- 「お金を銀行に置いておくのは勿体無い」と、ジブラルタの一時払いドル建て終身保険を勧められた…
- お金が増えるなら良いと思ったけど、運用商品として入るのはありなのかな…
- 保険や投資の知識がないから何が正しいのか、今入るべきなのかわからない…
- 自分だと判断できないから、誰か中立的な意見を教えて!
利率が高いうちに入るべきです!銀行に貯金は勿体無い!
近いうちに利率が下がっていく可能性が高いですよ!
このように、保険営業からジブラルタの一時払いドル建て保険「積立利率更改型一時払終身保険(23)」をオススメされる機会が多くなっています。
でも、ドル建て保険は金融庁から【特別注意喚起】が出されるほど苦情・トラブルが多い保険なので、なんとなく良さそうというだけで入ってしまうのは危険です。
このブログまで辿り着いた読者さんには、保険で後悔をして欲しくありません。
そこでこの記事では、業歴13年現役FPとして2,000世帯以上の相談を受けてきた筆者が、ジブラルタの一時払いドル建て終身保険に入るべきなのかを個人ブログでしか言えない事実を含め、完全中立にぶっちゃけます。
最後まで読めば、この保険に入るべきかどうかがわかります。
相続税対策なら入るのはあり!運用目的ならNISAで資産運用しよう!
相続税対策なら入るのはありですが、資産運用としてならお金と時間が勿体無いです。
相続税対策は適正範囲内で備えて、資産運用ならNISAの方が資産が増える可能性が高い!
保障が必要なら「掛捨ては嫌!」と考えている人でも、最低限の期間設定で掛捨て保険に入れば、NISAの運用益で掛捨て保険料を相殺できる可能性が高いので、総合的に考えて合理的な備えができてオススメです。
ドル建て保険、NISAを含めたお金の悩みを解決したい…
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一時払いドル建て終身保険とは
正式商品名は「積立利率更改型一時払終身保険(23)」で、2023年10月頃に新発売された新しいドル建て保険です。
主に相続税対策や資産運用を目的とした内容になっています。
デメリット
- 【デメリット①】解約控除がある
- 【デメリット②】途中解約は市場価格調整がある
- 【デメリット③】保険関係費(手数料)が掛かり、実質的な掛捨て保険料を払うことになる
- 【デメリット④】元本割れする可能性がある
- 【デメリット⑤】保障が薄い
- 【デメリット⑥】資産寿命を伸ばす『定率取崩し』・『定額取崩し』がしずらい
【デメリット①】解約控除がある
契約10年以内で解約・減額すると経過年数に応じた解約控除率が積立金から差し引かれてしまいます。
契約年数 | 解約控除率 (米ドル・豪ドル) |
---|---|
1年未満 | 7% |
2年未満 | 6.3% |
3年未満 | 5.6% |
4年未満 | 4.9% |
5年未満 | 4.2% |
6年未満 | 3.5% |
7年未満 | 2.8% |
8年未満 | 2.1% |
9年未満 | 1.4% |
10年未満 | 0.7% |
10年以上 | なし |
契約10年以上すれば解約控除はなくなります。
【デメリット②】途中解約は市場価格調整がある
積立利率変更時に解約しない限り、市場価格調整が掛かります。
契約時の積立利率と、解約時の市場金利を比較し解約返戻金を調整する制度です。
解約時の債券価格が契約時の積立利率より高い → 解約返戻金が減少する
解約時の債券価格が契約時の積立利率より低い → 解約返戻金が増加する
契約20年後の利率更新時に解約すれば市場価格調整は掛かりません。
【デメリット③】保険関係費(手数料)が掛かり、実質的な掛捨て保険料を払うことになる
ジブラルタのドル建て一時払い終身保険は「保険関係費(手数料」が保険料から差し引かれてしまい、積立金に反映することはないので、手数料分は実質的なかけすて保険料です。
手数料としていくらの掛捨て保険料を払うことになるのかは資産運用目的なら非常に大事なポイントですが、一部開示されていません。
保険関係費項目 | 運用通貨 | 積立利率適用期間 | |
