- 「積立利率4%超!始める人が増えてます」と、外貨建つみたて個人年金を勧められた。
- NISAも検討していたけど、投資初心者ほど保険のほうが手堅いから良いといわれた。本当かな…
- あとで後悔したくない!外貨建つみたて個人年金の客観的情報を教えて!
「利率が高い、今がチャンス」「預貯金だけではもったいない!お金の価値が目減りする」などを理由に、外貨建つみたて個人年金を勧められるケースは多いです。
投資未経験の人がドル建保険のメリットを聞くと、魅力的に感じ「少しだけやろうかな」と思ってしまいますよね。
実は外貨建つみたて個人年金は、資産形成の手段にこだわりがない人にとって、お金を増やす遠回りになってしまうことを保険販売目的の保険営業・企業サイトは教えてくれません。
そこでこの記事では、業歴14年現役FPとして2,000世帯以上の保険・資産形成など「お金の悩み」を解決してきた筆者が、第一フロンティア生命「外貨建つみたて個人年金」の客観的情報を教えます。
最後まで読めば、この保険に入る価値があるかが判り、あなたの大切なお金・時間をムダにしないで済みます。
- 外貨建て個人年金として悪い保険ではないが、資産形成として入る価値が薄い。
- 高利率の状況下で外貨建て個人年金に入るなら、「積立利率固定の個人年金」も選択肢に入れた方が良い。
- 保険は保障のために入るもの。保障がない → 保険に入る意味なくないですか?
- NISA・iDeCoのほうが長く続けやすく、税制面の優遇もあり資産形成として合理的。
- 保険・投資の悩みは
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外貨建つみたて個人年金の基本情報
- 外貨建つみたて年金は、保険の皮を被った投資信託
- 予定利率が毎月変動
- 取扱範囲
外貨建つみたて個人年金は、保険の皮を被った投資信託
外貨建つみたて個人年金の保険料の一部は、保険会社が契約者に変わって主に国債などで運用されます。

投資初心者こそ、保険のほうが安心です!



保険なので、NISA・iDeCoよりリスクが低いです!
個人で債券運用と比べたこのような案内は間違っているので、騙されないよう注意してください。
外貨建つみたて個人年金の本質は「米国債で資産形成したい人向けの投資商品」で、為替リスク、金融市場リスクなど個人で債券投資するのと基本的なリスクは一緒です。
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予定利率が毎月変動
運用通貨の債券相場(米国債・豪国債)によって、予定利率が毎月変動します。
予定利率が高いとき、低いときがあったとしても、経過月数で平均化されていきます。
<予定利率の変動イメージ>
・1ヶ月目:予定利率4%
・2ヶ月目:予定利率4.2%
・3ヶ月目:予定利率:3.9%
・4ヶ月目:予定利率:3.7%
→適用利率:3.95%(4% + 4.2% + 3.9% + 3.7% ÷ 経過月数4ヶ月)
どれだけ債券相場が悪くても、年金受取開始日までの期間によって最低保証利率もあります。
たとえ利率が高いときに入っても、長く続ければ予定利率は平均化され、契約時より下がっていく可能性もあります。
取扱範囲
外貨建つみたて個人年金は解約控除や市場価格調整がなく、シンプルで分かりやすい仕組みです。
契約年齢 | 0歳〜60歳 |
---|---|
指定通貨 | 米ドル・豪ドル |
最低保険料 | 5,000円〜※ |
払込期間 | 10年〜45年 |
元本保証 | なし |
保険料の増額 | 可能※2 |
保険料の減額・ 払込停止・払込再開 | 可能※3 |
他社ドル建て個人年金との違いは、記事内で解説してますのでご覧ください。
デメリット


- 【デメリット①】保険なのに保障がない
- 【デメリット②】保険関係費などの手数料が掛かる
- 【デメリット③】高利率契約は注意!保険会社が倒産したら契約内容が変わる可能性がある
- 【デメリット④】復活できない
- 【デメリット⑤】元本保証なく、損する可能性がある
【デメリット①】保険なのに保障がない
資産形成に特化した保険であり、保障と言えるものがありません。
保険は本来、万が一のときに備えるために入るもの。保障がないなら、保険に入る意味がないです。



