- 米ドルで貯金すれば増えるからとジブラルタ生命のドル建て保険を勧められたけど…
- ネット上の評判や口コミが悪くて、入るべきなのか判断できない…
- 保険知識がない私でもわかるように、誰か中立的な情報を教えて!!
「貯金してるなら預け先をドル建て保険に代えるだけで銀行より増える」、「ただ貯金しているだけでは勿体無い」と、ジブラルタ生命のドル建て保険に勧められるがまま入ってしまい後悔したというケースが多いです。
事実、ドル建て保険は保険営業にとって販売手数料の高い「儲かる売りたい保険」で、相談者へ中立的な情報提供をせず契約をさせ苦情に発展するケースが急増しており、金融庁から問題視されています。
このブログまで辿り着いた読者さんには、保険で損や後悔をして欲しくありません。
そこでこの記事では、業歴13年現役FPとして2,000世帯以上の保険・家計相談を受けてきた筆者が、ジブラルタ生命のドル建て保険は評判・口コミ通り入らない方が良いやばい保険なのかを法人ブログでは出来ない完全中立な立場で徹底解説します。
最後まで読めば、ジブラルタ生命のドル建て保険に入るべきかがはっきりわかります。
- 評判通り入らない方が良い保険!特に貯金目的ならやめた方が良い!
- 貯金目的ならリスクに対してリターンが低すぎるので、同じ時間・金額をかけるならNISAを軸に考えよう。
- 保障目的で相続税非課税枠を使うために入るならメリットはあるが、そうでないなら掛捨て保険に入った方が割安な保険料で大きな保障が持てるので合理的
- ジブラルタ生命のドル建て保険に入るのは時間もお金も勿体無い。
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ジブラルタ生命について
- ジブラルタ生命は外資系保険会社
- 主力商品はドル建て保険
- 外交員はフルコミッション性でバリバリの営業をしてくる
ジブラルタ生命は外資系保険会社
ジブラルタ生命は世界最大の金融サービス機関である『プルデンシャル・ファイナンシャルグループ』のグループ会社で、日本に本社を置く外資系保険会社です。
2023年3月時点での保有契約高37兆2,621億円、総資産11兆8,763億円と、とても大きな保険会社であることがわかります。
主力商品はドル建て保険
外資系保険会社ということもあり、主力商品はドル建て保険と変額保険です。
学資保険代わりにドル建て保険を提案されるケースは多いですが、後悔したという声も多いので要注意です。
- 米国ドル建終身保険〔無配当〕
- 米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)〔無配当〕
- 米国ドル建介護保障付終身保険(低解約返戻金型)〔無配当〕
- どるフィン:生存給付金特則付米国ドル建終身保険〔無配当〕
- ドリーム・ゲート:生存給付金特則付米国ドル建終身保険〔無配当〕
- 一時払米国ドル建終身保険
- 米国ドル建リタイアメント・インカム:米国ドル建年金支払型特殊養老保険〔無配当〕
- 通貨指定型個人年金保険(米国ドル建)<円建保証タイプ>
ドル建て保険は金融庁から特別注意喚起がでるほどトラブルが多い。
外交員(社員)はフルコミッション制でバリバリ営業してくる
ジブラルタ生命の外交員(社員)の雇用形態はフルコミッション制です。
給料フルコミッション制なので契約を取った分、外交員の給料は上がるので強引な営業される要因になっています。
逆に契約を取らないとほとんど給料がもらえず生活ができなくなるので、家計・資産状況に応じた保険の必要性に関係なくバリバリ営業を掛けてきます。
積極的な営業を掛けられるのが苦手な人や断るのが苦手な人だと、相談するのはオススメできません。
落ち着いて相談したいならお金のことなら何でも対応してくれる無料FP相談がおすすめです。
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ネット上の評判・口コミ
11年前に入ったジブラルタのドル建て養老保険見てるけど、なかなかヒドイ契約条件だな。
これまで積み立ててたお金を、11年前から投資信託に回してたらかなりの利益を生んだだろうなぁ。と今なら思える。
11年前の自分には知識がなかった。
お金の知識を社会人になるまでに持っておくことは必要。
#X(旧Twitter)より
ジブラルタのドル建て生命保険とか保険会社のエサになるだけ
満期になった時の利回りもクッソ悪い
投資じゃなくて保険だから、というならもっといい保険がある
保険と投資をごっちゃにしてはいけない
