【ひどい】ソニー生命「米ドル建一時払終身保険」をFPが評価!デメリットを徹底解説!

  • 「すぐに使う予定のないお金を、銀行に置いておくのはもったいない」と、ソニー生命「米ドル建一時払終身保険」を勧められた…
  • お金が増えて、保障もあるなら良いと思うけど、デメリットや落とし穴はないのかな…
  • 投資初心者なら、NISAより保険のほうが安心と言われたけど、なにがどう違うのかもわからない。
  • あとで後悔や損をしたくない!米ドル建一時払終身の客観的情報を教えて!

「15年後に死亡保障が倍になる」「契約時の利率は生涯固定!銀行よりお金が増える」など、ソニー生命「米ドル建一時払終身保険」を提案されるケースが多いです。

保険以外で運用するよりリスクが低く、お金を増やせると言われたら魅力的に感じてしまいますよね。

実は、米ドル建一時払終身保険だから損しにくい・安心ということはなく、客観的にみて入る価値がほとんどない保険であることを、保険を売ることが目的の保険営業・企業サイトは教えてくれません。

そこでこの記事では、業歴14年現役FPとして2,000世帯以上の保険・運用など「お金の悩み」を解決してきた筆者が、ソニー生命「米ドル建一時払終身保険」の客観的情報を教えます。

最後まで読めば、この保険に入る価値があるかが分かり、あなたの大切なお金・時間をムダにしないで済みます。

この記事でわかること
  • 保障面・運用面どちらを客観的にみても、米ドル建一時払終身保険に入る価値はほとんどない!
  • 保険で資産運用をしたい → 付ける必要のない重りをつけて、マラソンを走るようなもの。やめたほうがいいい。
  • 同じお金・時間をかけるならNISAで同じような米国債投資、株式投資したほうが確実にお金は増える
  • あなたの大切な時間・労力を掛けて稼いだ大切なお金を、保険で無駄にしないで下さい
  • 保険以外の金融知識豊富なFPなら、保険は資産運用に向いてないので勧めない。
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目次

米ドル建一時払終身保険の基本情報

  • 【要注意】米ドル建一時払終身保険は、保険の皮を被った投資商品
  • 15年かけて徐々に保障が増加していく
  • 取扱範囲の概要

【要注意】米ドル建一時払終身保険は、保険の皮を被った投資商品

保険営業

投資初心者こそ、保険のほうが安心です!

保険営業

保険なので、NISA・iDeCoよりリスクが低いです!

このような案内は間違っているので、騙されないよう注意してください。

ソニー生命の米ドル建一時払終身保険は「米国債で運用する投資商品」で、個人で米国債へ投資するのと基本的なリスクはほとんど一緒です。

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概要米ドル建一時払
終身保険
個人で外国債へ投資
信用リスク発行体の経営悪化・倒産により元本や利息支払いが滞る可能性ありあり
為替リスク為替により積立金が変動ありあり
金利変動リスク債券の金利により積立金が変動(途中売却時)なしあり
流動性リスク事件、事故、天災などの影響で取引が不可能になる可能性ありあり
早期解約リスク早期解約ペナルティーの有無ありなし

米ドル建一時払終身保険に入る = 保険会社があなたの代わりに米国債へ投資する

保険だから安心、元本割れしにくい、リスクが低いということはありません。損してもすべて自己責任なら、より合理的な資産運用をしたほうが良いです。

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15年かけて徐々に保障が増加していく

米ドル建一時払終身保険は保障が徐々に増えていく「第一保険期間」と、保障が一定になる「第二保険期間」で構成されています。

ソニー生命「米ドル建一時払終身保険」パンフレットより出典

この保険は、契約する時期によって予定利率が変わります。もし入るなら少しでも予定利率が高く、円高のときが理想です。

「第一保険期間」の保障増加率、「第二保険期間」の保障額は、すべて契約時の利率で決まる

取扱範囲の概要

ソニー生命のドル建一時払終身保険の取扱概要をみると、契約後の利率変動や市場価格調整がなく、シンプルな仕組みであることがわかります。

契約年齢50〜90歳
運用通貨米ドル
最低保険金額10,000米ドル〜
保険期間終身
契約後の
積立利率の変動
なし
元本保証(日本円)なし
市場価格調整なし
保険料の増額不可
保障の減額可能
健康状態の告知なし
ソニー生命「米ドル建一時払終身保険」パンフレットより出典

