商品ごとに違うので、積立利率が高く保険関係費(手数料)が低い方が期待リターンが高くなります。
デメリットを理解した上でビーウィズユープラス2に入りたい
- 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
- ビーウィズユープラス2の提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
- お金が増えると良い話すぎて不信感を感じて自分で調べようと思った
このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。
ビーウィスユープラス2は市場価格調整や為替リスクなど複雑な仕組みがあり、メリット・デメリットや自分に適不適かしっかり理解した上で入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。
読者の方には、そうなって欲しくありません。
- 担当の保険営業の案内に疑問をもった
- ビーウィズユープラス2以外の一時払いドル建て保険の提案を受けていない
- NISAや個人向け米国債・社債などと詳しく比較してから決めたい
このように思うなら、東証グロース市場上場企業のブロードマインド(株)が運営する保険・投資信託・住宅ローンなど幅広い金融商品を加入までまとめて相談できる【マネプロ】でセカンドオピニオンを含めて相談することをオススメします。
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保険以外で資産運用をしたい人へのおすすめ
保険以外で資産運用をしたいと思っても実際のところ、
- 『投資というだけで難しそう…』
- 『何から始めたらいいのかわからない…』
- 『投資はやりたいけど出来るだけ損したくないな…』
- 『自分の金融知識に自信がない…』
このように思われる方も多いと思います。
私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ銀行貯金するだけでした。
ですが銀行にお金を置いておくだけではふえません。
低金利時代で収入も上がりにくい、物価高騰もしている今の時代こそ、『投資をすること』はあなたの10年、20年後の未来を大きく変えます。
- 無駄なく将来に備えたい
- 自分に合った投資方法や資産配分を知りたい
- 投資するなら損するリスクを少しでも減らしたい
- 家計負担を抑えたい
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色々な投資方法を基礎から教えてくれるから視野が広がり、自分にあった資産運用が見つかった。
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おかげで、保険料という人生における大きな支出を抑えられた。
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まとめ
- 相続税対策以外で入るならあり。運用目的ならオススメできない。
- 相続税対策として入るなら適正範囲内で入りましょう。
- 資産運用目的なら、手数料が高く運用効率が悪いのでオススメできません。
- 金融全般の知識豊富なFPに無料相談できる【マネプロ】でNISA・iDeCoを含めた比較をしよう
- 金融知識をつけたい、自分で判断できるようになりたい…
- それならお金の教養講座で人生に欠かせない金融知識を身につけよう!
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