---|---|---|---|
1年超 | 1年 | ||
・災害死亡保障費率 ・新契約費率 ・維持費率 | ・米ドル ・豪ドル | 1.3% | 開示なし (一律記載不可能) |
積立金定期引出特約 を付加した場合の追加費用 | ・米ドル ・豪ドル | 0.10% |
保険料1,000万円払った場合、保険関係費が1.3%と考える13万円の手数料が掛かるイメージです。
【デメリット④】元本割れする可能性がある
ドル建て保険なので為替リスクが伴い、死亡時・解約時の為替相場によって受け取れる金額は変動します。
もし大きく円高に触れた時に死亡・解約をすると、契約時の一時払い保険料を下回り、損する可能性があります。
将来の為替はどうなるか誰にも予測できません。
過去27年間の変動幅は75円〜150円と大きく変動しています。
【デメリット⑤】保障が薄い
保障重視の基本タイプを選んでも、保障が年々増加していく「逓増型」です。
最初から払込保険料以上の保障は持てないので、保険なのに保障が薄いと言えます。
【デメリット⑥】資産寿命を伸ばす『定率取崩し』・『定額取崩し』がしずらい
投資においてお金を使うときの出口戦略は超重要です。
運用資産を全額一気に受取ってすぐ使わないといけないケースは少なく、それなら『定率取崩し』か『定額取崩し』をすることで、資産寿命を延ばすことが出来ます。
- 【定率取崩し】:定期的に資産残高の○%を取崩して使い、残りは運用継続させておく
- 【定額取崩し】:定期的に資産残高から定額○円を取崩して使い、残りは運用継続させておく
資産残高を一定の比率や金額で少しずつ取り崩していくので、取り崩しきれていない部分は運用継続しておくので複利効果を最大限活かつつ貯めたお金を使うことが出来ます。
ジブラルタの積立利率更改型一時払終身保険は、
- 解約返戻金を希望額ピッタリ引出しできない
- 利率更新時期で解約しないと常に市場価格調整が掛かる
- 減額に限界がある
以上の理由から、NISAなど保険以外の金融商品と比べて『定率取崩し』・『定額引出し』がし難く、資産寿命が短くなります。
資産運用したお金の使い方次第であなたの人生は大きく変わります。
あなたが積立投資をする理由はなんですか?
ほとんどの人が「自分の死後の為」ではなく、「生きている時に周りに迷惑を掛けたくない!お金の不安を解消したいから!」と言います。
それなら運用したお金の取崩し方次第で、お金の不安・心配をより解消することができる投資信託・NISAでの運用がオススメです。
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積立利率と実質利回りにどれくらい乖離があるのか検証
各社一時払いドル建て終身保険の実質利回りは積立利率より低くなるケースが多いのです。
でも、ジブラルタはドルベースで考えた場合の実質利回りと積立利率の乖離はありませんでした。
- 商品名:積立利率更改型一時払終身保険
- タイプ:基本タイプ
- 年齢 : 50歳
- 性別 : 男性
- 通貨:米ドル
- 保険料 :500万円 → 34,359米ドル(為替145.52円で計算)
- 積立利率:3.63%(2024年1月1日〜15日の適用利率)
※一時所得税は計算に含みません※
経過年数 | 保険料 | 年2.63%:実質利回り (基準利率−1%) | 【基準利率】 年3.63%:実質利回り (契約時の基準利率と同じ) | 年4.63%:実質利回り (基準利率+1%) |
---|---|---|---|---|
10年目 (60歳) | 35,359米ドル | 45,153米ドル:年2.76% | 48,706米ドル:年3.55% | 52,579米ドル:年4.34% |
15年目 (65歳) | 56,265米ドル:年3.34% | 58,435米ドル:年3.60% | 60,711米ドル:年3.86% | |
20年目 (70歳) ※市場価格調整なし※ | ー | 70,106米ドル:3.63% | ー |
ドルベースで考えれば積立利率と実質利回りは一緒という結果でした。