告知なしで入れるから、契約してからすぐ払込保険料以上の保障がない。

ちなみに、米ドル建一時払終身保険に入ることを決めているなら、同等内容でもっと早く払込保険料以上の保障が開始できる保険があるので、他社比較をしっかりしてから入ることをオススメします。

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デメリット

  • 【デメリット①】保険なのに保障が薄い
  • 【デメリット②】契約時手数料7%!?保険特有の手数料が掛かる
  • 【デメリット③】資産運用に不向き!利回りが低い
  • 【デメリット④】元本割れリスクがあり、損する可能性がある
  • 【デメリット⑤】保険会社が倒産したら契約内容が変わる可能性がある

【デメリット①】保険なのに保障が薄い

米ドル建一時払終身保険は、他の保険と比べて保障が薄いです。

健康状態が悪くても入れますが、契約してすぐ大きな死亡保険金を払って保険会社が損しないように、15年以内の保障を抑制しています。

払込保険料以上の保障が、契約してすぐ開始されるドル建一時払終身保険と比べると、保障が薄いと言わざるを得ない。

保障が必要な人ほど、保障が薄い保険にあえて入る意味がないです。

【デメリット②】契約時手数料7%!?保険特有の手数料が掛かる

ソニー生命の米ドル建一時払終身保険は、契約時手数料が他社より高く、保険特有の「保険関係費(手数料)」など、保険料からさまざまな手数料が引かれてしまいます。

他社なら、契約時手数料が掛からないドル建一時払終身保険もある

スクロールできます
商品名手数料率
契約時手数料①一時払保険料 × 最大7%
契約時手数料②基本保険金額10米ドルにつき0.04米ドル
保険関係費手数料率の開示なく不明
為替手数料0.01円/1ドル
(往復0.02円)
ソニー生命「米ドル建一時払終身保険」パンフレットより出典

投資において、手数料率は運用成果に直結するとても大切な情報!
保険料1,000万円だった場合、契約時手数料だけで70万円も引かれる可能性があるのは痛い。

保険を通さず、個人で米国債へ投資すれば、契約時手数料・保険関係費なしで運用できるので有利です。

ポイント

手数料が安いほうが投資家に有利!

【デメリット③】資産運用に不向き!利回りが低い

米ドル建一時払終身保険は保険料から多くの手数料が引かれてしまうので、たとえ予定利率が高くても、予定利率より利回りが1%以上も低くなってしまいます。

15年後の
死亡保険金
15年後の
解約返戻金
利回り
50歳215,560米ドル134,603米ドル年2%
60歳175,354米ドル131,928米ドル年1.86%
70歳148,705米ドル128,548米ドル年1.68%
80歳131,339米ドル123,431米ドル年1.41%
※男性、保険料:10万米ドル、予定利率3%だった場合(米ドル建一時払終身保険パンフレットより一部抜粋)

日本円で受け取る場合、円高ならもっと利回りが低く、円安ならもっと利回りが高くなる。

この保険にこだわりがないなら、個人で米債券へ投資するか、他社でもっと利回りがよく、保障が手厚くなるドル建一時払終身保険を探しましょう。

【デメリット④】元本割れリスクがある

この保険に「日本円」での元本保証はありません。

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解約のタイミング元本割れリスク
途中解約・減額為替次第であり
死亡時為替次第であり
ソニー生命「米ドル建一時払終身保険」パンフレットより出典

たとえドルベースの死亡保険金・解約返戻金が保証されていても、日本円で受けとるならその時の為替次第で払込保険料以上になるか、元本割れを起こすかが決まります。

(例)33,333ドル(500万÷為替150円)を積立利率4%で10年運用したイメージ
・10年後:49,333ドル 
→為替101.35円以上なら元本割れなしだが、暴落で為替80円の円高だった場合、
・10年後の運用成果:394万(49,333ドル×為替80円)

よく「保険のほうがリスクが低い」と言われるケースは多いですが、個人で外国債へ投資するより、保険のほうが元本割れリスクが低いということはありません。

【デメリット⑤】保険会社が倒産したら契約内容が変わる可能性がある

もしソニー生命が倒産したら、契約は存続できても契約内容が大きく変わる可能性があります。

生命保険契約者保護機構は『高利率契約』を引き継ぐ場合、利率の引き下げをする。

生命保険契約者保護機構HP イメージ図より出典

2024年12月時点では生命保険契約者保護機構HP上で、予定利率3%以上を『高利率契約』と位置付けています。

保険会社が倒産しても、過去の千代田生命倒産時のように全ての保険を引継げるかどうかわからない。

ちなみに証券会社で米国債に投資すれば、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでません。

なぜなら運用資産を分別管理(証券会社の資産と顧客の運用資産を分けて管理)しており、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでない仕組みになっているからです。