保険以外のほうが、資産形成に適している!
【デメリット②】保険関係費などの手数料が掛かる
保険特有の「保険関係費」などの手数料が掛かります。
商品名 | 手数料率 |
---|---|
保険関係費 | 手数料率の開示なく不明 |
為替手数料 | 円入金:0.5円/1ドル |
円支払:0.5円/1ドル | |
年金管理手数料 | 受取年金額に対して 最大1%を毎年控除 |
NISAなど保険以外で投資すれば「保険関係費」なしで資産形成できます。それだけでかなり運用効率を高めることができる事実を、保険営業は教えてくれません。



保険関係費はブラックボックス!手数料率を開示しないのは顧客に不親切!(他社で開示している保険あり)
【デメリット③】高利率契約は注意!保険会社が倒産したら契約内容が変わる可能性がある
もし第一フロンティア生命が倒産したら、契約は存続できても契約内容が大きく変わる可能性があります。


2024年12月時点では生命保険契約者保護機構HP上で、予定利率3%以上を『高利率契約』と位置付けています。
ちなみに証券会社で米国債・豪国債に投資すれば、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでません。
なぜなら運用資産を分別管理(証券会社の資産と顧客の運用資産を分けて管理)しており、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでない仕組みになっているからです。



証券会社が倒産したら、違う証券会社が運用資産の管理を引き継ぐ。
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【デメリット④】復活できない
保険料支払いを滞納した場合、払込月の翌月初日〜翌々月末日までに振り込まず、自動払込停止もされなかったら契約が自動消滅します。
契約が消滅すると、復活できないので契約終了となってしまいます。
【デメリット⑤】元本保証なく、損する可能性がある
この保険に元本保証はありません。
保険を通して外国債券へ投資するので、他の投資性商品と同じように元本割れリスクがあります。



保険だから安心・損しにくいということはない。
メリット


- 【メリット①】保険料の増額・減額・払込停止・再開ができる
- 【メリット②】通貨分散・資産分散効果を期待できる
- 【メリット③】保険料によって返戻率アップ
- 【メリット④】積立利率が高く推移すれば、積立金が増える可能性がある
- 【メリット⑤】個人年金保険料控除が使える
- 【メリット⑥】健康状態関係なく入れる
【メリット①】保険料の減額・増額・払込停止・再開ができる
保険料の調整がしやすく、契約後に経済状況の変化があっても、自分のペースで長く続けやすい仕組みです。
・減額:保険料を下げる
・増額:減額後、契約時保険料を上限に保険料を上げる
・払込停止:保険料の払込を停止。契約だけ続ける(契約10未満は不可)
:払込再開:払込停止後、保険料の払込を再開させる
保険料を減額 → 増額できる個人年金保険は珍しく、外貨建つみたて年金保険の特徴です。
【メリット②】通貨・資産分散効果を期待できる
外貨建つみたて個人年金に入るということは、外貨・外国債を持つことと同じです。
資産を日本円しか持っておらず、投資を全くしていない人にとって、通貨分散効果があります。



保険以外で投資したほうが、通貨・資産分散効果は高くできる。
【メリット③】保険料によって返戻率アップ
外貨建つみたて個人年金は保険料2万以上にすると、少しだけ返戻率がアップします。
しかし、返戻率が劇的によくなるわけではないので、無理に2万円以上にしなくて大丈夫です。



パンフレット記載の返戻率の差は、20年で0.4%しか変わらない。
【メリット④】積立利率が高く推移すれば、積立金が増える可能性がある
債券相場が高い状況が続けば、予定利率が上がり積立金が増える可能性があります。
しかし、契約時の積立利率が固定できるドル建て個人年金でも、積立利率は4%以上と高水準なので、あえて利率変動型を選ばない人もいます。(2025年5月時点)
外貨建つみたて個人年金を検討するなら、利率変動しないタイプも同条件で比較しましょう。
【メリット⑤】個人年金保険料控除が使える
年間保険料に応じた生命保険料控除が受けられ、保険料払込期間中は所得税を最大4万、住民税を最大2.8万を毎年控除できます。


保険料を払うことで所得税・住民税の節税効果があるのは嬉しいことです。しかし、大きな節税効果があるとはお世辞にも言えません。
老後の資産形成・控除目的で入るならiDeCo、控除より積立金を増やして将来のお金の悩みを解決したいなら、NISAなど保険以外のほうが合理的です。