でも、日本円で解約返戻金を受け取るなら為替次第で実質利回りは変わります。
20年後の返戻率が高いのかを比較検証
- 商品名:積立利率更改型一時払終身保険
- タイプ:基本タイプ
- 年齢 : 50歳
- 性別 : 男性
- 通貨:米ドル
- 保険料 :500万円 → 34,359米ドル(為替145.52円で計算)
- 積立利率:2024年1月1日〜15日の適用利率
※一時所得税は計算に含みません※
死亡保障 | 保険料 | 積立利率 | 20年後の 解約返戻金 (返戻率) | 実質利回り | |
---|---|---|---|---|---|
ジブラルタ | 34,359米ドル →20年後70,106米ドル | 34,359米ドル | 年3.36% | 70,106米ドル (204%)) | 年3.63% |
メットライフ ビーウィズユープラス2 (健康告知あり) | 91,500米ドル | 年4.58% | 68,150米ドル (198.3%) | 年3.48% |
運用目的で考える場合、積立利率が高いメットライフよりもジブラルタの方が実質利回りが高い。
何故なら、ジブラルタの方が保障が低いから「保険関係費(手数料)」が安くなり運用効率が高まっているからです。
でも、20年後の運用成果に大きな差がないなら保障が最初から大きいメットライフの方が客観的にみてオススメです。
NISAと比べてどっちが良い?
20年以上運用するならNISAの方が最終的に増える可能性が高く、運用益も非課税なのでオススメです。
利率更新型一時払終身保険 | NISA | |
---|---|---|
保障 | あり | なし |
運用益への課税 | あり | なし |
手数料 | 保険関係費 | 運用手数料 |
運用限度額 | 一時払い保険料1億円まで | 年間360万円まで (生涯1,800万円まで) |
NISAは年間投資限度額が360万円までと制限があるので、大きな資金運用をしたいなら数年に分けて投資するなど工夫が必要になってしまいます。
それでも、運用益が非課税なのは非常に魅力的なのでNISAを優先的に使いましょう。
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NISAで大人気【eMAXIS Slim米国株式( S&P500)】で運用した場合と比較
米国を代表する指数であるS&P500指数は、過去20年間の平均利回りが7.5%、直近10年間の平均利回り14.7%と資産増加を期待できる投資先です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)はアメリカの主要500銘柄の株価指数に連動する投資信託であり、アメリカ株式市場の動向を反映する。
S&P500指数の過去平均利回りは7.5%(2023年10月時点の直近30年間の平均利回り9.8%)で、同様のリターンを期待できます。
手数料が安く、投資しやすいファンドで、楽天証券やSBI証券の積立設定件数で一番人気。
NISAで非課税投資もできます。
もし、500万円をeMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資して、利回り7.5%で20年間運用した場合、
- 【S&P500で資産運用した場合】
- 【利率更新型一時払終身保険で資産運用した場合】
という結果になります。
あくまで平均利回り7.5%というのは過去の実績で、将来を約束するものではありませんが、ジブラルタの一時払いドル建て終身保険で資産運用するより、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)に投資した方が最終的なパフォーマンスが高くなる可能性が高いです。
米国株への投資は米ドル資産を持つことになり資産分散効果もあります。
NISAのファンドで困っているなら王道のeMAXIS Slim米国株式(S&P500)でまずは投資してみましょう。
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現役FPのここだけのぶっちゃけ話!
