- 「この保険だけ入れば他はいらない」と、ソニー生命の米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」をオススメされた。
- 死亡・三大疾病・障害・介護に備えつつ、貯蓄もできるようだけど、デメリットはないのかな…
- ネットで調べると、「やめたほうがいい」「情弱向け」などネガティブな口コミが多く不安。
- あとで後悔したくないから、米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」について客観的情報を教えて!
「ドル建て保険は人気!契約する人が多い」「この保険一つ入れば完璧」など、ソニー生命の保険営業や保険代理店から、米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」をオススメされるケースは多いです。
幅広いリスクに備えつつ、貯蓄性が高いと言われると、なんだか魅力的に感じてしまいますよね。
実は、米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」に入る価値がないことを、保険販売が目的の保険営業・企業サイトは教えてくれません。
そこでこの記事では、業歴14年現役FPとして2,000世帯以上の保険・資産形成など「お金の悩み」を解決してきた筆者が、他サイトでは教えられないソニー生命の米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」の客観的情報を教えます。
最後まで読めば、この保険に入る価値があるかが分かり、あなたの大切なお金・時間をムダにしないで済みます。
- 保障面・貯蓄面を客観的にみて、この保険に入る価値はない。
- 保障と貯蓄を兼ねるより、分けたほうが経済合理性が高いのは、誰も否定できない事実
- 三大疾病・介護・障害で「所定の状態」に該当するリスクは低い。
- 保障は「かけすて保険」、貯蓄・投資は「NISA」にするだけで、リビング・ベネフィット20より優れた備えができる
- あなたの大切な時間・お金を、保険で無駄にしないで下さい
- 保険以外の金融知識豊富なFPなら、保険は資産形成に向いていないので勧めない
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デメリット

- 【デメリット①】保険料が高い
- 【デメリット②】保険関係費などの手数料が掛かり、貯蓄効率が悪くなる
- 【デメリット③】資産形成に不向き!30年も続けて、ドルベースで元本割れ
- 【デメリット④】三大疾病・障害・介護の適用条件が厳しい
- 【デメリット⑤】契約10年未満の解約・減額・払済は、解約控除ペナルティー!
- 【デメリット⑥】すべては為替次第!元本割れリスクがある
- 【デメリット⑦】どんな経済状況でも保険料を払い続けなければならない
- 【デメリット⑧】保険会社が倒産したら契約内容が変わる可能性がある
- 【デメリット⑨】長く続けるほど、保障性が薄くなっていく
【デメリット①】保険料が高い
三大疾病・障害・介護状態の保障が含まれるので、死亡保障だけのシンプルなドル建終身保険より、保険料が高いです。
死亡保障だけのドル建終身保険より、保険料が約50ドル(為替150円と仮定すると、毎月の差額7,500円)も高いなら、その分を積立したほうがいいと考える人も多いです。
【デメリット②】保険関係費などの手数料が掛かり、貯蓄効率が悪くなる
保険料から保険特有の「保険関係費」等の手数料が引かれてしまい、積立される金額が少なくなります。
商品名 | 手数料率 |
---|---|
保険関係費① (保険料払込期間中・満了後) | 手数料率の開示なく不明 |
保険関係費② (10年未満で解約・減額時) | 手数料率の開示なく不明 |
保険関係費③ (10年未満で払済・延長時) | 手数料率の開示なく不明 |
為替手数料 | 円入金:0.01円/1ドル |
円支払:0.01円/1ドル | |
口座引出手数料 (米ドルで受取る場合) | 金融機関による |
ちなみに、NISAなど保険以外で積立すれば「保険関係費」なしで資産形成できます。それだけでかなり運用効率を高めることができる事実を、保険営業は教えてくれません。

