- 円建て保険より利率が高いからとドルスマートSを勧められているけど…
- ネット上の評判は悪いし、加入を後悔したという書き込みも多いのが気になる…
- ドルスマートSは良い保険なのか、誰か客観的な事実を教えて!!
メットライフ生命のドルスマートSに入っている人から問い合わせ・苦情が急増しています。
円建て保険より利率が高いのは事実ですが、外貨建て保険は「苦情の多い保険」であり「販売手数料稼ぎに保険営業が売りたい保険」として有名ですので、しっかり理解しないで入ると大損する可能性もあります。
このブログを読んでいる人には、あとで後悔して欲しくないです。
そこでこの記事では、業歴13年現役FPとして2,000世帯以上の相談を受けてきた筆者が、個人ブログにしか出来ない完全中立な立場で、ドルスマートSについて徹底解説します。
最後まで読めば、ドルスマートSは入るべき保険なのかがわかります。
- 数値をもとに客観的にみてドルスマートSとNISAどっちを優先すべきか
- ドルスマートSの実質利回りは高いのかどうか
- 入るメリットはあるのかどうか
- ドル建て保険・NISA・iDeCoの違い、優先順位
- ドルスマートSより良い備え方があるのかどうか
- 保険・投資のことならリクルートが厳選した資産形成に特化したFPに相談がオススメ。
- 保険営業のカモにされたくない!
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ドルスマートSで後悔する5つの理由
- 【原因①】保険料が大きく上がって苦しい
- 【原因②】途中解約で損した
- 【原因③】予定利率を金利だと思って入ったが違うことを知った
- 【原因④】リスクの割に積立金が増えない
- 【原因⑤】ドルスマートで貯金しなければよかった
【原因①】保険料が大きく上がって苦しい
保険料は為替により毎月変動します。
円安で保険料が大きく上がり家計を圧迫、「こんなに保険料が上がると思ってなかった」と後悔する人が多いです。
為替変動率は誰にも予測できない!
2023年9月時点の為替は146円ほどで、かなりの円安で保険料が上がり苦しいという声が続出!
【原因②】途中解約で損をした
途中解約で損をし、「最初から入らなければよかった」と思う人は多いです。
特に『低解約返戻金型特則』を付加していると、途中解約は大きく損しますので注意が必要です。
解約時の『解約払戻金』も当然為替の影響を受けます。
【原因③】予定利率を金利だと思って入ったが違うことを知った
「ドルスマートSは予定利率2.5%で銀行より圧倒的に金利が良い」と営業トークを受けたとしても、『予定利率』は『金利』とは違うので気をつけましょう。
実質利回りを計算すると、金利は予定利率2.5%よりもかなり低いです。
『予定利率』が高いから金利が高いんだと勘違いしないようにして下さい。
【原因④】リスクの割に積立金が増えない
ドルスマートSの返戻率(貯蓄率)は高いと言われますが、それは円建て保険と比較したらの話です。
実際のところ、為替リスクがある割に積立金はそこまで増えず、リスクにリターンが見合わないと感じ解約する人もいます。
払込期間が10年・15年と短いと、払込満了直後はドルで元本割れを起こすことも多いです。
【原因⑤】ドルスマートで貯金しなければよかった
貯蓄目的で入った人は、NISA・iDeCoを優先して使うべきだったと後悔するケースが多いです。
20年・30年長期継続すると、ドルスマートSや保険で貯金するより圧倒的に積立金が増える可能性が高いからです。
FPから客観的にみて、保険で貯金するメリットは何もないのでオススメできません。
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円安だけど今ドルスマートSに入るべきか
過去27年間のドル円の動きを七十七銀行さんがまとめたグラフが以下にあります。
これを見ると、2023年9月時点では148円以上なので過去26年を振り返ってみてもかなりの円安であることがわかります。
ドルスマートSの保険料は為替によって毎月変動するので、円安の時期は保険料が高くなります。
例え利率が一時高くても、死亡時・解約時にお金を受取る時が円高なら、利益は大きく目減りしてしまうので、入るのはあまりオススメできません。
もし資産形成したい、10年以上積立できるならNISAで株式投資した方が増える可能性が高いです。
- このグラフでの最も円高・最も円安はいつ?いくらか?