- 【ぶっちゃけ①】保障がないけどNISAの方が合理的
- 【ぶっちゃけ②】金融リテラシーが低い人をターゲットにした販売手数料稼ぎの保険
【ぶっちゃけ①】保障がないけどNISAの方が合理的
長期運用するほどNISAの方が良い運用成果を期待できて、運用益は非課税なのでNISAを使わないのは勿体無いです。
そもそも払込保険料以上の保障が最初からないなら、保険で資産運用をする必要がありません。
【ぶっちゃけ②】金融リテラシーが低い人をターゲットにした販売手数料稼ぎの保険
相続税対策なら他保険会社で最初から保障がある一時払いドル建て終身保険の方が良いし、運用ならNISAの方が合理的なので入るメリットがありません。
本来、保険は「万が一の経済損失に備えるもの」であり資産運用するための金融商品は、視野を広げれば保険に限らずたくさんあります。
では、ジブラルタの一時払いドル建て終身保険はなぜ存在しているのか…
客観的にみて、金融リテラシーが低い人をターゲットにした保険会社や保険営業が儲けるための保険としか言いようがないです。
積立利率後悔型一時払終身保険(23)の特徴・ポイント
【ポイント】 | |
---|---|
契約年齢 | 90歳まで |
運用通貨 | 米ドル・豪ドルから選択 |
積立利率適用期間 | 米ドル:20年(年齢により異なる) 豪ドル:10年(年齢により異なる) |
新規契約用の積立利率 | 毎月1日・16日に変更 |
契約タイプ | 基本タイプ:将来に向けて資産を増やしたい 定期引出タイプ:運用利益を毎年受け取りたい |
最低保険料 | 基本タイプ:200万円 定期引出タイプ:500万円 |
健康告知 | なし |
メリット
- 【メリット①】定期引出タイプの利率適用期間が20年
- 【メリット②】資産分散効果がある
- 【メリット③】介護保障がある
- 【メリット④】健康状態関係なく入れる
- 【メリット⑤】相続税対策になる
【メリット①】定期引出タイプの利率適用期間が20年
定期引出タイプの利率適用期間が20年もある一時払いドル建て終身保険はかなり珍しいです。
利率適用期間 | |
---|---|
ジブラルタ | 20年 |
メットライフ サニーガーデンEX | 10年 |
第一フロンティア プレミアレシーブ | 10年 |
T&Dフィナンシャル 生涯プレミアムワールド | 10年 |
利率適用期間が長いのはメリットだが、市場価格調整なしで解約できるのも20年後になってしまう。
【メリット②】資産分散効果がある
払込保険料は指定通貨に両替されるので、資産分散効果が期待できるます。
日本円しか持っていない人にとってはメリット!
【メリット③】介護保障がある
契約1年以上経過し、所定の要介護状態に該当すると介護年金を受け取ることができます。
- 契約日から1年経過後であること
- 40歳以上であること
- 公的介護保険制度の要介護2以上の状態、もしくはジブラルタ所定の介護状態が180日以上継続していることが医師によって診断確定されること
- 介護年金の請求書類がジブラルタ生命に到着していること
40歳未満は公的介護認定を受けることができないから、
ジブラルタ所定の介護状態に該当しないといけない。
【メリット④】健康状態関係なく入れる
払込保険料以上の保障が最初からあるわけではないので、健康状態に関係なく入ることができます。
健康状態を理由に保険を諦めていた人にとってはメリットと言えるでしょう。
【メリット⑤】相続税対策になる
法定相続人が死亡保険金を受け取る場合、「相続税非課税枠」を基礎控除に加えて使えるので相続税対策に有効です。
- 死亡保険金を法定相続人が受け取る場合
-
相続税の基礎控除として、
3,000万円 + (600万円×法定相続人の数)= 非課税限度額
に加えて使うことが出来ます。
銀行預金を保険に変えれば銀行の相続財産が減って、保険の相続税控除が使える。
入るのをやめたほうがいい人
- NISAやiDeCoを始められる、始めたいと思っている
- NISA・iDeCoをやっているけど限度額まで使っていない
- 無駄な保険料(掛捨て)を払うのは嫌だ
- 資産運用のために入ろうと考えている