保険関係費はブラックボックス!手数料率を開示しないのは顧客に不親切!
【デメリット③】資産形成に不向き!30年も続けて、ドルベースで元本割れ
リスクを負って30年もの時間を費やしても、ドルベースの解約返戻金は払込保険料以下となり、元本割れを起こします。
一般的なドル建終身保険より保障範囲が広い分、保険料から引かれる「保険関係費(手数料)」が高く、貯蓄効率が悪くなっているのが原因です。
為替によって増えて返ってくる可能性もありますが、確定しているドルベースで元本割れを起こすなら、資産形成に適している保険とはいえません。
【デメリット④】三大疾病・障害・介護の適用条件が厳しい
三大疾病・障害・介護になっても、「所定の状態」に該当したと認められない限り、保険金を受け取れません。
- がん:初めて悪性新生物と診断確定(上皮内新生物、悪性黒色腫以外の皮膚がんは対象外)
- 急性心筋梗塞:所定の手術、または60日以上の労働制限が継続したと診断されたとき
- 脳卒中:所定の手術、または所定の後遺症が60日以上継続したと診断されたとき
- 障害:身体障害1〜3級に該当、または障害者手帳(1〜3級)の交付
- 介護:要介護2以上に該当、または所定の介護状態に該当したと認められたとき
保障範囲が広くて安心感はある反面、病気や介護状態になったら条件問わずすぐ保険金を受け取れると勘違いしてしまう人は多いです。
入った後で「すぐ保険が降りると思っていた!話が違う!」とならないよう、給付条件をしっかり把握しておくことは重要です。



客観的にみて給付条件が厳しい。本当に払われやすい保険は、保険会社が損するので保険として成り立たない。
【デメリット⑤】契約10年未満の解約・減額・払済は、解約控除ペナルティー!
契約10年未満で解約・減額・払済にすると、保険特有の「解約控除ペナルティー」が掛かり、解約返戻金が少なくされてしまいます。
ソニー生命の米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」は低解約返戻金型ではありませんが、どのドル建て保険も早期解約ほど大損する可能性があるので注意したほうがいいです。
【デメリット⑥】すべては為替次第!元本割れリスクがある
この保険に元本保証はありません。
時期 | 元本割れリスク | |
---|---|---|
保険金 | ・万が一のとき ・三大疾病・障害・介護で 所定の状態に該当したとき | 為替次第であり |
解約返戻金 | 契約10年未満で 途中解約・減額 | 解約控除・為替次第であり |
契約15年超で 途中解約・減額 | 為替次第であり |
保険を通して米国債へ投資するので、個人で米国債へ投資する場合と比べ、リスクはほとんど一緒です。



ドル建保険は「投資性商品」なのでリスクがあり!保険だから損しにくいということはない。
【デメリット⑦】どんな経済状況でも保険料を払い続けなければならない
契約途中で経済状況の変化が起こり、保険料支払いが厳しくなってしまう人は多く、リビング・ベネフィット20は解約・減額・払済のいずれかで対処するしかありません。


NISAなど保険以外で同じように資産形成をすれば、積立額の増額・減額や、積立の一時中断や再開がデメリットなくいつでも自由にできるので、リビング・ベネフィット20より長く続けやすく、損するリスクを抑えられます。



特に女性は結婚・出産で経済状況が大きく変わるケースが多い。今は大丈夫と思っても、どんな状況でも投資を続けやすい方が良い。
【デメリット⑧】保険会社が倒産したら契約内容が変わる可能性がある
もしソニー生命が倒産したら、契約は存続できても契約内容が大きく変わる可能性があります。


2025年6月時点では生命保険契約者保護機構HP上で、予定利率3%以上を『高利率契約』と位置付けています。
ちなみに証券会社で米国債・豪国債に投資すれば、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでません。
なぜなら運用資産を分別管理(証券会社の資産と顧客の運用資産を分けて管理)しており、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでない仕組みになっているからです。



証券会社が倒産したら、違う証券会社が運用資産の管理を引き継ぐ。
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【デメリット⑨】長く続けるほど、保障性が薄くなっていく
リビング・ベネフィット20は、契約年数が浅いほど保障性が高く、長くなるほど保障性が薄くなっていきます。
長く続けるほど、多くの保険料を払うことになり、保障に占める積立金の割合が大きくなっていくからです。


万が一のことがなく、長く続けるほど、保障のほとんどが自分で払った保険料になってしまうなら、健康に自信がある人や若年層の人ほど保険以外で積立しようと考える人が多いです。
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メリット


