- 「使わないお金は運用したほうがいい」と、メットライフのレグルスⅣを勧められた。
- 普通預金より高利回りで、契約する人も多いみたいだけど、なにかデメリットはないのかな…
- 個人で米国債やNISAに投資するより、初心者ほど保険のほうが安心だっていうし…
- あとで後悔したくない!レグルスⅣで資産運用はアリなのか、客観的情報を教えて!
「積立利率2%以上!保険なら安心して増やせる」「銀行にお金を寝かせておくのはもったいない」など、資産運用としてメットライフのドル建一時払個人年金「レグルスⅣ」を提案されるケースは多いです。
個人投資より保険のほうが、リスクを抑えてお金を増やせると言われたら、魅力的に感じてしまいますよね。
実は、レグルスⅣのほうが個人投資よりリスクが高く、運用効率が悪いなどの「保険販売が不利になる客観的情報」を、保険を売ることが目的の保険営業・企業サイトは教えてくれません。
そこでこの記事では、業歴14年現役FPとして2,000世帯以上の保険・資産運用などの「お金の悩み」を解決してきた筆者が、他では教えてくれないメットライフ「レグルスⅣ」の客観的情報を教えます。
最後まで読めば、この保険に入る価値があるのかが分かり、あなたの大切なお金・時間をムダにしないで済みます。
- レグルスⅣに入る価値がない!やめたほうがいい!
- ドル建一時払保険なら、まだビーウィズユープラス2やサニーガーデンEXのほうがいい。
- 運用方法にこだわりがないなら、NISAを通して優良投資信託で運用したほうが合理的。
- あなたの大切なお金・時間を、保険でムダに浪費しないでください。
- 保険・資産運用の悩みは
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レグルスⅣの基礎知識
- 【要注意】レグルスⅣは、保険の皮を被った投資商品
- メットライフの同種の保険より、積立利率が低くなる
- 3つのプランから選択
- 取扱範囲
【要注意】レグルスⅣは、保険の皮を被った投資商品
レグルスⅣは運用商品であり、個人で投資するよりリスクが低いということはありません。
保険会社はあなたの代わりに、保険料の一部を米国債で運用しており、個人で米国債へ投資する場合とリスクはほとんど一緒だからです。


投資初心者こそ、保険のほうが安心です!



保険なので、NISA・iDeCoよりリスクが低いです!
このような案内は間違っているので、騙されないよう注意してください。
概要 | レグルスⅣ | 個人で外国債へ投資 | |
---|---|---|---|
信用リスク | 発行体の経営悪化・倒産により元本や利息支払いが滞る可能性 | あり | あり |
為替リスク | 為替により積立金が変動 | あり | あり |
金利変動リスク | 債券の金利により積立金が変動(途中売却時) | あり | あり |
流動性リスク | 事件、事故、天災などの影響で取引が不可能になる可能性 | あり | あり |
早期解約リスク | 早期解約ペナルティーの有無 | あり | なし |
保険だから安心、元本割れしにくい、リスクが低いということはありません。損してもすべて自己責任になるなら、レグルスⅣより少しでもリスクを抑えられる、合理的な運用方法を選ぶことをオススメします。
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メットライフの同種の保険より、積立利率が低くなる
メットライフの主力といえる同種の保険「ビーウィズユープラス2」や「サニーガーデンEX」と積立利率を比べると、レグルスⅣの積立利率のほうが低いです。
商品名 | 積立利率(米ドル) | 保障期間 |
---|---|---|
レグルスⅣ | 3.25% | 10年 |
ビーウィズユープラス2 | 5.18% | 終身 |
サニーガーデンEX | 4.64% | 終身 |
(2025年7月1〜15日の適用利率)
この記事内で、ビーウィズユープラス2とサニーガーデンEXとの違いをもう少し詳しく解説していますが、これだけ見るとレグルスⅣを選ぶ理由がありません。
≫利回り低い!メットライフ「ビーウィズユープラス2」デメリットと解説動画はこちら
≫実体験で後悔!6年4ヶ月をビーウィズユープラス2に費やした結果はこちら
≫体験談あり!メットライフ「サニーガーデンEX」デメリットと解説動画はこちら
3つのプランから選択
レグルスⅣでどのように運用したいか、基本プラン・定期引出しプラン・ターゲット設定プランの3つから選びます。