自分で調べて、自分に必要なものを選んだ方がいい
自分も、初任から2年加入してて、いろいろ調べるうちにクソやんってなって解約&損切りしました。
ドル建て生命保険のメリットはマジでないと思います。しかも今円安ですし、これで1ドル100円とかに戻ったらもう
#X(旧Twitter)より
妻は私の忠告を無視してそのドル建て生命保険を契約したみたいです。その保険に入るメリットがまるでわからないです。
#X(旧Twitter)より
評判・口コミが悪い理由
- 【理由①】リスクに対してリターンが低い
- 【理由②】強引な営業をされたり嘘をつく営業もいる
- 【理由③】過去の不祥事からジブラルタ生命への不信感が拭いきれない
【理由①】リスクに対してリターンが低い
ドル建て保険の予定利率・利回りは円建て保険に比べて高いのは事実です。
でも、金融商品という目線で考えるとドル建て保険の利回りはかなり低く、リスクに対してリターンが低すぎます。
保険営業がNISAなど他の金融商品と比較しないままドル建て保険を契約させることが多く、特に貯金として入った人から「貯金ならNISAなど保険以外で考えるべきだった」「後悔した」という悪い評判・口コミに繋がっています。
ドル建て保険の「予定利率」と「金利」は違いますので注意しましょう!
【理由②】強引な営業をされたり嘘をつく営業もいる
雇用形態がフルコミッション制なので、強引な営業をされたり、嘘をつく営業もいます。
「ドル建て保険は20,000円以上の保険料じゃないと契約できない」と言われた。
「基本みんなドル建て保険に入る。入らないのは勿体無いし損」と勧められた。
「ドル建て保険は絶対増えます!」と断言された。
悪い保険営業は、相談者の保険知識や金融知識がないところに漬け込んだ営業をしてくるので要注意です。
全ての保険営業が悪い訳ではありませんが、養分にされないように提案された保険について自分で調べるかセカンドオピニオンを受けることをオススメします。
自分を守るために最低限の知識をつけましょう!
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【理由③】やばい!過去の不祥事からジブラルタ生命への不信感が拭いきれない
ジブラルタ生命は過去大きな不祥事が原因で信頼できない、不信感を拭いきれないという人もいます。
保険会社に勤める全ての人ではなく、ごく一部の悪い考えを持った人の愚行ではありますが、不祥事が起こると保険会社への信頼感は一気に失墜します。
- 《不祥事①》元社員による金銭詐取事件
-
ポイント今のご時世、保険営業に保険料を現金払いすることは絶対ないので注意しよう。
- 《不祥事②》社内システムへの不正アクセス事件
-
ポイント個人情報漏洩は百害あって一利なし。一度失った信用は中々
元に戻らない。
ドル建て終身保険で実質利回りを検証
- 保険商品:米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)
- 年齢 : 30歳
- 性別 : 男性
- 保険料払込期間:65歳まで
- 月払い保険料:69.85米ドル → 9,743円(為替レート139.49円で計算)
- 死亡保険金:50,000米ドル
※一時所得税は計算に含みません※
経過年数 | 累計保険料 | 解約返戻金(返戻率) | 実質利回り |
---|---|---|---|
10年(40歳) | 8,382米ドル | 5,000米ドル (59.6%) | 年−5.03% |
20年(50歳) | 16,764米ドル | 11,170米ドル(66.6%) | 年−2% |
30年(60歳) | 25,146米ドル | 18,675米ドル(74.2%) | 年−0.98% |
35年(65歳) | 29,337米ドル | 23,030米ドル(78.5%) | 年−0.68% |
36年(66歳) | 29,337米ドル | 33,460米ドル (114%) | 年0.36% |
40年(70歳) | 29,337米ドル | 35,760米ドル(121.8%) | 年0.49% |
45年(75歳) | 29,337米ドル | 38,680米ドル(131.8%) | 年0.61% |
低解約返戻金型で途中解約のリスクを大きく背負っても36年間での実質利回り0.56%とかなり低い。
同じ時間をかけて貯金するならNISAの方がお金の不安を解消できる
- 「ドル建て終身保険」・「NISA」・「iDeCo」の特徴をまとめて比較
- 「ドル建て終身保険」VS「NISA」どっちが資産形成に適しているか比較検証!