- 【メリット①】通貨・資産分散効果が期待できる
- 【メリット②】定期型・終身型どちらかで保障期間を選べる
- 【メリット③】三大疾病・障害・介護でも保障される
- 【メリット④】生命保険の相続税非課税枠が使える
- 【メリット⑤】生命保険料控除が使える
- 【メリット⑥】三大疾病・障害・介護給付金は課税されない
【メリット①】通貨・資産分散効果が期待できる
米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」に入るということは、米ドル・米国債を持つことと同じです。
日本円しか資産を持っていないなど、投資をまったくしていない人にとって、通貨・資産分散効果が期待できます。
【メリット②】定期型・終身型どちらかで保障期間を選べる
終身型をオススメされることが多いですが、保障の期間を定める「定期型」を選ぶこともできます。
保障期間が決まっている「定期型」のほうが保険料が安く、大きな保障を持てますが、三大疾病・障害・介護は高齢になってからリスクが上がることを考えると、定期型を選ぶなら死亡保障だけで良いと考える人も多いです。
【メリット③】三大疾病・障害・介護でも保障される
三大疾病・障害・介護で「保険会社が定めた所定の状態」になれば、死亡保険金と同額の給付金が受け取れます。
しかし、保障範囲が広くても保険金を受け取れるのは「いずれか1回のみ」で、保険金を受け取ったあとは保険が消滅します。
それぞれ保険金が受け取れる訳ではなく、なんのために保険に入ったのかわかりにくくなるので注意。
【メリット④】生命保険の相続税非課税枠が使える
死亡保険金は、「生命保険の相続税非課税枠」が使えるので、相続税対策に有効です。
(例)500万円 × 3人(妻・子2人)= 1,500万円
が、生命保険の相続税非課税限枠となり、基礎控除などに加えて使える。
しかし、相続税には「基礎控除」と「配偶者控除」があります。


基礎控除などで相続財産が納まるなら、わざわざ保険で相続税対策をする必要はありません。
もし相続税対策のために入るなら、米ドル建終身保険に限らず、一時払い終身保険や生前贈与なども含めて、あなたに合った相続税対策を選択したほうが良いです。



相続税対策は保険にこだわる必要がない。
【メリット⑤】生命保険料控除が使える
年間の払込保険料に応じた生命保険料控除が受けられ、所得税を最大4万、住民税を最大2.8万を毎年控除できます。


保険料を払うことで所得税・住民税の節税効果があるのは嬉しいことです。しかし、大きな節税効果があるとはお世辞にも言えません。
老後の資産形成・控除目的で入るならiDeCo、控除より積立金を増やして将来のお金の悩みを解決したいなら、NISAなど保険以外のほうが合理的です。