保険料控除はあくまでおまけ!控除目的で保険に入るのは保険料のムダ遣い。
【メリット⑥】健康状態関係なく入れる
契約時の健康状態は、一切問われません。
がんになってしまった人でも、糖尿病の人でも検討できます。
外貨建つみたて年金の注意点
- 【注意点①】12ヶ月以上の払込停止 🟰 個人年金保険料控除が使えなくなる
- 【注意点②】学資保険の代わりはやめたほうがいい
- 【注意点③】NISA・iDeCoを必ず理解した上で入るか決めよう
- 【注意点④】増額・減額できることを利用したセールストークに気をつけて!
【注意点①】12ヶ月以上の払込停止 🟰 個人年金保険料控除が使えなくなる
保険料の払込停止状態が12ヶ月以上継続すると、自動的に「個人年金保険料税制適格特約」が消滅します。
そのあと保険料の払込再開をしても、一般の生命保険料控除となってしまうので注意しましょう。



個人年金保険料控除を長く使いたくて入るなら、払込停止はないものと考えたほうがいい。
【注意点②】学資保険の代わりはやめたほうがいい
教育費としてお金が大きく掛かる時期は「進学のタイミング」と明確です。
ドル建て保険を学資代わりにすると、お金が必要な時期の為替に大きく依存してしまうことになります。
積立利率が高くても、すべては積立金を受取るときの為替次第。
将来の為替は誰にも予測できない。(2010年〜2025年のたった15年間で、為替は75円〜160円と2倍以上動いている)


特に「ただ貯金しているより有利だから」と考え、ドル建て個人年金に集中投資しようとしているなら、やめたほうがいいです。
もし保険営業から保険以外の教育費準備について教えてもらっていないなら、一度冷静になりそれが最適解なのかFP相談窓口を利用して教えてもらいましょう。
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【注意点③】NISA・iDeCoを必ず理解した上で入るか決めよう
保険にこだわりがないなら、運用益に税金が掛からないNISA・iDeCoを理解した上で「外貨建つみたて個人年金」に入るかどうかを決めたほうがいいです。
手数料 | 運用期間 | 積立限度額 | 運用益への課税 | 積立額の増減 | 積立の中断・再開 | 途中引出し | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
外貨建つみたて 個人年金 | 為替手数料 保険関係費 | 最長75歳まで | 月5,000円 〜40万まで | 一時所得 贈与税 | ※1 | 可能可能 ※1 | 解約すれば可能 |
変額個人年金 | 為替手数料 運用費用 保険関係費 | 最長95歳まで | なし | 一時所得 贈与税 | ※2 | 可能※3 | 可能解約すれば可能 |
NISA | 運用費用 | 無期限 | 年360万まで ※4 | 運用益非課税 | 可能 | 可能 | 可能 |
iDeCo | 新規加入手数料 運用費用 給付手数料 | 最長75歳まで | 年14.4万~81.6万まで | 退職所得控除 | 可能 | 可能 | 原則不可 |
もしあなたが保険での資産形成しか提案されていないなら、営利目的の保険営業か、保険以外の金融知識に乏しい担当です。
「将来お金に困りたくない」「少しでもお金を増やしたい」と考えてこの保険を検討していたなら、優秀なFPに相談し直してみてはいかがでしょうか。
保険以外の金融商品も含めて最適な資産形成を提案してくれるので、あとで後悔したくない人にオススメです。
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【注意点④】保険料が調整できることを利用したセールストークに気をつけて!