ポイント

証券会社が倒産したら、違う証券会社が運用資産の管理を引き継ぐ。

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メリット

  • 【メリット①】生命保険の相続税非課税枠が使える
  • 【メリット②】通貨・資産分散効果が期待できる
  • 【メリット③】円高対策!保険金を最長10年まで据置できる
  • 【メリット④】生命保険料控除が使える(契約年のみ)
  • 【メリット⑤】保険金クイックサービスで、10万ドルまで即日払い可能
  • 【メリット⑥】告知なし!健康状態が悪くても入れる

【メリット①】生命保険の相続税非課税枠が使える

死亡保険金は、「生命保険の相続税非課税枠」が使えるので、相続税対策に有効です。

生命保険の相続税非課税枠

相続税非課税枠 = 500万円 × 法定相続人の数
(例)500万円 × 3人(妻・子2人)= 1,500万円

しかし、相続税には「基礎控除」と「配偶者控除」があります。

基礎控除などで相続財産が納まるなら、わざわざ保険で相続税対策をする必要はありません。

もし相続税対策のために入るなら、保障が薄い保険より、保険料以上の保障がすぐ開始される保険を選んだほうが合理的です。

ポイント

生命保険の相続税非課税枠は、「基礎控除」と「配偶者控除」に加えて使える!

【メリット②】通貨・資産分散効果が期待できる

米ドル建一時払終身に入るということは、米ドル・米国債を持つことと同じです。

資産を日本円しか持っておらず、投資を全くしていない人にとって、通貨・資産分散効果が期待できます。

ポイント

とドル両方持っていれば、為替の値動きがあってもシーソーのようにバランスを取ってくれるので、資産バランスが良くなる。

【メリット③】円高対策!保険金を最長10年まで据置できる

死亡保険金は最長10年経つまで、保険会社に据置しておくことができます。

例えば、死亡保険金を受けとるときが円高だったら、無理に受け取らず一旦据置し、為替の動向をみて受け取るタイミングを選ぶことができます。

据置した保険金は、10年以内でいつでも受け取れる。

しかし、為替次第で死亡保険金を据置できるのはメリットですが、保険金を据置してもいいなら、そもそもその保険金がないと、今本当に困る状況のかを整理したほうが良いです。

【メリット④】生命保険料控除が使える(契約年のみ)

契約初年度だけ生命保険料控除が受けられ、所得税を最大4万、住民税を最大2.8万控除できます。

【よくある勘違い】控除額がそのまま還ってくる訳ではありません!

保険料を払うことで所得税・住民税の節税効果があるのは嬉しいことです。しかし、大きな節税効果があるとはお世辞にも言えません。

ポイント

既に生命保険料控除を満額使ってるなら意味がない!

【メリット⑤】保険金クイックサービスで、10万ドルまで即日払い可能

保険金クイックサービスを使えば、死亡保険金を10万米ドルまで即日払いできます。

葬儀費用や当面の生活費など、緊急でお金が必要なときに助かるサービスです。

保険金クイックサービスを使うには、受取人が複数でないことなど所定の条件があるので、保険会社・担当者に確認しよう。

【メリット⑥】告知なし!健康状態が悪くても入れる

職業告知しかなく、契約時の健康状態は一切問われません。

がんになってしまった人でも、糖尿病の人でも検討できる。

しかし、払込保険料以上の保障がすぐ開始される訳ではないので、保障目的で入るには不向きな保険です。

資産運用が目的なら、米ドル建一時払終身保険よりNISAのほうが適している

米ドル建一時払終身保険で使う予定のお金・時間を、NISAで運用したほうが期待リターンが高く、資産運用として合理的です。

そもそも保険は万が一の保障に備えるために入るもので、資産運用のために入るものではない。保障が薄い米ドル建一時払終身保険に、あえて入る意味がない。

「餅は餅屋」という言葉のように、資産運用はNISAなど保険以外で考えたほうが確実に有利です。

米ドル建一時払終身保険と同等の運用は、個人で債券投資すれば誰でもできます。米ドル・米国債で運用したいなら、NISAを通して運用益非課税で投資することも可能です。

資産運用で後悔・損したくないなら、保険にこだわらず視野を広げて探すことをオススメします。

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NISAで大人気『eMAXIS Slim全世界株式( オールカントリー)』と比較