-
最も円高:75.32円(2011年10月)
最も円安:150.15円(2022年10月)
2011年10月から2022年10月までの11年間での為替差は最大約2倍も動いていることがわかります。
為替はいつどう動くか誰にも読めない。たとえ損しても全て自己責任。
ネット上の評判・口コミ
良い評判・口コミ
メットライフ生命のドルスマート(三大疾病付き)に加入しました。ドルスマートは、為替リスクや手数料が高いなど言われておりますが個人的には良い商品だと思います。 #X(旧Twitter)より
賛否があるのはわかっているけど、資産形成目的でドルスマートSに一括入金している。理由は①ドル資産になる②10年以上置いておけば確実に増える安全資産になる③インデックス投資が長期間全く成長しなかった時のリスク回避。
③はあり得ないと信じてるけど、これが自分スタイルだと思っている。 #X(旧Twitter)より
悪い評判・口コミ
昨晩、保険のドルスマートを解約するか否か悩んでおりました。普通のタイプで契約してれば円換算ではプラス水準だったけど、低解約返戻金で契約しているので80%程。ドルでこの水準までいくのにあと10年掛かりそうなので、解約と見直しが良さそうな気がするが…
#X(旧Twitter)より
児童手当をメットライフのドル建で運用してるんだけど(年払い)ドルが高すぎて児童手当だけでは払えないので払い済みにして、新NISAで運用しようと思う!!(親口座) #X(旧Twitter)より
【メットライフ生命】USドル建終身保険ドルスマートS
積立利率 最低保証 年2.5%!?
注意書き見てみると(文字小さい)
要約
■積立金から諸費用引きます
■だから実際の利回りは違います
■でも諸費用は記載できません(教えたくない)
結論
積立金から謎の手数料引かれる商品。買っちゃダメ。
#X(旧Twitter)より
ネット上の評判・口コミ通り、実質利回りは予定利率2.5%より低い。
保険と投資は分けた方が合理的なのは事実です。
ドルスマートSの返戻率は高いのか検証
- 年齢 : 30歳
- 性別 : 男性
- 払込期間:60歳
- 月額保険料:95.16米ドル → 14,105円(為替148.23円で計算)
- 低解約返戻金特則付き
※一時所得税は計算に含みません※
- 【検証①】「ドルスマートS」VS「円建て終身保険」
- 【検証②】「ドルスマートS」VS「他社外貨終身」
- 【検証③】「ドルスマートS」VS「NISA」
- 【検証④】「ドルスマートS」VS「NISA+掛捨て保険」どっちが合理的か
- 【検証結果】「NISA+掛捨て保険」が最も合理的!