「ドル建て終身保険」・「NISA」・「iDeCo」の特徴をまとめて比較
NISA・iDeCoは積立の自由度が高く、長期積立において最も重要な「継続のしやすさ」に優れています。
もし、経済状況の変化が訪れても積立額を調整したり、一時的に積立中断しておけば良いだけです。
死亡保障 | 手数料 | 税制面 | 運用方法 | 積立額の増減 | 途中引出し | |
---|---|---|---|---|---|---|
ドル建て終身 | あり | ・為替手数料 ・保険関係費 | 相続税 一時所得 贈与税 | 主に米国債券 | 原則不可 | 解約すれば可能 (10年以内は解約控除あり) |
iDeCo | なし | ・新規加入手数料 ・運用手数料 ・給付手数料 | 退職所得控除 | 投資信託 定期預金 保険 | 可能 | 原則不可 |
NISA | なし | 運用手数料 | 運用益非課税 | 投資信託 株式 ETF | 可能 | 可能 |
NISA・iDeCoは運用益への課税もされにくいなど税金面でも優遇されているので、使わないと勿体無い制度です。
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「ドル建て終身保険」VS「NISA」どっちが資産形成に適しているか比較検証!
- 保険商品:米国ドル建終身保険(低解約返戻金型)
- 年齢 : 30歳
- 性別 : 男性
- 保険料払込期間:65歳まで
- 月払い保険料:69.85米ドル → 9,743円(為替レート139.49円で計算)
※一時所得税は計算に含みません※
累計積立額 | 66歳時 解約返戻金 (返戻率) | |
---|---|---|
ドル建終身保険 (低解約返戻金型) | 29,337米ドル →409万円 | 33,460米ドル →466万円 (114%) |
NISA (年率5%だった場合) | 409万円 | 1,175万円 (287%) |
差額 | ー | 709万円 |
過去26年間のドル円為替平均は110円です。
今が円安でも将来の解約返戻金を受け取るときが円高なら、ドル建て保険の実際の返戻率はもっと低くなってしまう。
またこのケースでは、ドル建て終身保険は35年間もの時間を費やしてもドルでたった14%しか増えておらず、為替リスクがある割にリターンは物足りないです。
同じ時間・お金を費やすならNISAで積立していた方が、将来のお金の不安は解消できることがわかります。
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ドル建て保険を学資保険として10年払込で入るのはあり?なし?