SBI証券のNISA積立設定ランキング第1位『eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)』で、200万円を10年、15年と運用したときの機体リターンを検証します。

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は投資信託の王道ファンド

名前が表すように、このたった1つの投資信託を購入するだけで全世界の株式に分散投資できます。 投資対象は日本を含む先進国と新興国の47か国です。

通称『オルカン(オールカントリーの略)』と呼ばれ、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」でも圧倒的な支持を受けて1位を獲得しています。

過去3年間の年率リターン20.4%(2023年4月末日時点のデータ)であり、でき過ぎな結果ではありますが、この間200万円を運用していたらたった3年間で384万円になっています。

JPモルガン・アセット・マネジメントが2022年に公表した「今後10~15年の世界株式と先進国債券の期待リターン」より、全世界株式の期待リターンは年率8.5%とされています。

将来のリターンを保証する訳ではありません。しかし、今後10年〜15年の間には大きく評価額が下落する年もあるとしても、中長期的に見れば8.5%ほどのリターンを狙える可能性は大いにあります。

もし、200万円を利回り8.5%で運用できたら

【eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)で資産運用した場合】

元金200万円 → 10年後の評価額466万円15年後の評価額712万円

という結果になります。

決して将来を約束するものではありませんが、米ドル建一時払終身保険で運用するより、最終的なパフォーマンスが良くなる可能性が高いのは事実です

10年以上の長期投資こそ、優良投資信託で運用したほうが魅力的です。

ポイント

全世界株式への投資は47カ国の約3,000社、37カ国の通貨を持つことにもなり、米ドル建一時払終身保険以上の分散効果もあります。

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【体験談】筆者の一時払いドル建て保険の運用状況を公表!

2018年3月後半、余剰資金でメットライフ生命のドル建一時払終身保険「サニーガーデンEX(定期支払い)」に入り、2024年4月で6年1ヶ月が経ちました。

当時の筆者はNISAなど一切やっておらず、保険以外の知識が疎かったので、サニーガーデンEXに魅力を感じて契約しました。

サニーガーデンEXは資産運用として提案されるケースが多いドル建保険。
≫実体験で後悔!サニーガーデンEXについての解説記事はこちら

契約内容
  • 保険料:300万円
  • 運用通貨:米ドル
  • 為替:105.43円
  • 積立利率:2.9%
  • 定期支払い金:825.19ドル

契約してから、どんどん円安になった影響で定期支払金が増えています。

今までの定期支払金は6回で金額をぶっちゃけますと、

  • 90,284円
  • 91,034円
  • 89,417円
  • 99,567円
  • 107,621円
  • 124,545円

円安のおかげで、計60万を受けとることが出来ました。

さらに、現時点の解約返戻金は395万円となっており、解約控除や市場価格調整が入っても95万円ほどの利益を解約するだけで得られます。

定期支払金も含めてると155万円の利益、実質利回りは年7%ほどという結果でした。(税金は考慮せず)

この結果は円安による影響が大きく、現時点での評価としては満足しています。

しかし、当時「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に300万円を投資する」という選択肢があれば、

・積立金:300万 → 6年1ヶ月後:576万
・利益276万円、実質利回り11.5%

結果論ですが、より資産を増やすことが出来ていました。客観的にみて、保険は資産運用に不向きです。

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現役FPぶっちゃけ!

  • 【ぶっちゃけ①】資産運用として考えている → 保険に入る意味がない!
  • 【ぶっちゃけ②】米国債での運用なら、NISAでもできる
  • 【ぶっちゃけ③】10年以上運用できるなら、保険で資産運用は勿体無い
  • 【ぶっちゃけ④】同等条件で比較すれば、もっと好条件の保険が見つかる可能性が高い

【ぶっちゃけ①】保障が薄い → 保険に入る意味がない!

保障が薄い保険に、あえて入る必要があるでしょうか。

「餅は餅屋」という言葉のように、「保険は万が一に備えるもの」です。資産運用のために入るものではありません。

保険より優れた運用商品は数多くあり、保険にこだわる必要ない!視野を広げよう!

FPとして客観的にみて、保障が薄い保険に入る意味がなく、やめたほうがいいです。

【ぶっちゃけ②】米国債での運用なら、NISAでもできる

NISAを通して「iFree HOLD 米国国債(T-Zero2044)」に投資すれば、米ドル建一時払終身保険と同じ米国債で運用できます。

NISAで得た運用益は全額非課税(課税なし)です。

米ドル建一時払終身保険iFree HOLD 米国国債
(NISAで投資)
投資対象米国債(10年)米国債(20年)
最低投資額年齢・性別等
よって異なる
100円〜
運用益への課税一時所得税
雑所得税
非課税
契約時手数料一時払保険料 × 最大7%なし
手数料保険関係費:開示なし運用費用:年0.1705%
売買手数料なし不明

資産運用として客観的にみると、iFree HOLD 米国国債で運用したほうがユーザーメリットが高いです。

100円から投資できるので、始めるハードルが低い!