ちなみに、運用期間10年を選ぶなら、レグルスⅣ以外の同種の保険でも同等プランを選ぶことができ、レグルスⅣより高い積立利率で運用ができます。
取扱範囲
レグルスⅣは米ドル・豪ドル・ユーロが選べるのが特徴的でしたが、2025年7月時点では豪ドル・ユーロは販売停止しており、米ドルのみ選ぶことができます。
契約年齢 | 0〜87歳 ※プランによる |
---|---|
運用通貨 | 米ドル ※豪ドル・ユーロ・円は販売停止中 |
最低保険金額 | 10,000米ドル〜 |
保険期間 | 3年・5年・7年・10年 から選択 |
契約後の 積立利率の変動 | なし |
元本保証(日本円) | なし |
市場価格調整 | あり |
解約控除 ペナルティー | あり |
保険料の増額 | 不可 |
保障の減額 | 可能 |
健康状態の告知 | なし |
保険会社が損しないよう、契約者にとってデメリットになる「市場価格調整」や「解約控除ペナルティー」がしっかり組み込まれており、複雑な仕組みになっています。



市場価格調整・解約控除ペナルティーについては記事内で詳しく解説してます。理解できないなら、入るのをやめたほうがいいです!
デメリット


- 【デメリット①】保険なのに保障が薄い
- 【デメリット②】資産増加の遠回り!手数料が高い
- 【デメリット③】元本割れリスクがあり、損する可能性がある
- 【デメリット④】10年未満の解約・減額は解約控除ペナルティーがある
- 【デメリット⑤】途中解約・減額すると市場価格調整で解約返戻金が調整される
- 【デメリット⑥】予定利率3%以上は注意!保険会社が倒産時のリスクがあがる
【デメリット①】保険なのに保障が薄い
レグルスⅣは資産運用に特化した保険なので、保障と言えるものがありません。
保険は万が一のとき、経済的困窮状態にならないために入るものです。資産運用なら資産運用に適した金融商品で考える人は多く、そのほうがムダがなく合理的です。
≫やめたほうがいい!保険で資産運用しないほうがいい具体的理由



保険以外のほうが、資産運用に適している!
【デメリット②】資産増加の遠回り!手数料が高い
保険特有の「保険関係費」など、保険料からさまざまな手数料が引かれます。
一部手数料率を開示していませんが、契約時手数料だけで最大1.37%も引かれるなど、運用商品として客観的にみると手数料率が高いです。
商品名 | 手数料率 |
---|---|
保険関係費① (契約締結・維持等の費用) | 保険料 × 最大1.37%を引く |
保険関係費② (災害死亡保障の費用) | 年0.02%を引く |
為替手数料 | 円入金:0.5円/1ドル |
円支払:0.5円/1ドル | |
積立金定期引出特約の費用 | 手数料率の開示なく不明 |
解約控除ペナルティー | 積立金 × 最大7% ※契約期間・解約時期により異なる |
年金管理費 | 年金額 × 1%を積立金から引く |


個人で米国債へ投資すれば、保険関係費などの手数料なしで運用できるので、それだけで有利です。



手数料が安いほうが投資家に有利!
契約時手数料は保険会社・保険営業などの利益。
【デメリット③】元本割れリスクがあり、損する可能性がある
米ドルの元本保証はあっても、日本円での元本保証はなく、積立金を日本円で受け取るなら損する可能性があります。
元本割れリスク | |
---|---|
死亡時・満期時 | 為替次第であり |
途中解約・減額 | 為替次第であり | 解約控除・市場価格調整
「そこまで円高になることはない」など、為替リスクがあってもドルベースで積立金が増えていれば問題ないように保険営業が言ってくるケースも多いです。
しかし、過去15年で2倍以上も為替が動いたように、お金を受け取るときの為替相場がどうなっているのか、誰も予測はできません。


元本割れリスクを許容できないなら、レグルスⅣに入るのはやめたほうがいいです。



リスクなく預貯金より少し増えればいいなら、個人向け国債で運用もあり!
【デメリット④】10年未満の解約・減額は解約控除ペナルティーがある
10年未満で解約・減額すると、保険特有の『解約控除ペナルティー』のせいで解約返戻金が少なくされます。


解約控除ペナルティーの手数料率は、運用期間によって違います。他の一時払いドル建て年金保険より少し複雑なので、入る前に必ず確認しておきましょう。



保険以外で運用すれば、解約控除ペナルティーなし!
【デメリット⑤】途中解約・減額すると市場価格調整で解約返戻金が調整される
途中解約・減額すると「市場価格調整」がかかり、その時の債券相場次第で解約返戻金が調整されます。
為替抜きで考えれば、積立利率が高いときに契約したほうが、債券相場が下落したときに解約返戻金が増えるので有利です。