【検証①】「ドルスマートS」VS「円建て終身保険」
死亡保険金 | 保険料 | 保険料累計額 | 60歳時 解約返戻金 | 60歳時 解約返戻金 (最低利率で推移した場合) | |
---|---|---|---|---|---|
①ドルスマートS (低解約返戻金型) | 61,000米ドル (904万円) | 95.16米ドル (14,105円) | 34,257米ドル (507万円) | 43,399米ドル (643万円) ※年3.5%が30年間 継続した場合※ | 35,473米ドル (525万円) ※最低保証利率の年2.5%が30年間 継続した場合※ |
②オリックス生命 ライズ (低解約返戻金型) | 650万円 | 14,131円 | 508万円 | 559万円 | 559万円 |
最低利率で推移した場合、円建て終身保険の方がドルスマートSより返戻率が高くなる可能性があります。
【検証②】「ドルスマートS」VS「他社外貨終身」
利率変動の有無 | 死亡保険金 | 保険料 | 保険料累計額 | 60歳時 解約返戻金 (高い利率が継続した場合) | 60歳時 解約返戻金 (最低利率で推移した場合) | |
---|---|---|---|---|---|---|
①ドルスマートS (低解約返戻金型) | 利率変動型 (毎月) | 61,000米ドル (904万円) | 95.16米ドル (14,105円) | 34,257米ドル (507万円) | 43,399米ドル (643万円) ※年3.5%が30年間 継続した場合※ | 35,473米ドル (525万円) ※最低保証利率の年2.5%が30年間 継続した場合※ |
②ドルスマートS | 利率変動型 (毎月) | 55,000米ドル (815万円) | 94.54米ドル (14,013円) | 34,034米ドル (504万円) | 41.989米ドル (726万円) ※年3.5%が30年間 継続した場合※ | 34,577米ドル (512万円) ※最低保証利率の年2.5%が30年間 継続した場合※ |
③こだわり外貨終身 | 利率変動型 (毎月) | 50,000米ドル (741万円) | 94,50米ドル (14,007円) | 34,020米ドル (504万円) | 60.966米ドル (903万円) ※年4.85%が30年間継続した場合※ | 35,199米ドル (521万円) ※最低保証利率の年1.5%が30年間 継続した場合※ |
④USライズ (低解約返戻金型) | 利率変動なし | 77,000米ドル (1,141万円) | 95,48米ドル (14,153円) | 34,372米ドル (509万円) | 42,918米ドル (636万円) | 42,918米ドル (636万円) |
利率変動はしないが、オリックス生命のUSライズが最もバランスが良い。でも、低解約返戻金型は途中解約すると大損する可能性があるので要注意!
【検証③】「ドルスマートS」VS「NISA」
死亡保険金 | 保険料 | 保険料累計額 | 60歳時 解約返戻金 | |
---|---|---|---|---|
①ドルスマートS (低解約返戻金型) | 61,000米ドル (904万円) | 95.16米ドル (14,105円) | 34,257米ドル (507万円) | 43,399米ドル (643万円) ※年3.5%が30年間 継続した場合※ |
②NISA | ー | 14,105円 | 507万円 | 1,173万円 ※年率5%運用だった場合※ |
差額(①−②) | 61,000米ドル (904万円) | ー | ー | −530万円 |
ドルスマートSが30年間ずっと年3.5%の利率で継続できる可能性は極めて低い。
NISAで米国株式インデックスや全世界株式インデックスで長期投資すれば、年率5%はかなり再現性のある数値です。
【検証④】「ドルスマートS」VS「NISA+掛捨て保険」どっちが合理的か
死亡保険金 | 保険料 | 保険料累計額 | 60歳時 解約返戻金 | |
---|---|---|---|---|
①オリックス生命 定期保険 | 900万円 | 1,717円 | 62万円 | ー |
②NISA | ー | 12,388円 | 445万円 | 1,031万円 ※年率5%運用だった場合※ |
合算(①+②) | 900万円 | 14,105円 | 507万円 | 【実質リターン】 969万 『NISA1,031万−掛捨て保険料62万』 |
ドルスマートS | 61,000米ドル (904万円) | 95.16米ドル (14,105円) | 34,257米ドル (507万円) | 43,399米ドル (643万円) ※年3.5%が30年間 継続した場合※ |
【NISA+掛捨て保険】の方が保障も手厚く、期待リターンも高いので経済合理性が高い!
もし、積立期間中に死亡した場合も【900万円+死亡時までの積立金評価額】が遺族に遺せます!
【検証結果】「NISA+掛捨て保険」が最も合理的!