もし米ドル建一時払終身保険に興味があるなら、保険以外の運用方法まで視野を広げたほうが、確実に良い資産運用ができます。

iFree HOLD 米国国債など投資信託の相談OK!

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【ぶっちゃけ③】10年以上運用できるなら、保険で資産運用は勿体無い

長く運用できるなら、株式投資信託で運用したほうが、リスクがあっても積立金が増える可能性が高いです。

たとえば、SBI証券「NISA積立設定ランキング」で常に上位、優良投資信託と名高い『eMAXIS slim米国株式 S&P500インデックスファンド』で10年運用した場合を検証します。

S&P500インデックスファンド一つだけで、米国優良企業500社にまるっと投資できる

S&P500インデックスファンドとは、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資信託のこと。S&P500は、米国の優良企業500社(Apple、Google、Amazonなど)の株価を反映しており、経済成長とともに長期的に上昇してきた実績があります。

【特徴】
✅ 分散投資:1つのファンドで500社に分散投資できる
✅ 長期運用向き:歴史的に右肩上がり(過去のデータでは15年以上で元本割れなし)
✅ 低コスト:アクティブファンドより手数料が安い
✅ ほったらかしOK:定期的に積み立てるだけで運用可能

初心者でも始めやすく、長期的な資産形成に向いている投資商品として有名です。

投資の名著『ウォール街のランダムウォーカー』によると、過去70年(1950年から2020年)でS&P500で15年以上運用していた人は、どの15年を切り取っても元本割れがなかったという客観的データがあります。

出所:ウォール街のランダム・ウォーカー(原著第13版)

(例)1957年〜2024年末まで平均リターン「年率10.5%」で運用できた場合のイメージ
・500万円を10年間運用 → 1,357万円
・1,000万円を10年間運用 → 2,714万円

過去の実績であり、将来の運用成果を約束するものではありませんが、10年以上運用すれば元本割れする可能性が抑えられることを歴史が証明しています。

10年以上の長期運用ができるなら、S&P500インデックスファンドのような優良投資信託で運用するほうが、客観的にみてオススメです。

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【ぶっちゃけ④】同等条件で比較すれば、もっと好条件の保険が見つかる可能性が高い

ソニー生命の米ドル建一時払終身保険と同等条件で他社比較すれば、もっと条件の良い保険が見つかる可能性が高いです。

ソニー生命の保険営業に相談しても、その場で他社比較をすることができないので、客観的にみて米ドル建一時払終身保険が良いかどうか判断できない。

特に相続税対策として入るなら、解約しない前提で入る保険である可能性が高いです。

それなら少し仕組みが複雑でも、同じ保険料を払ってより大きな保険金が得られる保険を選んでも問題ありません。

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米ドル建一時払終身保険の注意点

  • 【注意点①】保険料の払い過ぎは要注意!
  • 【注意点②】目的を明確に!運用目的なら入る意味がない
  • 【注意点③】投資はすべて自己責任!損しても誰も責任をとってくれない

【注意点①】保険料の払い過ぎは要注意!

資金的な余裕があって入るとしても、過度な保険料にしないほうがいいです。

米ドル建一時払終身保険に資産の大部分を全力投球して運用するくらいなら、NISAなど他の運用商品と組み合わせて入った方がリスク分散にもなります。

保険営業は営業成績のため、インセンティブなど自身の給与を上げるために、高い保険料の保険契約を取ろうと必死にセールスしてくる。

もちろん、リスクを許容できるなら高いリターンが狙える運用商品に一点集中した方が、最も運用効果は高いのは事実です。

しかし、米ドル建一時払終身保険にその価値はありません。

【注意点②】目的を明確に!運用目的なら入る意味がない

『保険』は万が一の保障を備えるものであって、『運用』するものではありません。

お金を増やしたいなら保険以外で資産運用したほうが、運用効率がよく合理的です。

≫やめたほうがいい!貯蓄型保険で資産運用をオススメしない理由はこちら
≫ドル建て保険はやめたほうがいいと言われている理由はこちら

ポイント

『貯蓄型保険』で損している人はたくさんいます。
保険に貯蓄性を求めない方がシンプルでわかりやすいです。

【注意点③】投資はすべて自己責任!損しても誰も責任をとってくれない

保険営業

なにかあれば、いつでも私に相談してください!