市場価格調整を利用し、積立利率が下がること(解約返戻金が増える)を見越して契約しようとする人もいますが、レグルスⅣは解約控除ペナルティーがあるので、投機として使うには不向きです。
【デメリット⑥】予定利率3%以上は注意!保険会社が倒産時のリスクがあがる
もしメットライフが倒産したら、契約は存続できても『高利率契約』に該当してしまうと、利率を引き下げて契約を引き継ぐので、契約内容が大きく変わる可能性があります。


ちなみに証券会社で債券に投資すれば、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでません。
なぜなら運用資産を分別管理(証券会社の資産と顧客の運用資産を分けて管理)しており、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでない仕組みになっているからです。



証券会社が倒産したら、違う証券会社が運用資産の管理を引き継ぐ。
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メリット


- 【メリット①】通貨・資産分散効果を期待できる
- 【メリット②】普通預金や円建て保険より増える可能性がある
- 【メリット③】生命保険の相続税非課税枠が使えて、相続税対策に有効
- 【メリット④】生命保険料控除で所得税・住民税が軽減できる
- 【メリット⑤】保障がないから、健康状態が悪くても入れる
【メリット①】通貨・資産分散効果を期待できる
レグルスⅣに入るということは、米ドル・米国債を持つことと一緒です。
資産を日本円しか持っておらず、投資を全くしていない人にとって、通貨・資産分散効果が期待できます。
【メリット②】普通預金や円建て保険より増える可能性がある
使わないお金を普通預金に置いておくだけや、円建て保険に入るより、レグルスⅣのほうが積立金を増やせる可能性があります。
レグルスⅣの保険料は主に米国債で運用され、為替リスクを負う分、普通預金と円建て保険より高い利回りで運用ができるからです。
為替リスク | 金利・利率※ | |
---|---|---|
普通預金 (みずほ銀行) | なし | 0.2% |
明治安田の 一時払終身保険 | なし | 2.56%(30年プラン) |
レグルスⅣ | あり | 3.25%(10年・基本プラン) |
住友生命 Jロードグローバル3 | あり | 5.35%(告知なしプラン) |
レグルスⅣに興味はあるけど、為替リスクで損する可能性を許容できないなら、円建て一時払終身保険やノーリスクな個人向け国債も比較することをオススメします。
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【メリット③】生命保険の相続税非課税枠が使えて、相続税対策に有効
死亡給付金は、「生命保険の相続税非課税枠」が使えるので、相続税対策に有効です。
しかし、相続税には「基礎控除」と「配偶者控除」があります。


基礎控除などで相続財産が納まるなら、わざわざ保険で相続税対策をする必要はありません。
もし相続税対策のために入るなら、保障がないレグルスⅣより、保険料以上の保障がすぐ開始される保険を選んだほうが合理的です。



生命保険の相続税非課税枠は、「基礎控除」と「配偶者控除」に加えて使える!
【メリット④】生命保険料控除で所得税・住民税が軽減できる
契約初年度だけ生命保険料控除が受けられ、所得税を最大4万、住民税を最大2.8万控除できます。


保険料を払うことで所得税・住民税の節税効果があるのは嬉しいことです。しかし、大きな節税効果があるとはお世辞にも言えません。



既に生命保険料控除を満額使ってるなら意味がない!
【メリット⑤】保障がないから、健康状態が悪くても入れる
保障がないので、契約時の健康状態は一切問われません。
保障目的や相続税対策としても考えているなら、告知なしで入れて、払込保険料以上の保障が持てる一時払保険のほうがオススメです。
≫告知なしのドル建一時払保険:住友生命「Jロードグローバル3」の解説はこちら
≫告知なしのドル建一時払保険:第一フロンティア生命「プレミアプレゼント4」の解説はこちら
レグルスⅣの積立利率が低い!ビーウィズユープラス2・サニーガーデンEXと特徴比較!
レグルスⅣ以外の保険を扱っているなら、レグルスⅣを積極的に勧められるケースは少ないです。
メットライフの同種の保険「ビーウィズユープラス2」と「サニーガーデンEX」と比べても、積立利率が低く、保障期間(運用できる期間)が不利だからです。
レグルスⅣ | ビーウィズユープラス2 (告知なしプラン) | サニーガーデンEX | |
---|---|---|---|
積立利率(米ドル) | 3.25% | 5.18% | 4.64% |
運用期間 | 3年・5年 7年・10年 | 終身 | 終身 |
死亡保障 | なし | あり | なし |
基本プラン | あり | あり | あり |
定期引出プラン | あり | なし | あり |
ターゲット設定プラン | あり | なし | あり |
積立金の一時金受取り | 可能 | 可能 | 可能 |
積立金の年金受取り | 可能 | 可能 | 可能 |
(2025年7月1〜15日の適用利率)
他社も含めて同等条件でしっかり比較をすれば、サニーガーデンEXのようにレグルスⅣより優れた保険が見つかる可能性は高いです。
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NISAで大人気『eMAXIS Slim全世界株式( オールカントリー)』と比較