保険料払込期間を最短10年にしても、返戻率と実質利回りは低いので貯金としてドル建て保険を考えているならやめた方がいいです。
例えば、子供0歳だとして18歳の時にドル建て保険を解約し、解約返戻金を学費に充てるとします。
10年間で必死に保険料を払い、その後8年間寝かせて子供が18歳になった時の返戻率はドルベースで107%とかなり低く、ほんの少ししか積立金が増加していません。
これだと、少しの為替変動で元本割れを起こす可能性もあります。
18年間掛けて7%しか増えないなら貯蓄率が悪いし、貴重な時間を無駄にするだけです。
メリット
- 【メリット①】相続税の非課税枠が使える
- 【メリット②】生命保険料控除が使える
- 【メリット③】介護保障に備えられる
【メリット①】相続税の非課税枠が使える
相続税対策として相続税の非課税枠が使えます。
500万円 × 法定相続人の数 = 非課税限度額
(例)500万円 × 3人(妻・子2人)= 1,500万円が非課税限度額
相続税の基礎控除として、
3,000万円 + (600万円×法定相続人の数)= 非課税限度額
に加えて使うことが出来ます。
この場合、基礎控除4,800万円(妻・子2人) + 保険の相続税控除1,500万円 = 6,300万円
まで相続税の非課税枠が広がります。
ドル建て保険に限らず、どの生命保険でも使える制度なので、ドル建て保険独自の優位性という訳ではありません。
【メリット②】生命保険料控除が使える
支払い保険料に対し生命保険料控除が使え、所得税・住民税の節税が出来ます。
ただし、控除目的で保険に入るほど節税効果の高くないので、あくまで「おまけ」程度だと思っておきましょう。
生命保険料控除目的で保険に入る必要性はない。
貯金として控除も使いたいならiDeCoの方が良いです。
【メリット③】介護保障に備えられる
米国ドル建介護保障付終身保険(低解約返戻金型)なら介護保障にも備えることができます。
介護保障が気になっているなら提案してもらいましょう。
デメリット
- 【デメリット①】手数料が高い
- 【デメリット②】為替リスクがあり元本保証はない
- 【デメリット③】為替の影響で保険料は毎月変動する
- 【デメリット④】クレジットカードが使えない
【デメリット①】手数料が高い
ドル建て保険は保障料や販売手数料を払うための『保険関係費』と、保険料を円入金する際の『為替手数料』が保険料から差し引かれます。
特に『保険関係費』の手数料率は一切開示されておらずブラックボックスとなっています。
銀行と違って保険料は全額積立されている訳ではありません。
【デメリット②】為替リスクがあり元本保証はない
ドル建て保険の死亡保険金・解約返戻金は為替の影響を受けるので、具体的に将来いくら受け取れるのかはその時にならないとわかりません。
もしも大きく円高に振れた場合、元本割れを起こす可能性もゼロではありません。
将来の為替相場がどうなっているかは誰にも読めないので、最終的に増えるか減るかはその時にならないとわからない。
【デメリット③】為替の影響で保険料は毎月変動する
毎月や毎年のドルベースの保険料は決まっていても、引き落とし時の為替相場によって保険料は都度変動します。
円安なら日本円で払う保険料は高くなり、円高なら保険料は安くなります。
■為替レート:1ドル80円の場合 → 8,000円
:1ドル100円の場合 → 10,000円
:1ドル120円の場合 → 12,000円
:1ドル140円の場合 → 14,000円
※為替は常に変動しており一定ではない。引落し度に保険料は変わるので、合計いくら日本円で払ったか把握しておく必要がある※
【デメリット④】クレジットカードが使えない
ジブラルタ生命はクレジットカード払いが基本的にできません。
口座引き落としとなるので、クレジットカードでポイントを貯めたい人にとって大きなデメリットです。
何十年と長期で考えるとポイントはバカにできない。
ジブラルタ生命のドル建て保険はやめたほうがいい人
- 無駄なく、合理的に貯金したい
- 同じ時間・金額を費やすなら少しでも増えていて欲しい
- 物価上昇(インフレ)にも強い貯金をしたい
- 仕組み・デメリットを理解できない
- 為替リスク、元本割れリスクを許容できない
- 付き合いや何となくで入ろうと思っている
このように考えているなら、ジブラルタのドル建て保険に入るのはやめましょう。
同じようにリスクはあっても、NISAで全世界株式インデックスファンドや米国株式インデックスファンドなどで長期的に株式投資した方が、値動きがあったとしても最終的な期待リターンはドル建て保険より高いです。
特に若年層の人や20年超の長期運用ができる人等なら、NISAの方が圧倒的に有利な資産形成が出来るでしょう。
貯金としてドル建て保険に入るのは資産形成の遠回り。
ドル建て保険は時間を掛けてもそこまで増えず、リスクにリターンが見合わない。
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金融知識は最低限ないと搾取され損します!