契約時の保険料が、この保険の上限になる。
あとで減額できるから、増額できる幅に遊びを持たせましょう。



すぐ減額しちゃうと意味ないので、3年してから減額してください。



10年したら払込停止して、使う時まで塩漬けすればいいです。
今頑張って払える保険料ギリギリで、短く払い切っちゃいましょう。
このような契約後に保険料調整ができることを逆手にとった、保険営業に都合の良いセールストークには注意してください。
保険での資産形成は、時間をかけてお金を増やす「長期投資」の一つです。無理のない保険料設定にして長く続けられるようにしましょう。
現役FPぶっちゃけ
- 【ぶっちゃけ①】保障がない → 保険に入る意味がない
- 【ぶっちゃけ②】米国債での運用なら、NISAでもできる
- 【ぶっちゃけ③】10年以上先に使うお金は、NISAで優良投資信託で積立したほうがいい
- 【ぶっちゃけ④】バランス型ならドル建て保険以上に分散効果が高い
- 【ぶっちゃけ⑤】10年後に支払い払込停止する前提 → 時間のムダ遣い
- 【ぶっちゃけ⑥】古い個人年金を見直す提案は要注意!
【ぶっちゃけ①】保障がない → 保険に入る意味がない
保障がないのに、そもそも保険に入る必要があるでしょうか。
「餅は餅屋」という言葉のように、「保険は万が一に備えるもの」であり、資産運用するために入るものではありません。
FPとして客観的にみて、保障がない保険に入る意味がなく、やめたほうがいいです。
≫【FP暴露】必要な保険1選!保険の入りすぎをなくす方法についてはこちら
≫ほけんの窓口で騙された?カモにされない方法はこちら
【ぶっちゃけ②】米国債での運用なら、NISAでもできる
NISAを通して「iFree HOLD 米国国債(T-Zero2044)」に投資すれば、外貨建つみたて個人年金の米ドルと同じように、米ドル・米国債で運用できます。
外貨建つみたて個人年金 | iFree HOLD 米国国債 (NISAで投資) | |
---|---|---|
投資対象 | 米国債 | 米国債 |
最低投資額 | 5,000円〜 | 100円〜 |
運用益への課税 | 一時所得税 雑所得税 | 非課税 |
契約時手数料 | なし | なし |
手数料 | 保険関係費:手数料率不明 為替手数料:往復1円 年金管理手数料:年金額 × 1% | 運用費用:年0.1705% |
売買手数料 | なし | 不明 |
資産形成として客観的にみると、iFree HOLD 米国国債で運用したほうがユーザーメリットが高いです。
もしドル建て個人年金に興味があるなら、保険以外の運用方法まで視野を広げたほうが、確実に良い資産形成ができます。
≫NISA比較あり!小学生でもわかるドル建て保険の基本ついてはこちら
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【ぶっちゃけ③】10年以上先に使うお金は、NISAで優良投資信託で積立したほうがいい
長く運用できるなら、株式投資信託で運用したほうが、リスクがあっても積立金が増える可能性が高いです。
たとえば、SBI証券「NISA積立設定ランキング」で常に上位、優良投資信託と名高い『eMAXIS slim米国株式 S&P500インデックスファンド』で毎月1万円を積立した場合を検証します。
S&P500インデックスファンド一つだけで、米国優良企業500社にまるっと投資できる
S&P500インデックスファンドとは、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資信託のこと。S&P500は、米国の優良企業500社(Apple、Google、Amazonなど)の株価を反映しており、経済成長とともに長期的に上昇してきた実績があります。
初心者でも始めやすく、長期的な資産形成に向いている投資商品として有名です。
投資の名著『ウォール街のランダムウォーカー』によると、過去70年(1950年から2020年)でS&P500で15年以上運用していた人は、どの15年を切り取っても元本割れがなかったという客観的データがあります。


(例)1957年〜2024年末まで平均リターン「年率10.5%」で運用できた場合のイメージ
・毎月1万円を10年間積立:120万 → 210万(返戻率:175%)
・毎月1万円を15年間積立:180万 → 434万(返戻率:241%)
・毎月1万円を20年間積立:240万 → 810万(返戻率:337%)
・毎月1万円を30年間積立:360万 → 2,516万(返戻率:698%)
過去の実績であり、将来の運用成果を約束するものではありませんが、10年以上運用すれば元本割れする可能性が抑えられることを歴史が証明しています。
10年以上の長期運用ができるなら、S&P500インデックスファンドのような優良投資信託で運用するほうが、お金に困らない将来を手に入れられる可能性が高く、客観的にみてオススメです。
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≫真実!貯蓄型保険で資産形成はやめたほうがいい理由はこちら
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【ぶっちゃけ④】バランス型ならドル建て保険以上に分散効果が高い
外貨建つみたて個人年金のような債券投資より、分散効果を高めつつ積立金を増やしたいなら、NISAを通してバランス型ファンドに積立投資するのも有効です。
たとえば、バランス型の投資信託で人気が高い「eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」は、これ一つで債券・株式・不動産にまるっと投資することができて、運用実績はドル建て保険以上となっています。
<eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の運用レポートより>
・債券(国内・先進国・新興国)に各12.5%ずつ投資
・株式(国内・先進国・新興国)に各12.5%ずつ投資
・不動産リート(国内・先進国)に各12.5%ずつ投資
・5年利回り:11.22%(2025年5月時点)
15年以上運用できるなら、債券に集中投資するよりバランス型ファンドのように株式をトッピングしてあげたほうが、確実に期待リターンが上がります。
自身で債券・株式を分けるのが難しいと考え、外貨建つみたて個人年金などの貯蓄型保険で投資するくらいなら、NISAでバランス型ファンドに投資するほうがオススメです。
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【ぶっちゃけ⑤】10年後に支払い払込停止する前提 → 時間のムダ遣い
10年後に保険料支払い中断する前提で入るのは、お金と時間をムダに浪費するだけなのでやめたほうがいいです。
NISAなど保険以外の資産形成にそのお金・時間を充てたほうが、長い目でみて「つみたてねんきん2」より積立金が増える可能性が高いです。
この入り方をして喜ぶのは、高い保険料契約で大きく儲けることができる保険営業くらいでしょう。