SBI証券のNISA積立設定ランキング第1位『eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)』で、200万円を10年、15年と運用したときの機体リターンを検証します。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は投資信託の王道ファンド
名前が表すように、このたった1つの投資信託を購入するだけで全世界の株式に分散投資できます。 投資対象は日本を含む先進国と新興国の47か国です。
通称『オルカン(オールカントリーの略)』と呼ばれ、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2022」でも圧倒的な支持を受けて1位を獲得しています。
過去3年間の年率リターン20.4%(2023年4月末日時点のデータ)であり、でき過ぎな結果ではありますが、この間200万円を運用していたらたった3年間で384万円になっています。
JPモルガン・アセット・マネジメントが2022年に公表した「今後10~15年の世界株式と先進国債券の期待リターン」より、全世界株式の期待リターンは年率8.5%とされています。
もし、200万円を利回り8.5%で運用できたら、
- 【eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)で資産運用した場合】
という結果になります。
決して将来を約束するものではありませんが、レグルスⅣで運用するより、最終的なパフォーマンスが良くなる可能性が高いのは事実です
10年以上の長期投資ができるなら、NISAを通して優良投資信託で運用したほうが、運用効率がよく期待リターンが高いのでオススメです。



全世界株式への投資は47カ国の約3,000社、37カ国の通貨を持つことにもなり、米ドル建一時払終身保険以上の分散効果もあります。
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【体験談】筆者の一時払いドル建て保険の運用状況を公表!
2018年3月後半、余剰資金でメットライフのドル建一時払終身保険「サニーガーデンEX(定期支払い)」に入り、2024年4月で6年1ヶ月が経ちました。
当時の筆者はNISAなど一切やっておらず、保険以外の知識が疎かったので、サニーガーデンEXに魅力を感じて契約しました。
- 保険料:300万円
- 運用通貨:米ドル
- 為替:105.43円
- 積立利率:2.9%
- 定期支払い金:825.19ドル
契約してから、どんどん円安になった影響で定期支払金が増えています。
今までの定期支払金は6回で金額をぶっちゃけますと、
- 90,284円
- 91,034円
- 89,417円
- 99,567円
- 107,621円
- 124,545円
円安のおかげで、計60万を受けとることが出来ました。
さらに、現時点の解約返戻金は395万円となっており、解約控除や市場価格調整が入っても95万円ほどの利益を解約するだけで得られます。
定期支払金も含めてると155万円の利益、実質利回りは年7%ほどという結果でした。(税金は考慮せず)
しかし、当時「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に300万円を投資する」という選択肢があれば、
結果論ですが、より資産を増やすことが出来ていました。客観的にみて、保険は資産運用に不向きです。
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なぜ?レグルスⅣを勧めてくる理由
- 【勧める理由①】販売者都合!レグルスⅣを売りたい
- 【勧める理由②】10年未満の運用期間で設定できるドル建保険が少ないから
- 【勧める理由③】担当者の知識不足
【勧める理由①】販売者都合!レグルスⅣを売りたい
担当する保険営業や保険代理店がレグルスⅣを売りたがっていると、他の保険を差し置いて勧められる可能性があります。
特に、保険営業の中には「どんな商品でも売ってみたい」と思い、たとえもっと有利な保険があったとしてもレグルスⅣの契約経験を積むことを優先する人もいます。
保険営業は仕事で保険を売っています。すべての担当者がそうではありませんが、保険業界は自己利益を追求する人が非常に多く、顧客利益を心から考えてくれる保険営業はほとんどいません。