将来のお金の悩みを解消したい、効率よく貯金・投資をしていきたいなら最低限のお金の知識は必要不可欠です。
知識がないと良いカモとして、保険営業の養分にされるだけです。
将来お金で苦労したくないなら、自分のお金は自分で育て、守り、増やすしかありません。
もし、ジブラルタ生命のドル建て保険の提案をされても即決せず立ち止まれたなら、この機会をチャンスに無料セミナーなどを活用してお金のプロに貯金や投資基礎から教えてもらうことがオススメです。
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よくあるトラブル
- 元本保証があると言っていたのに損をした
- 途中解約して大きく損した
- 「為替リスクがあっても使うときに私に相談すれば大丈夫です」と言っていた担当者が退職
元本保証があると言っていたのに損をした
ドル建て保険は『ドルでの元本保証』はありますが、『日本円での元本保証』はありません。
解約時の為替によって元本割れを起こしてしまい、「元本保証があるというから入った!そんなこと聞いていない!」というようなトラブルが非常に多いです。
途中解約して大きく損した
途中解約すると損する可能性が高いです。
特に低解約返戻金型ドル建て保険だと、早期解約は全くお金が返ってきませんので要注意です。
低解約返戻金型は途中解約すると大損する仕組みです。
「為替リスクがあっても使うときに私に相談すれば大丈夫です」と言っていた担当者が不在
契約時はリスクがないように思わせる為に、頼りになることや調子の良いことを言ってくる保険営業が多いですが、保険業界は離職率が高く、人の入れ替わりが激しい業界です。
ドル建て保険を契約した担当者はいずれ必ずいなくなるので、自分で管理できないなら入らない方が良いです。
保険営業の言うことを100%信じることは危険なので、トラブル回避のために信用し切ることはやめましょう。
自分でコントロールできない保険には入るべきじゃない。
入る前に知っておくべき注意点
- 【注意点①】円建て保険よりドル建て保険の方がパフォーマンスが良いのは事実だが…
- 【注意点②】保険での貯金や資産運用は手数料が高すぎてメリットがない
- 【注意点③】同じ時間を掛けて貯金するならNISA・iDeCoの方が増える可能性が高い
- 【注意点④】保障と貯蓄は分けた方が将来困らない
- 【注意点⑤】リスクにリターンが見合わない
- 【注意点⑥】ジブラルタ生命より優れた保険はたくさんある
【注意点①】円建て保険よりドル建て保険の方がパフォーマンスが良いのは事実だが…
円建て保険と比べてドル建て保険の方が死亡保障も貯蓄率もパフォーマンスが高くなる可能性があるのは事実です。
でも、あくまで『円建て保険と比べたら』という極狭い範囲での比較でしかないので、これだけでドル建て保険が良いと言える根拠はないです。
保険屋に相談すると「全ての問題を保険で解決」しようとしてくるので無駄が多いです。
【注意点②】保険での貯金や資産運用は手数料が高すぎてメリットがない
保険は万が一の時の保障を持つための金融商品です。
貯金・投資・資産運用は保険でも出来るけど、高い手数料を払うことになり貯蓄効率が非常に悪いので、メリットがあまりないと理解しておきましょう。
【注意点③】同じ時間を掛けて貯金するならNISAの方が増える可能性が高い
10年、15年、20年と長い時間かけて貯金するなら、NISAの方が積立金が増える可能性が高く、将来のお金の不安を大きく解消できます。
人生の一度しかない貴重な時間を使って、効率悪い貯金をしたい人はいないと思います。
ドル建て保険で大きく積立金が増えることは期待できないことを理解しておきましょう。
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【注意点④】保障と貯蓄は分けた方が将来困らない
「掛捨ては勿体無い」「貯蓄性がある保険の方が無駄にならない」と言う考えは実はまやかしで、FPから見て貯蓄性保険ほど無駄な保険はありません。
できれば保障と貯蓄は分けて考えましょう。
貯蓄型保険は保険料が高くなるので保険営業として売りたい保険!