- 同じ金額・時間を費やすなら効率よく増えてほしい
- 将来のお金の不安を解消したい
- 定率引出し、定額引出しなど資産寿命を延ばしやすい資産運用をしたい
このように思うなら、入るのをやめましょう。
運用目的で入る保険なので、それならNISAや保険以外で資産運用した方が期待リターンは高いですし合理的です。
保険以外で資産運用したいと思うけど、自分で始められる自信がない…
NISAを始めたいけど、できれば誰かにサポートしてほしい…
それなら、保険・投資で失敗したくないなら知識豊富なFPが担当してくれ、NISAなど保険以外もまとめて相談できる【マネプロ】で無料相談がオススメです。
無料相談はリスクゼロ、無理な勧誘は一切ないので気軽に利用しましょう。
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入るのを検討してもいい人
- NISA・iDeCoを始められないし、120%今度も絶対にやらない
- 銀行より有利ならなんでもいい
- 相続税対策として相続非課税枠限度内で入りたい
このように思うなら、一時払いドル建て終身保険に入っても問題ありません。
でも、相続税対策なら他保険会社の方が有利に備えることができる可能性が高いので、入るなら最低3社は比較してから入りましょう。
運用目的なら他社と比べてジブラルタの一時払いドル建て終身保険は実質利回りが高いです。
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入る前の注意点
- 【注意点①】保険料の払い過ぎに要注意!無理ない設定で入るべき!
- 【注意点②】死亡保障がいらないなら、入る必要がない
- 【注意点③】課税されることも考えておく
【注意点①】保険料の払い過ぎに要注意!無理ない設定で入るべき!
この保険に入るなら相続税対策として相続非課税枠程度の保障で入るのがオススメです。
余剰資金があるならNISAなど保険以外で運用しましょう。
- 死亡保険金を法定相続人が受け取る場合
-
相続税の基礎控除として、
3,000万円 + (600万円×法定相続人の数)= 非課税限度額
に加えて使うことが出来ます。
払込保険料に比例して将来の死亡保険金も大きくなるが、必要以上の保障を持つ必要はない。
それなら生きている時に困らないようお金が使えるように、保険以外で資産運用をしよう。
【注意点②】死亡保障がいらないなら、入る必要がない
保障がいらない人なら、どんな保険でも入る必要がありません。
手軽に資産運用ができるも良いところですが、ネット上の口コミの通り、資産運用目的なら保険以外で投資することをお勧めします。
どんな投資方法があるかわからないなら、お金の教養講座で完全中立なお金のプロに投資基礎を教えてもらいましょう。
保障が必要ないのに保険に入ると、保障料として掛捨て保険料を払うことになり勿体無いです。
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【注意点③】課税されることも考えておく
死亡保険金・解約返戻金ともに課税される可能性があります。
課税種別は契約者・被保険者・受取人の設定によって異なるので要注意です。
- 契約者・被保険者・受取人の設定による課税種別
- スクロールできます
設定内容 税金種類 契約例 契約者 被保険者 受取人 ①契約者・被保険者が同一 相続税 本人 本人 配偶者 ②契約者と受取人が同一 一時所得税 本人 配偶者 本人 ③契約者・被保険者・受取人
がそれぞれ異なる贈与税 本人 配偶者 子
解約返戻金は増えた金額により確定申告が必要になります。
保険会社は解約返戻金支払いと共に所管税務署に支払い調書を送付しますので、確定申告が面倒だからといって隠し通すことは出来ないので忘れずに申告しましょう。
もし、いくら増えても確定申告をしなくて良い方がいいならNISAで運用すれば問題ないです。
解約返戻金を受け取るなら「一時所得税」か「贈与税」のどちらになるが、贈与税の税率は高いので注意しましょう。
FPの意見:保険と投資は分けるべき!運用目的なら保険以外で考えよう!