【NISA+掛捨て保険】は、ドルスマートSより保障面・期待リターン共に優れています。
この事実は、保険を売るのが仕事の保険営業は教えてくれません。
さらにNISAの運用益は全額非課税なのに対し、ドルスマートSは一時所得税が課税されてしまうので実質リターンはもっと減ります。
【NISA+掛捨て保険】と【ドルスマートS】の具体的な比較をしていないなら、
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ドルスマートSの実質利回りを検証
- 年齢 : 30歳
- 性別 : 男性
- 払込期間:60歳
- 月額保険料:95.16米ドル → 14,105円(為替148.23円で計算)
- 低解約返戻金特則付き
※一時所得税は計算に含みません※
累計保険料 | 30年後の 解約返戻金 【返戻率】 | 実質利回り | 35年後の 解約返戻金 【返戻率】 | 実質利回り | |
---|---|---|---|---|---|
【年2.5%の場合】 | 34,257米ドル (507万円) | 35,473米ドル 【103.5%】 (525万円) | 年0.11% | 41,703米ドル 【121.7%】 (618万円) | 年0.56% |
【年3%の場合】 | 34,257米ドル (507万円) | 39,254米ドル 【114.5%】 (581万円) | 年0.45% | 47,348米ドル 【138.2%】 (701万円) | 年0.93% |
【年3.5%の場合】 | 34,257米ドル (507万円) | 43,399米ドル 【126.6%】 (643万円) | 年0.79% | 53,696米ドル 【156.7%】 (795万円) | 年1.29% |
実質利回りが低いのは【保険関係費】として保障料や保険会社運営費、販売手数料などが保険料から差し引かれているのが原因です。
実際に積立られる金額が少なくなり貯金効率が悪く、【保険関係費】を払うということは「掛捨て保険料を払っていること」と同じであることを理解しておこう。
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【後悔】筆者加入中のドル建て終身保険とNISAの運用成果を比べてみた
筆者がドル建て保険をオススメしない理由は、自分自身が金融知識の乏しい時に入ったドル建て終身保険(低解約返戻金型)と、後ではじめたNISAを比較すると運用成果に圧倒的な差があるからです。
NISAの方が圧倒的に優秀な運用成果を収めており、同じ時間・金額を最初からNISAなど保険以外で積立していたらと後悔しています。
- 【加入歴11年8ヶ月】筆者のドル建て終身保険の払込保険料総額と平均為替レート
-
- 保険料:50.85米ドル×140ヶ月(11年8ヶ月)=払込累計7,119米ドル
- 累計保険料(日本円):786,608円(2023年9月時点)
- 平均為替レート:110.49円
ポイント11年以上ドル建て終身保険を続けてきての平均為替レートは110円ほど!
- 【円安の今解約するとどうなる?】ドル建て終身保険の解約返戻金と返戻率
-
- 解約返戻金:4,911.90米ドル×為替レート146.5円=719,642円(2023年9月時点)
- 返戻率(日本円換算):91.4%(2023年9月時点)
ポイント低解約返戻金型だから仕方ないが11年8ヶ月も時間を掛けていて、円安の今でも元本割れ状態!
- 【加入歴3年7ヶ月】筆者の「NISA」&「投資信託積立」の運用成果
-
- 累計積立額:1,866,923円※解約済は除く※
- 解約払戻金(評価金額):2,600,830円(2023年9月5日時点)
- 返戻率:139.3%(2023年9月5日時点)
ポイント3年7ヶ月間の利回りは19.6%!2023年9月時点の相場が良すぎるということもあるが、外貨建て保険とリターンを比較すると雲泥の差!
同じ時間をかけるならNISAをオススメする理由は増える可能性が高いからで、あなたの将来を大きく変える可能性があるからです!
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3つのメリット
- 【メリット①】外貨資産を持てる
- 【メリット②】予定利率は毎月変わる
- 【メリット③】円建て保険より大きな死亡保険金が持てる可能性が高い
【メリット①】外貨資産を持てる
保険料は外貨で積み立てられるので、外貨資産を持つことになります。
日本円だけ保有するより、通貨のリスク分散が出来るのはメリットです。
【メリット②】積立利率は毎月変わる
積立利率が毎月変わり、積立利率が良ければ将来の解約返戻金増加が見込めます。
その上、どれだけ相場が崩れても積立利率2.5%の最低保証があるのはメリットです。
『積立利率=金利』ではなく、実質利回りは2.5%より低いので要注意!