保険料控除はあくまでおまけ!控除目的で保険に入るのはお金のムダ遣い。
【メリット⑥】三大疾病・障害・介護給付金は課税されない
三大疾病・障害・介護で給付金を受けとった場合、税金が掛かりません。
現役FPぶっちゃけ
- 【ぶっちゃけ①】保障効率が悪すぎる!保険料相当額を積立したほうがいい!
- 【ぶっちゃけ②】保障兼運用として考えている → 保険と投資は分けたほうがいい!
- 【ぶっちゃけ③】保障がいらない!運用目的で考えている → 保険に入る意味がない
- 【ぶっちゃけ④】三大疾病・障害・介護は公的保障と自己資金でカバーするほうが合理的
- 【ぶっちゃけ⑤】米国債での運用は、NISAでもできる
- 【ぶっちゃけ⑥】10年以上運用できるなら、保険で資産運用は勿体無い
【ぶっちゃけ①】保障効率が悪すぎる!保険料相当額を積立したほうがいい!
リビング・ベネフィット20は保険料に対する保障が薄く、保険としてのメリットがほとんどありません。
30年もの時間を費やして、保障効率が1.37倍しかないなら、同じお金・時間をNISAで積立投資することに当てたほうが、30年以上先でお金に困る可能性を抑えられます。
年齢によりますが、一般的に若年層ほど30年以内にリビング・ベネフィット20で保険金を受け取る確率より、何事もなく30年後を迎える可能性のほうが高いことを考えると、この保険に入るメリットが薄いです。
【ぶっちゃけ②】保障兼運用として考えている → 保険と投資は分けたほうがいい!
保障と運用を一つにまとめるより、分けてあげたほうがユーザーメリットが高いです。
たとえば、死亡保障と運用を分けるだけで、30年後の資産状況が1,826万円も変わるなら、その差額を三大疾病・障害・介護状態になったときに充てるほうが、ムダのない備えができます。
- 年齢:35歳
- 性別:男性
- 保険料:約2.3万円
- 払込期間:65歳まで
- かけすて保険:オリックス生命 キープアップ(保険期間:65歳まで)
※リビング・ベネフィット20は運用益への課税抜きで計算
保障額 | 保険料 | 累計保険料 | 65歳時 解約返戻金 | 利回り | |
---|---|---|---|---|---|
リビング・ベネフィット20 | 10万米ドル (1,500万) | 202.7米ドル (30,450円) | 72,972米ドル (1,096万) | 69,140米ドル (1,037万) | −年0.39% |
①NISA ②かけすて保険 | ②3,600万 (月額保障10万) | 30,450円 (①28,510円 ②1,940円) | 1,096万 (①1,026万 ②70万) | ②2,863万 (年率6%) | 年6% |
・オリックス生命HP「保険料シュミレーション」で試算し出典
保険と運用を兼ねるとムダがないような錯覚をしがちですが、実はムダが多いのでやめたほうがいいです。
【ぶっちゃけ③】保障がいらない!運用目的で考えている → 保険に入る意味がない
保障がいらないのに、そもそも保険に入る意味があるでしょうか。
「餅は餅屋」という言葉のように、「保険は万が一に備えるもの」であり、資産運用するために入るものではありません。
FPとして客観的にみて、保障がいらないのに保険に入るのはお金の無駄遣いなので、やめたほうがいいです。
≫【FP暴露】必要な保険1選!保険の入りすぎをなくす方法についてはこちら
≫ほけんの窓口で騙された?カモにされない方法はこちら
≫【真実】貯蓄型保険はやめたほうがいい理由・代替案はこちら
【ぶっちゃけ④】三大疾病・障害・介護は公的保障と自己資金でカバーするほうが合理的
三大疾病・障害・介護に対しては公的保障があるので、実は自己資金でカバーするほうが合理的です。
公的保障 | 概要 | |
---|---|---|
三大疾病 | 高額療養費 | 所得に応じて、ひと月の 治療費に限度額あり |
傷病手当金 | 最長1年6カ月間、給与の約2/3が支給(会社員・公務員) | |
障害 | 障害年金 | 障害の程度に応じて、生活費の補助として障害年金の支給 |
医療費助成 | 医療費の自己負担減 | |
税制面の優遇措置等 | 所得税や住民税の減免など | |
介護 | 介護保険 | 介護サービスを原則1割(所得によって2〜3割)で受けられる。 |
リビング・ベネフィット20を検討する前に、どんな状況でどんな公的保障が使えるのかを理解しておきましょう。
【ぶっちゃけ⑤】米国債での運用は、NISAでもできる
NISAを通して「iFree HOLD 米国国債(T-Zero2044)」に投資すれば、ドル建保険と同じように、米ドル・米国債で運用できます。
リビング・ベネフィット20 (米ドル建終身) | iFree HOLD 米国国債 (NISAで投資) | |
---|---|---|
投資対象 | 米国債 | 米国債 |
最低投資額 | 払込期間・保障額等 による | 100円〜 |
運用益への課税 | 一時所得税※ | 非課税 |
契約時手数料 | なし | なし |
手数料 | 保険関係費:手数料率不明 為替手数料:往復0.02円 | 運用費用:年0.1705% |
売買手数料 | なし | 不明 |
資産形成として客観的にみると、iFree HOLD 米国国債で運用したほうが、積立額の調整がいつでも自由にでき、運用益を全額非課税にできるなど、ユーザーメリットが高いです。
もしドル建保険に興味があるなら、保険以外の運用方法まで視野を広げたほうが、確実に良い資産形成ができます。
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【ぶっちゃけ⑥】10年以上運用できるなら、保険で資産運用は勿体無い
長く運用できる人ほど、株式投資信託で運用したほうが、リスクがあっても積立金が増える可能性が高いです。
たとえば、SBI証券「NISA積立設定ランキング」で常に上位、優良投資信託と名高い『eMAXIS slim米国株式 S&P500インデックスファンド』で毎月1万円を積立した場合を検証します。
S&P500インデックスファンド一つだけで、米国優良企業500社にまるっと投資できる
S&P500インデックスファンドとは、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資信託のこと。S&P500は、米国の優良企業500社(Apple、Google、Amazonなど)の株価を反映しており、経済成長とともに長期的に上昇してきた実績があります。
初心者でも始めやすく、長期的な資産形成に向いている投資商品として有名です。
投資の名著『ウォール街のランダムウォーカー』によると、過去70年(1950年から2020年)でS&P500で15年以上運用していた人は、どの15年を切り取っても元本割れがなかったという客観的データがあります。