この保険に入るか迷っている人は
- 銀行にお金を置いておくのは長期的にみて勿体無いと感じている
- それなら増える可能性があるところにお金を置いておきたい
- 将来のために今のうちに少しでも運用してお金を増やしたい
- お金が増えて困ることはない
このように感じているケースが多く、資産運用として一時払いドル建て保険を考えている人が多いです。
でも、保障がいらないのに保険で資産運用することは無駄な手数料を払うことになり運用効率が悪くなるだけなので合理的ではありません。
また、ジブラルタの一時払いドル建て終身保険を「20年後に解約予定」や「20年以上先に解約予定」なら、NISAでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)などの優良ファンドで運用した方が、リスクはあっても最終的にドル建て保険より増える可能性が高いです。
もしあなたが保険以外の資産運用の知識に自信がないなら、保険・投資で失敗したくないなら知識豊富なFPが担当してくれ、NISAなど保険以外もまとめて相談できる【マネプロ】で無料相談がオススメです。
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デメリットを理解した上で一時払いドル建て終身保険に入りたい
- 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
- 一時払いドル建て終身保険の提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
- お金が増えると良い話すぎて不信感を感じて自分で調べようと思った
このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。
ジブラルタの一時払いドル建て終身保険は市場価格調整や為替リスクなど分かりづらい複雑な仕組みなので、メリット・デメリットや自分に適不適かしっかり理解した上で入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。
読者の方には、そうなって欲しくありません。
- 担当の保険営業の案内に疑問をもった
- ジブラルタ以外の一時払いドル建て保険の提案を受けていない
- NISAや個人向け米国債・社債などと詳しく比較してから決めたい
このように思うなら、東証グロース市場上場企業のブロードマインド(株)が運営する保険・投資信託・住宅ローンなど幅広い金融商品を加入までまとめて相談できる【マネプロ】でセカンドオピニオンを含めて相談することをオススメします。
知識豊富なFPが担当してくれるマネプロは特定の金融機関に属さない、資産形成に精通したFPに相談できるので、最適な貯金方法は何か、変額保険・NISA・iDeCoなど保険以外の金融商品との違いを詳しく比較しなら、あなたに最適な保険と貯金方法が見つけられる。
FPへの相談はあらゆるお金の悩みを相談可能で、保険だけじゃなく投資信託や住宅ローンなども加入までまとめて相談できます。
スマホやタブレットから全国どこでもオンライン相談ができて、押し売りは一切なしとホームページで公言しており、ノーリスクで相談できるので安心です。
FPはお金の専門家ですから金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、避けては通れないお金の悩みをなんでも相談できるのがメリットです。
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NISAなど保険以外で投資をしたい人へ
保険以外で投資した方が良いと分かっていても実際のところ、
- 『投資というだけで難しそう…』
- 『何から始めたらいいのかわからない…』
- 『投資はやりたいけど出来るだけ損したくないな…』
このように思われる方も多いと思います。
私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ銀行貯金するだけでした。
ですが単純に貯金してもお金はふえません。
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まとめ
- ドル建て保険で運用したいなら入るのはあり!でも、運用ならNISAなど保険以外がオススメ!
- 相続税対策なら他社の方が良い可能性があるので必ず3社以上比較してから入ろう!
- 資産運用目的の保険なので、それならNISAなど保険以外で運用する方が合理的!
- 今後、保険以外の投資は絶対にしないという人なら、実質利回りが高いジブラルタの一時払いドル建て終身保険に入るのはありでしょう。
- 投資をする人・しない人の金融格差はどんどん広がっていく時代と言われており、投資をしないのも逆にリスクです。
- 保険以外の運用方法と比較してもらってない…
- 保険・投資で失敗したくないなら知識豊富なFPが担当してくれ、NISAなど保険以外もまとめて相談できる【マネプロ】で無料相談がオススメです。
- 金融知識をつけたい、自分で判断できるようになりたい…
- そう思うなら、お金の教養講座で人生に欠かせない金融知識を身につけよう!
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