【メリット③】円建終身保険より大きな死亡保険金が持てる可能性が高い
死亡保険金も為替の影響を受けるが、為替リスクを含めても円建終身保険より大きな死亡保険金を備えられる可能性が高いです。
為替により想定していた保障額を下回る可能性もある。
4つのデメリット
- 【デメリット①】保険料が毎月変動する
- 【デメリット②】元本保証なし
- 【デメリット③】契約10年以内は解約控除あり
- 【デメリット④】手数料を多く取られる
【デメリット①】保険料が毎月変動する
ドルスマートSの保険料は為替の影響を受けるので毎月変動します。
- (例)毎月の保険料が「100ドル」だった場合
-
『米ドルの保険料』は固定されているが、為替によって『日本円での保険料』は毎月変動します。
2023年の為替は一時150円を超えており、歴史的な円安で保険料が上がり家計を圧迫しているという声が続出しました。
【デメリット②】元本保証なし
為替リスクのある保険なので、死亡保険金や解約返戻金の元本保証は一切ありません。
これらを許容できなければ加入はおすすめ出来ません。
将来の為替相場次第で元本割れは十分あり得ることを理解しておこう!
【デメリット③】契約10年以内は解約控除あり
契約10年以内に解約・減額すると解約控除というペナルティがあり、本来の解約返戻金から解約控除が差し引かれてしまいます。
解約控除は加入年数が短いほど控除率が高く、長いほど控除率は低くなり、最終的に契約10年以上経過すると消滅します。
加入後間もない解約は解約返戻金が全くない!早期解約は損しかしません。
【デメリット④】手数料を多く取られる
ドルスマートSは『契約諸費用』と『為替手数料』など各種手数料が掛かります。
- ①保険関係費
-
【契約諸費用】項目 控除方法・時期 保険契約の締結・維持にかかる費用 手数料率不明 死亡・高度障害保障などのための費用 手数料率不明 資産運用のための運用比率、
積立金を最低保証するための保証比率、
その他費用手数料率不明 メットライフHP USドル建終身保険 ドルスマートSより出典 - ②為替手数料
-
【為替手数料】項目 手数料率 円入金時のレート TTM+50銭 円支払時のレート TTM−50銭
ドルスマートSの落とし穴
- 【落とし穴①】積立利率は金利ではない
- 【落とし穴②】日本円での元本保証はない
- 【落とし穴③】クレジットカード払いの為替手数料はいくらかわからない
- 【落とし穴④】死亡保険金・解約返戻金のドル受取りは手数料が掛かる
【落とし穴①】積立利率は金利ではない
ドルスマートSの『積立利率2.5%』は金利ではなく、実質利回りは低いです。
もしも実質利回り2.5%で運用されているなら、初年度からドルで元本超えするはずですが、ドルスマートSでの元本超えはどれだけ早くても10年は掛かってしまいます。
実際の利回りは2.5%もないので数字に踊らされないよう注意が必要です。
保険料から手数料が差引かれており、保険料は全額積立られていません。
【落とし穴②】日本円での元本保証はない
ドルでの死亡保険金額・解約返戻金の保証はありますが、日本円で受取り時の為替の影響を受ける為替リスクがあり、日本円での元本保証はありません。
元本保証があると聞いたという苦情が多いが、円の元本保証ではないので要注意
【落とし穴③】クレジットカード払いの為替手数料はいくらかわからない
口座引落しなら為替手数料は開示されているが、クレジットカード払いはクレジットカード会社の為替手数料が適用されるので、いくらなのかわかりません。
クレジットカード会社の為替手数料は、口座引落しより高い手数料を取られる可能性が高いです。
ドルスマートSに加入するなら口座引落しの方がおススメです。
【落とし穴④】死亡保険金・解約返戻金のドル受取りは手数料が掛かる
死亡保険金・解約返戻金を米ドルで受取る場合、リフティングチャージ(手数料)が掛かります。
保険営業から、米ドル受取りなら為替は関係なく、手数料も掛からないと案内されるケースもあるようですが、これは間違いなので注意しましょう。
リフティングチャージは金融機関により手数料率が異なるので要確認
【現役FPぶっちゃけ】学資保険代わりで入るのはやめた方がいい理由
- 【理由①】リスクの割にリターンが低い
- 【理由②】保険と貯蓄は分けた方が経済合理性が高い
リスクの割にリターンが低い
ドルスマートSを学資保険代わりにしても、18年間もかけて返戻率が105%〜110%ほどが相場です。
それだけの時間をかけて10%しか増えないなら、リスクの割にリターンが低いと言えます。。
あなたの子供が3歳未満なら、NISAで同じ期間積立した方が浮き沈みはあっても最終的にドルスマートSより積立金が増える可能性が高いので、NISA活用はオススメです。
でも、お金を使う時期まで10年未満しかないなど、短期間しか積立できないならNISAはやめて堅実に銀行で貯金しましょう。
NISAは早く始めて長く続けるほど時間分散効果で元本割れリスクを減らせます!