(例)1957年〜2024年末まで平均リターン「年率10.5%」で運用できた場合のイメージ
・毎月1万円を10年間積立:120万 → 210万(返戻率:175%)
・毎月1万円を15年間積立:180万 → 434万(返戻率:241%)
・毎月1万円を20年間積立:240万 → 810万(返戻率:337%)
・毎月1万円を30年間積立:360万 → 2,516万(返戻率:698%)
過去の実績であり、将来の運用成果を約束するものではありませんが、10年以上運用すれば元本割れする可能性が抑えられることを歴史が証明しています。
10年以上の長期運用ができるなら、S&P500インデックスファンドのような優良投資信託で運用するほうが、お金に困らない将来を手に入れられる可能性が高く、客観的にみてオススメです。
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なぜ?ドル建保険を勧めてくる理由
保険営業がNISAなど保険以外での積立じゃなく、ドル建保険を勧めてくる最大の理由は「販売手数料が高く、保険営業が儲かる」からです。
たとえば、毎月1万円の保険料を払ってもらうなら、販売手数料が高い保険を売ったほうが効率が良いです。
<販売手数料の違いイメージ>
毎月1万円の保険料だった場合、
・学資保険の販売手数料:1,000円
・円建終身保険の販売手数料:36,000円
・ドル建終身保険の販売手数料:96,000円
・変額保険の販売手数料:10,8000円
※「販売手数料が高い=保険会社の利益率が高い」ということ
保険以外の知識がない視野の狭い保険営業だと、本音でドル建保険が良いと思って勧めてくるケースもありますが、一つの金融商品としてみれば入る価値がある保険とは言えません。
私も過去、保険販売を積極的にしていた時があり、保険以外の選択肢を潰し、ドル建て保険などの貯蓄型保険をたくさん契約してもらいました。しかし、それが相談者利益を損なうことをしていたと、今は深く反省しています。
米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」の注意点
- 【注意点①】要注意!リビング・ベネフィット20は、保険の皮を被った投資商品
- 【注意点②】為替は予測不能!学資保険の代わりはやめたほうがいい
- 【注意点③】ソニー生命の保険営業に相談しても、その場で良し悪しを判断することができない
- 【注意点④】NISA・iDeCoを必ず理解してから、保険が最適なのか判断しよう
- 【注意点⑤】一時払いドル建て終身保険を勧められたら警戒したほうがいい
【注意点①】要注意!リビング・ベネフィット20は、保険の皮を被った投資商品



投資初心者こそ、保険のほうが安心です!