支払い中断を前提にした話をされたなら、自己利益追求型の保険営業なので相談窓口を変えましょう。
【ぶっちゃけ⑥】古い個人年金を見直す提案は要注意!



今の利率のほうが高いので、見直したほうが有利です。



解約 → 一時払いドル建て保険に見直したほうがいいです。
このように、古い個人年金保険や貯蓄型保険の見直しを勧められるケースが急増しています。
しかし、より良いリターンを求めて見直すなら、保険にこだわる必要がありません。
解約するなら、NISAなど保険以外の運用に充てたほうが、将来的に積立金が増える可能性が遥かに高いです。
既に入っている個人年金保険や貯蓄型保険を解約するなら、もっとムダのない経済合理性の高い資産形成・運用がオススメです。
≫よく提案される保険①:メットライフ「ビーウィズユープラス2」はこちら
≫よく提案される保険②:メットライフ「サニーガーデンEX」はこちら
≫よく提案される保険③:第一フロンティア「プレミアプレゼント4」はこちら
類似商品との特徴比較
比較されることの多いニッセイウェルス生命「つみたてねんきん2」、マニュライフ生命「こだわり個人年金」より最低保険料が低く始めやすいです。
外貨建つみたて個人年金 | つみたてねんきん2 | こだわり個人年金 | |
---|---|---|---|
契約年齢 | 0歳〜60歳 | 0歳〜70歳 | 0歳〜70歳 |
指定通貨 | 米ドル・豪ドル | 米ドル・豪ドル | 米ドル・豪ドル |
最低保険料 | 月5,000円※ | 月:2万 年:24万 | 月:1万 年:12万 |
利率変動 | 毎月変動あり | 利率固定プラン:なし 利率連動プラン:解約時のみあり | 毎月変動あり |
市場価格調整 | なし | あり (利率連動プランのみ) | なし |
解約控除 | なし | あり | あり |
元本保証 | なし | なし | なし |
保険料の増額 | 可能※2 | 不可 | 不可 |
保険料の減額・ 払込停止・再開 | 可能※3 | 可能※3 | 可能※3 |
いずれも「ドル建て個人年金」としてみれば悪くない保険ですが、毎月2万以上を予定しており、積立利率が高い時期に入るメリットを活かせる「つみたてねんきん2」は必ず比較したい保険です。
しかし、客観的にみて15年以上運用ができるなら、ローリスク・ローリターンのドル建て個人年金に集中投資するのは、積立金をもっと増やせる可能性を潰す行為になるので非常にもったいないのも事実です。
たとえば、ドル建て個人年金に入るとしても、他の投資方法も組み合わせたほうが効果は高くなる可能性が高いです。
(例)毎月の予算2万円で、他の投資方法を組み合わせたイメージ
・ドル建て個人年金 → 毎月1万、NISAで優良投資信託に投資 → 毎月1万
・ドル建て個人年金 → 毎月1.5万、NISAで優良投資信託に投資 → 毎月5,000円
・貯金 → 5,000円、NISAで優良投資信託に投資 → 毎月1.5万 etc
ドル建て保険にこだわるより、保険以外の投資方法まで視野を広げたほうが、将来のお金の悩みを確実に解決できることを否定できる人はいないでしょう。
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≫真実!貯蓄型保険で資産形成はやめたほうがいい理由はこちら
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外貨建つみたて個人年金がオススメな人
- どうしてもドル建て個人年金に入りたい
- 個人で投資する自信がない人
- 面倒が嫌い!気軽に運用したい人
- 個人年金保険料控除をどうしても使いたい人
このような人なら、外貨建つみたて個人年金を検討するのはありでしょう。
しかし、少し頑張れば誰でも個人で投資はできるし、保険以外で運用したほうが積立金が増える可能性が高いです。
NISA開設〜売却まで無料サポートしてくれるFP相談窓口なら、面倒が嫌いな人や、個人で投資を始める自信がない人でもムダなく資産運用を始められます。
無理ない営業も一切なく、オンラインで全国どこでも相談できるので気軽に相談しましょう。
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やめたほうがいい人
- ドル建て個人年金にこだわっていない人
- NISA・iDeCoに興味がある人
- 資産形成の遠回りをしたくない人
- ムダな手数料を払いたくない人
- 同じお金・時間を費やすなら、もっとお金が増えてほしい人
- 15年以上運用できる人
このような人は、外貨建つみたて個人年金などのドル建て保険はやめたほうがいいです。
そもそも保険で運用するメリットも、保障がない保険に入る意味もありません。
ムダの多い保険での資産運用はやめましょう。
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解約したいときの対処法
- 申込8日以内ならクーリングオフ
- クーリングオフできないなら解約
申込8日以内ならクーリングオフ
クーリングオフ対象期間内なら、契約成立した後でもデメリットなく申込の取消しができます。
迷っていたり、保険以外で運用するなら一旦クーリングオフするのは有効な手段です。