【注意点⑤】リスクにリターンが見合わない
為替リスクや途中解約で大きく損をする可能性があるにも関わらず、将来の積立金が大きく増えないのでドル建て保険はリスクにリターンが見合わない保険であることを理解しておきましょう。
【注意点⑥】ジブラルタ生命より優れた保険はたくさんある
ドル建て保険でも、それ以外の保険でもジブラルタ生命より優れた保険はたくさんあります。
保険に入るなら必ず最低3社は比較して決めた方が、無駄なく入ることができるのでFPに無料相談して保険比較をしてもらうことをオススメします。
【ぶっちゃけ】ドル建て保険は時間とお金を無駄にする!失った貴重な時間は二度と返らない!
学資保険代わりや老後のためなど貯金目的でのドル建て保険加入はオススメ出来ません。
貯金目的なら保険ではなくNISAやiDeCoを軸に考えるべきです。
保険営業は販売手数料を多く稼ぐことで評価される仕事なので、販売手数料が高いドル建て保険は売りたい保険であり、良い保険に感じるような営業トークをしてきます。
でも、貯金目的なのに1年目で解約したら払込保険料の20%すら返ってこず大きく中抜きされているものを、FPとして将来のお金の不安を解消できる最善な貯金方法とは言えません。
同じ時間を掛けるなら、ドル建て保険に限らず保険以外で貯金して、保障が必要なら掛捨て生命保険で必要最低限備えれば無駄はなく、これは保険営業が知られたくない事実です。
人生は一度きり!
その貴重な時間を掛けて、必死に稼いだお金を貯めていくなら保険営業の養分になって効率の悪い貯金はして欲しくないです。
本当にドル建て保険でないといけない理由はないのか、自分で100%理解した上で入るか決めて下さい。
デメリットを理解した上でジブラルタのドル建て保険に入りたい
- 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
- ジブラルタのドル建て保険の提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
- お金が増えると良い話すぎて不信感を感じて自分で調べようと思った
このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。
変額保険は非常に複雑な保険で、メリット・デメリットや自分に適不適かしっかり理解した上で入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。
読者の方には、そうなって欲しくありません。
- 担当の保険営業の案内に疑問をもった
- ドル建て保険の説明しか受けていない
- NISA・iDeCoと詳しく比較してから決めたい
- 保険に固執せず幅広い金融商品の中から最適な積立方法を知りたい
このように思うなら、リクルート運営の保険チャンネルで資産形成に特化したFPに相談がオススメです。
無料FP相談サービス保険チャンネルはリクルートの厳しい審査基準をクリアし、相談内容にマッチしたFPにスマホやタブレットで全国どこでもオンライン相談ができます。
特定の金融機関に属さない資産形成に精通したFPに無料相談できるので、最適な資産形成はなにか、変額保険・NISA・iDeCoなど保険以外の金融商品と詳しく比較しながら、あなたに最適なマネープランが見つかります。
金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、避けては通れないお金の悩みをなんでも相談できるのがメリットです。
スマホやタブレットから全国どこでもオンライン相談ができて、押し売りは一切なしとホームページで公言しており、ノーリスクで相談できるので安心です。
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まとめ
- 評判通り入らない方が良い保険!特に貯金目的ならやめた方が良い!
- ジブラルタ生命のドル建て保険の評判がやばいのは事実。
- 相続税対策で入るならありだが、貯金目的で入るメリットはない。
- ドル建て保険に入るなら、同じ時間・金額をNISAに掛ければお金の不安を解消できます。
- 後悔したくないなら保険に入る前のセカンドオピニオンは必要不可欠!
- 保険・投資のことならリクルートが厳選した資産形成に特化したFPに相談がオススメ。
- 投資信託以外の投資も知っておくと視野が広がる!お金の教養講座で知識を身につけよう!
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