保険なので、NISA・iDeCoよりリスクが低いです!
このような案内は間違っているので、騙されないよう注意してください。
米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」は、れっきとした「米国債で運用する投資商品」であり、為替リスク、信用リスクなど個人で債券運用する場合と基本的なリスクは一緒です。
概要 | リビング・ ベネフィット20 | 個人で債券投資 | |
---|---|---|---|
信用リスク | 発行体の経営悪化・倒産により元本や利息支払いが滞る可能性 | あり | あり |
為替リスク | 為替により積立金が変動 | あり | あり |
金利変動リスク | 債券の金利により積立金が変動(途中売却時) | なし | あり |
流動性リスク | 事件、事故、天災などの影響で取引が不可能になる可能性 | あり | あり |
早期解約リスク | 早期解約ペナルティーの有無 | あり | なし |
保険だから安心、元本割れしにくい、リスクが低いということはありません。損してもすべて自己責任になるなら、保険にこだわらずに、より合理的な資産形成方法を選ぶことをオススメします。
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【注意点②】為替は予測不能!学資保険の代わりはやめたほうがいい
教育費の積立として、学資保険代わりにリビング・ベネフィット20に入るのは、やめたほうがいいです。
教育費としてお金が大きく掛かる時期は「進学のタイミング」と明確ですが、将来の為替は誰にも予測できず、積立金を使いたいタイミングで為替が大きく下落する可能性があるからです。


特に「ただ貯金しているより有利だから」と考え、リビング・ベネフィット20に高い保険料を払おうとしているなら、やめたほうがいいです。
もし保険営業から保険以外の教育費準備について教えてもらっていないなら、一度冷静になりそれが最適解なのかFP相談窓口を利用して教えてもらいましょう。
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【注意点③】ソニー生命の保険営業に相談しても、その場で良し悪しを判断することができない
ソニー生命の保険営業から保険を提案されても、その保険が本当に入る価値がある保険なのかわかりません。
なぜなら、保険会社直属の保険営業は自社しか取り扱うことができず、客観性に欠けるからです。
ソニー生命に相談するなら、たとえすごく信頼感のある担当者であったとしても、その場で答えを出さず、提案された見積書をもとに違う相談窓口でセカンドオピニオンを受けたほうが、より良い保険が見つかる可能性が高いです。
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【注意点④】NISA・iDeCoを必ず理解してから、保険が最適なのか判断しよう
保険にこだわりがないなら、運用益に税金が掛からないNISA・iDeCoを理解してから、リビング・ベネフィット20に入るかどうかを決めたほうがいいです。
手数料 | 運用期間 | 積立限度額 | 運用益への課税 | 積立額の増減 | 積立の中断・再開 | 途中引出し | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
リビング・ベネフィット20 | 為替手数料 保険関係費 | 無期限 | 保険金額による※ | 一時所得 贈与税 | 不可 | 不可 | 解約すれば可能 |
NISA | 運用費用 | 無期限 | 年360万まで ※3 | 運用益非課税 | 可能 | 可能 | 可能 |
iDeCo | 新規加入手数料 運用費用 給付手数料 | 最長75歳まで | 年14.4万~81.6万まで | 退職所得控除 | 可能 | 可能 | 原則不可 |
もしあなたが保険での資産形成しか提案されていないなら、営利目的の保険営業か、保険以外の金融知識に乏しい担当です。
「将来お金に困りたくない」「少しでもお金を増やしたい」と考えてこの保険を検討していたなら、優秀なFPに相談し直してみてはいかがでしょうか。
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【注意点⑤】一時払いドル建て終身保険を勧められたら警戒したほうがいい
「まとまったお金を運用する方法も人気」「利率が高く、契約する人が多い」など、明治安田生命の一時払いドル建て保険を勧められるケースが多いです。
しかし、保険料から契約時手数料や保険関係費等の手数料が引かれ、運用される積立金が保険以外で運用する場合と比べて少なくされてしまいます。
相続税対策のために入るなら検討の余地はありますが、資産運用として勧められたら、そこに合理性はないので、甘い言葉に惑わされないよう注意しましょう。
米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」はこんな人にオススメ
- どうしても、ソニー生命のリビング・ベネフィット20に入りたい人
- 個人で投資する自信がない人
- 元本割れしても問題ない人
- 面倒が嫌い!気軽に運用したい人
このような人なら、米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」を検討するのはありでしょう。
しかし、少し頑張るだけで誰でも個人で投資はできるし、保険以外で運用したほうが積立金が増える可能性が高いです。
NISA開設〜売却まで無料サポートしてくれるFP相談窓口なら、面倒が嫌いな人や、個人で投資を始める自信がない人でもムダなく資産運用を始められます。
無理な営業も一切なく、オンラインで全国どこでも相談できるので気軽に相談しましょう。
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やめたほうがいい人
- 保障がいらない人
- 相続税対策のために、リビング・ベネフィット20に入りたい人
- リスクを負うなら、少しでも積立金が増える可能性が高いところで運用したい人
- ムダな手数料を払いたくない人
- 元本割れリスク(損する可能性)を許容できない人
- 貯金がない状態で、学資保険代わりに入ろうと考えている人
- 同じお金・時間を費やすなら、もっとお金が増えてほしい人
- 10年以上運用できる人
- ドル建て保険に入るなら、少しでも良い条件で入りたい人
このような人は、米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」に入るのをやめたほうがいいです。
そもそも保険で運用するメリットは薄く、保障がいらないなら保険に入る意味がありません。
ムダの多い保険での資産運用はやめましょう。相続税対策で入るなら、契約してすぐ保険料以上の保障が開始される一時払い終身保険のほうが合理的なのでオススメです。
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契約してしまったけど解約したい!対処方法を紹介!
- 申込30日以内ならクーリングオフ
- クーリングオフできないなら解約
申込30日以内ならクーリングオフ
クーリングオフ対象期間内なら、契約成立した後でもデメリットなく申込の取消しができます。
迷っていたり、保険以外で運用するなら一旦クーリングオフするのは有効な手段です。
クーリングオフできないなら解約
クーリングオフ対象期間を過ぎているなら、解約しかできません。
しかし、たとえ一時的に損しても解約してNISAなど、保険以外で運用するなら早めに切り替えたほうが良いです。