保険営業

投資初心者こそ保険で運用がおすすめ。そこまで円高になることはないと思いますよ。

このように言われたとしても、将来の為替がどうなっているか誰にも予測できる人はいません。予想以上の円高で損してしまったとしても保険営業に責任はなく、すべてあなたの自己責任です。

保険業界の離職率は高く、重要なお金を受け取るときに担当者が離職しているケースは多い

どんな運用方法でも、投資するなら最低限の知識は必要です。投資知識に自信がなくどのように勉強すればいいかわからないなら、無料マネーセミナーなどを活用して基礎知識を教えてもらいましょう。

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米ドル建一時払終身保険がオススメな人

  • どうしてもソニー生命「米ドル建一時払終身保険」に入りたい人
  • 個人で投資する自信がない人
  • 面倒が嫌い!気軽に運用したい人

このような人なら、米ドル建一時払終身保険を検討するのはありでしょう。

しかし、少しだけ頑張れば誰でも個人で投資はできるし、保険以外で運用したほうが積立金が増える可能性が高いです。

運用するなら運用益非課税になるNISAがオススメ!

NISA開設〜売却まで無料サポートしてくれるFP相談窓口なら、面倒が嫌いな人や、個人で投資を始める自信がない人でもムダなく資産運用を始められます。

無理な営業も一切なく、オンラインで全国どこでも相談できるので気軽に相談しましょう。

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やめたほうがいい人

  • 保障がいらない人
  • 相続税対策のために保険に入りたい人
  • もっと早く大きな保障がスタートしてほしい人
  • ムダな手数料を払いたくない人
  • 同じお金・時間を費やすなら、もっとお金が増えてほしい人
  • 10年以上運用できる人
  • 利率変更時に解約予定だが、為替次第で運用継続もありと考えている人

このような人は、米ドル建一時払終身保険を含む「ドル建保険」はやめたほうがいいです。

そもそも保険で運用するメリットも、保障がない保険に入る意味もありません。

あなたの時間とお金は有限です!

ムダの多い保険での資産運用はやめましょう。相続税対策で入るなら、契約してすぐ保険料以上の保障が開始される保険のほうが合理的なのでオススメです。

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契約してしまったけど解約したい!対処方法を紹介!

  • 申込8日以内ならクーリングオフ
  • クーリングオフできないなら解約

申込8日以内ならクーリングオフ

クーリングオフ対象期間内なら、契約成立した後でもデメリットなく申込の取消しができます。

申込日から8日以内でクーリングオフすれば、保険料が全額返金される!
≫クーリングオフは公式サイトから可能

迷っていたり、保険以外で運用するなら一旦クーリングオフするのは有効な手段です。

クーリングオフできないなら解約

クーリングオフ対象期間を過ぎているなら、解約しかできません。

早期解約は解約控除ペナルティー、為替の影響で損する可能性がある!

しかし、たとえ一時的に損しても解約してNISAなど、保険以外で運用するなら早めに切り替えたほうが良いです。

ポイント

損した金額は勉強代と割り切ろう!

 

同じお金・時間を費やすなら、もっと期待リターンが高いほうがいい人へ

  • 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
  • 米ドル建一時払終身保険の提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
  • お金が増えると良い話すぎて、不信感を感じて自分で調べようと思った

このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。

ソニー生命の米ドル建一時払終身保険は、為替リスクなどがあり、一般的な保険商品より複雑な仕組みです。

メリットやデメリット、自分に適しているのかしっかり理解してから入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。

読者の方には、そうなって欲しくありません。

  • 担当の保険営業の案内に疑問をもった
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このように思われる方も多いと思います。

私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ銀行貯金するだけでした。

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まとめ

この記事でわかること
  • 保障・運用面どちらを取っても、米ドル建一時払終身保険に入るメリットが薄く、オススメできない。
  • 同じお金・時間をかけるならNISAで同じような米国債投資、株式投資したほうが確実にお金は増える
  • 相続税対策なら、契約後すぐ払込保険料以上の保障が持てるドル建一時払保険のほうが合理的
  • あなたの大切な時間と、労力を掛けて稼いだお金を、保険でムダにしないで下さい。
  • 保険以外の金融知識豊富なFPなら、保険は資産運用に向いてないので勧めない。
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