いらない保険を売られないよう、保険営業のいうことを100%信じるのはやめたほうがいいです。
【勧める理由②】10年未満の運用期間で設定できるドル建保険が少ないから
レグルスⅣのように、3年〜7年の短期間で運用できるドル建保険は少ないので勧められます。
しかし、レグルスⅣで10年未満の運用期間を選ぶと、積立利率が円建て一時払保険より低くなってしまいます。
為替リスク | 金利・利率※ | |
---|---|---|
明治安田の 一時払終身保険 | なし | 2.56%(30年プラン) |
レグルスⅣ (運用期間5年) | あり | 2.15%(基本プラン) |
レグルスⅣ (運用期間7年) | あり | 2.38%(基本プラン) |
為替リスクがあり損する可能性があるのに、レグルスⅣよりリスクが低い円建て一時払保険のほうが積立利率が高いなら、たとえ10年未満の運用期間が選べたとしても、レグルスⅣに入るメリットがありません。
【勧める理由③】担当者の知識不足
担当者に保険・保険以外の金融知識がないと、レグルスⅣが素晴らしい運用商品だと思って勧められる可能性があります。
運用商品選びで失敗したくないなら、最初から金融知識豊富な担当者に相談するか、セカンドオピニオンを受けることをオススメします。
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現役FPぶっちゃけ
- 【ぶっちゃけ①】資産運用として考えている → 保険に入る意味がない
- 【ぶっちゃけ②】米国債での運用なら、NISAでもできる
- 【ぶっちゃけ③】10年以上運用できるなら、保険で資産運用は勿体無い
【ぶっちゃけ①】保障がない → 保険に入る意味がない!
保障がないなら、そもそも保険に入る意味がないです。
「餅は餅屋」という言葉のように、保険は「万が一に備える」ために入るもので、資産運用のために入るものではありません。
FPとして客観的にみて、保険での資産運用はお金を増やす遠回りになるだけなので、やめたほうがいいです。
【ぶっちゃけ②】米国債での運用なら、NISAでもできる
NISAを通して「iFree HOLD 米国国債(T-Zero2044)」に投資すれば、レグルスⅣと同じ米国債に、保険関係費(手数料)なしで運用できます。
レグルスⅣ | iFree HOLD 米国国債 (NISAで投資) | |
---|---|---|
投資対象 | 米国債 | 米国債 |
最低投資額 | 10,000米ドル〜 | 100円〜 |
運用益への課税 | 一時所得税 雑所得税 | 非課税 |
手数料 | 手数料率の一部開示なし | 運用費用:年0.1705% |
売買手数料 | なし | 不明 |
資産運用として客観的にみると、iFree HOLD 米国国債で運用したほうがユーザーメリットが高いです。
もしレグルスⅣに興味があるなら、保険以外の運用方法まで視野を広げたほうが、確実に良い資産運用ができます。
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【ぶっちゃけ③】10年以上運用できるなら、保険で資産運用は勿体無い
長く運用できるなら、株式投資信託で運用したほうが、リスクがあっても積立金が増える可能性が高いです。
たとえば、SBI証券「NISA積立設定ランキング」で常に上位、優良投資信託と名高い『eMAXIS slim米国株式 S&P500インデックスファンド』で10年運用した場合を検証します。
S&P500インデックスファンド一つだけで、米国優良企業500社にまるっと投資できる
S&P500インデックスファンドとは、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資信託のこと。S&P500は、米国の優良企業500社(Apple、Google、Amazonなど)の株価を反映しており、経済成長とともに長期的に上昇してきた実績があります。
初心者でも始めやすく、長期的な資産形成に向いている投資商品として有名です。
投資の名著『ウォール街のランダムウォーカー』によると、過去70年(1950年から2020年)でS&P500で15年以上運用していた人は、どの15年を切り取っても元本割れがなかったという客観的データがあります。