損した金額は勉強代と割り切ろう!
同じお金・時間を費やすなら、もっと期待リターンが高いほうがいい人へ
- 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
- 米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」の提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
- お金が増えると良い話すぎて、不信感を感じて自分で調べようと思った
このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。
ソニー生命の米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」は、為替リスクや解約控除ペナルティーなどがあり、一般的な保険商品より複雑な仕組みです。
メリットやデメリット、自分に適しているのかしっかり理解してから入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。
読者の方には、そうなって欲しくありません。
- 担当の保険営業の案内に疑問をもった
- ドル建保険以外の保険提案を受けていない
- 保険以外の運用商品について案内がなかった
- NISAや個人向け米国債・社債などと詳しく比較してから決めたい
このように思うなら、
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資産運用の知識に不安がある人へ
保険以外で資産運用をしたいと思っても実際のところ、
- 『投資というだけで難しそう…』
- 『何から始めたらいいのかわからない…』
- 『投資はやりたいけど出来るだけ損したくないな…』
- 『自分の金融知識に自信がない…』
このように思われる方も多いと思います。
私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ銀行貯金するだけでした。
ですが銀行にお金を置いておくだけではふえません。
低金利時代で収入も上がりにくい、物価高騰もしている今の時代こそ、『投資をすること』はあなたの10年、20年後の未来を大きく変えます。
- 無駄なく将来に備えたい
- 自分に合った投資方法や資産配分を知りたい
- 投資するなら損するリスクを少しでも減らしたい
- 家計負担を抑えたい
- 将来のお金の不安を解消したい
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色々な投資方法を基礎から教えてくれるから視野が広がり、自分にあった資産運用が見つかった。



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無駄な保険料を払わないための選び方を学べた。
おかげで、保険料という人生における大きな支出を抑えられた。
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他社のドル建て終身保険ですが、米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」と本質は一緒です。
まとめ
ソニー生命の米ドル建終身「リビング・ベネフィット20」は保障面・運用面のどちらをとっても、客観的にみて入る価値がある保険とは言えません。
保険は万が一に備えるものです。保障は「かけすて」、貯蓄・投資は「NISAなど保険以外」で考えるだけで、誰でもリビング・ベネフィット20より良い備えをすることができます。
あなたの大切なお金・時間を、保険で浪費するのはやめてください。
ムダなく合理的な備えをしたいけど、自分でできる自信がないなら、保険以外の金融知識が豊富なFPに相談すれば悩みを解決できるのでオススメです。
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