保険と投資は別々にした方が合理性が高い
『保険』と『貯蓄』は別々にした方が、保険料を抑えつつ保障を手厚く備えられ、投資は運用効率が高くなるので保険より積立金が増える可能性が高いです。
良識あるFPなら、誰でも『保険』と『投資』を分けた方が経済合理性が高いと言います。
ドルスマートSは販売手数料が高い保険営業が売りたい保険!
でも、保険と貯金・投資は分けた方が、実は経済合理性が高い!
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デメリットを理解した上でドルスマートSに加入したい
- 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
- ドル建て保険の提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
- 保障もあってお金が増えるなんて良い話すぎて不信感を感じて自分で調べようと思った
このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。
ドル建て保険は複雑な仕組みなので、メリット・デメリットや自分に適不適かしっかり理解した上で入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。
読者の方には、そうなって欲しくありません。
- 担当の保険営業の案内に疑問をもった
- ドル建て保険の説明しか受けていない
- NISA・iDeCoと詳しく比較してから決めたい
- 保険に固執せず幅広い金融商品の中から最適な積立方法を知りたい
このように思うなら、リクルート運営の保険チャンネルで資産形成に特化したFPに相談がオススメです。
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金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、避けては通れないお金の悩みをなんでも相談できるのがメリットです。
スマホやタブレットから全国どこでもオンライン相談ができて、押し売りは一切なしとホームページで公言しており、ノーリスクで相談できるので安心です。
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保険と投資を分けたい人へのおすすめ
投資と保険は分けたいと思っても実際のところ、
- 『投資というだけで難しそう…』
- 『何から始めたらいいのかわからない…』
- 『投資はやりたいけど出来るだけ損したくないな…』
このように思われる方も多いと思います。
私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ銀行貯金するだけでした。
ですが単純に貯金してもお金はふえません。
低金利時代で収入も上がりにくい今の時代こそ、『投資をすること』はあなたの10年、20年後の未来を大きく変えます。
- 投資に興味はあるけど何から手をつけて良いかわからない
- 早いうちから無駄なく将来に備えたい
- どんな投資方法があるか教えて欲しいし、何に注意すべきか知りたい
- 投資するなら損するリスクを少しでも減らしたい
- 家計負担を抑えたい
- 将来のお金の不安を解消したい
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まとめ
- 保障も貯金もドルスマートに拘らなければ、もっと良い備え方はあります。
- 保障も貯金もドルスマートじゃないと解決できない問題は何一つありません。
- 保障が必要なら、保険料を抑えて大きな保障が持てる掛捨て保険に入ろう。
- 貯金は10年、15年以上先に使うお金ならNISAで積立投資すれば保険で貯金するより圧倒的に増える可能性が高いです。
- NISAを始めるのが不安ならSBI証券や楽天証券などネット型証券会社で、全世界株式インデックスや米国株式S&P500インデックスファンドでとりあえず投資するのはありです。
- 保険・投資のことならリクルートが厳選した資産形成に特化したFPに相談がオススメ。
- 投資信託以外の投資も知っておくと視野が広がる!お金の教養講座で知識を身につけよう!
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