(例)1957年〜2024年末まで平均リターン「年率10.5%」で運用できた場合のイメージ
・500万円を10年間運用 → 1,357万円
・1,000万円を10年間運用 → 2,714万円
過去の実績であり、将来の運用成果を約束するものではありませんが、10年以上運用すれば元本割れする可能性が抑えられることを歴史が証明しています。
10年以上の長期運用ができるなら、S&P500インデックスファンドのような優良投資信託で運用するほうが、客観的にみてオススメです。
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レグルスⅣがオススメな人
- どうしてもレグルスⅣに入りたい
- 付き合いでレグルスⅣに入らなければならない
やむを得ない事情があり、レグルスⅣ以外の選択肢がないなら検討するしかないでしょう。
しかし、レグルスⅣしか選択肢がない状況など一般的にあり得ることではないので、この保険がオススメな人はほとんどいないと考えて問題ありません。
手軽に資産運用を始めたい → NISAなど個人投資も手軽にできる時代
資産運用に興味があるものの「面倒は嫌い」「手軽に運用を始めたい」と、レグルスⅣを検討する人も多いです。
しかし、少しだけ頑張れば誰でも個人で投資はできるし、保険以外で運用したほうが積立金が増える可能性が高いです。
今の時代、FP相談窓口をうまく利用すれば、NISAなど個人投資もしっかりサポートしてくれるので、自分一人で悩みを抱えたまま保険だけに視野を狭める必要もありません。
NISA開設〜売却まで無料サポートしてくれるFP相談窓口なら、面倒が嫌いな人や、個人で投資を始める自信がない人でもムダなく資産運用を始められます。
無理な営業も一切なく、オンラインで全国どこでも相談できるので気軽に相談しましょう。
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レグルスⅣはやめたほうがいい人
- 保障がいらない人
- 保障目的でレグルスⅣを考えている人
- 資産運用としてレグルスⅣを考えている人
- 相続税対策のために保険に入りたい人
- ムダな手数料を払いたくない人
- 同じお金・時間を費やすなら、もっとお金が増えてほしい人
- 10年以上運用できる人
このような人は、レグルスⅣを含む「ドル建保険」はやめたほうがいいです。
そもそも保険で運用するメリットも、保障がない保険に入る意味もありません。
ムダの多い保険での資産運用はやめましょう。相続税対策で入るなら、契約してすぐ保険料以上の保障が開始される保険のほうが合理的なのでオススメです。
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契約してしまったけど解約したい!対処方法を紹介!
- 申込8日以内ならクーリングオフ
- クーリングオフできないなら解約
申込8日以内ならクーリングオフ
クーリングオフ対象期間内なら、契約成立した後でもデメリットなく申込の取消しができます。
迷っていたり、保険以外で運用するなら一旦クーリングオフするのは有効な手段です。
クーリングオフできないなら解約
クーリングオフ対象期間を過ぎているなら、解約しかできません。
しかし、たとえ一時的に損しても解約してNISAなど、保険以外で運用するなら早めに切り替えたほうが良いです。



損した金額は勉強代と割り切ろう!
同じお金・時間を費やすなら、もっと期待リターンが高いほうがいい人へ
- 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
- レグルスⅣの提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
- お金が増えると良い話すぎて、不信感を感じて自分で調べようと思った
このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。
メットライフのレグルスⅣは、為替リスクや市場価格調整、解約控除ペナルティーなどが様々なリスクがあり、一般的な保険商品より複雑な仕組みです。
メリットやデメリット、自分に適しているのかをしっかり理解してから入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。
読者の方には、そうなって欲しくありません。
- 担当の保険営業の案内に疑問をもった
- ドル建保険以外の提案を受けていない
- 保険以外の運用商品について案内がなかった
- NISAや個人向け米国債・社債などと詳しく比較してから決めたい
このように思うなら、
特定の金融機関に属さない資産形成に精通したFPに無料相談できるので、最適な資産形成はなにか、変額保険・NISA・iDeCoなど保険以外の金融商品と詳しく比較しながら、あなたに最適なマネープランが見つかります。
金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、避けては通れないお金の悩みをなんでも相談できるのがメリットです。
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資産運用の知識に不安がある人へ
保険以外で資産運用をしたいと思っても実際のところ、
- 『投資というだけで難しそう…』
- 『何から始めたらいいのかわからない…』
- 『投資はやりたいけど出来るだけ損したくないな…』
- 『自分の金融知識に自信がない…』
このように思われる方も多いと思います。
私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ銀行貯金するだけでした。
ですが銀行にお金を置いておくだけではふえません。
低金利時代で収入も上がりにくい、物価高騰もしている今の時代こそ、『投資をすること』はあなたの10年、20年後の未来を大きく変えます。
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まとめ
保障面・運用面を客観的にみて、レグルスⅣに入る価値はありません。
もし親族や友人がこの保険に入るか迷っていたら、レグルスⅣじゃなければならない理由がない限り、やめたほうがいいと伝えます。
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