クーリングオフは公式WEBサイトから可能!
クーリングオフできないなら解約
クーリングオフ対象期間を過ぎているなら、解約しかできません。
しかし、たとえ一時的に損しても解約してNISAなど、保険以外で運用するなら早めに切り替えたほうが良いです。



損した金額は勉強代と割り切ろう!
同じお金・時間を費やすなら、もっと期待リターンが高いほうがいい人へ
- 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
- 外貨建つみたて個人年金の提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
- お金が増えると良い話すぎて、不信感を感じて自分で調べようと思った
このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。
外貨建つみたて個人年金は為替リスクや市場価格調整などがあり、一般的な保険商品より複雑な仕組みです。
メリット・デメリットや、自分に適しているのかしっかり理解してから入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。
読者の方には、そうなって欲しくありません。
- 担当の保険営業の案内に疑問をもった
- 外貨建つみたて個人年金以外の保険や資産形成について、提案を受けていない
- 保険以外の運用商品について案内がなかった
- NISAや個人向け米国債・社債などと詳しく比較してから決めたい
このように思うなら、
特定の金融機関に属さない資産形成に精通したFPに無料相談できるので、最適な資産形成はなにか、変額保険・NISA・iDeCoなど保険以外の金融商品と詳しく比較しながら、あなたに最適なマネープランが見つかります。
金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、避けては通れないお金の悩みをなんでも相談できるのがメリットです。
スマホやタブレットから全国どこでもオンライン相談ができて、押し売りは一切なしとホームページで公言しており、ノーリスクで相談できるので安心です。
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資産形成の知識に不安がある人へ
保険以外で資産運用をしたいと思っても実際のところ、
- 『投資というだけで難しそう…』
- 『何から始めたらいいのかわからない…』
- 『投資はやりたいけど出来るだけ損したくないな…』
- 『自分の金融知識に自信がない…』
このように思われる方も多いと思います。
私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ銀行貯金するだけでした。
ですが銀行にお金を置いておくだけではふえません。
低金利時代で収入も上がりにくい、物価高騰もしている今の時代こそ、『投資をすること』はあなたの10年、20年後の未来を大きく変えます。
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おかげで、保険料という人生における大きな支出を抑えられた。
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まとめ
「ドル建て個人年金」としてみれば悪い保険ではありませんが、あえて保険で貯蓄する理由がないです。
保障がなく、ローリスク・ローリターンなドル建て保険にお金・時間を費やすより、運用益への課税が抑えられるNISA・iDeCoの投資限度額を優先的に埋めていったほうが、お金の不安は確実に解消できます。
時間とお金は有限です。たとえ面倒に感じても、あとで後悔や損をしないよう、資産形成を始める前に納得いく答えを見つけるために行動することをオススメします。
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