評判ひどい?明治安田生命「つみたてドル建終身」デメリット・注意点を徹底解説!

  • 10年以上先に使うお金なら、明治安田生命「つみたてドル建終身」が良いと勧められた…
  • 高い積立利率を今なら固定できるから、契約する人が多いと言われたけど本当なのかな…
  • 初心者なら保険で運用すればリスクがあっても安心といわれたけど、デメリットを知りたい…
  • あとで後悔したくないから、誰か客観的な情報を教えて!

「銀行より有利」「利率が高い今がオススメ!」「ドルを持っていると安心」など、つみたてドル建終身を提案されるケースが多いです。

しかし、ドル建て保険をネット検索すると「後悔した」「やめたほうがいい」「情弱向け」など悪い評判が多く、「オススメ」と謳う企業サイトと評価が違いすぎて、何が本当なのか悩んでしまいます。

実は保険販売が仕事の保険営業・企業サイトから、つみたてドル建終身の客観的情報を得ることは難しいです。

このブログの読者には、保険で損・後悔をしてほしくありません。

そこでこの記事では、業歴14年現役FPとして2,000世帯以上の保険・運用相談を解決してきた筆者が、他では教えてくれない明治安田生命『つみたてドル建終身』の客観的真実を教えます。

最後まで読めば、この保険に入るべきかがわかり、あなたの大切なお金と時間を無駄にしないですみます。

この記事でわかること
  • 保障が薄い「ドル建て終身」に入るメリットがない。
  • 資産形成する金融商品として客観的にみて、入る価値はほとんどない。
  • 同じお金・時間をかけるならNISAで同じような米国債投資、個人で生債券へ投資、株式投資など、保険以外で運用したほうが、ドル建て保険より合理的にお金を増やせる
  • あなたの大切な時間・お金を、保険で無駄にしないで下さい。
  • 類似商品・NISAと比較あり!本質は一緒で、どっちもオススメできない
  • 保険以外の金融知識豊富なFPなら、保険は資産形成に向いていないので勧めない
  • 保険・投資の悩みは知識豊富なFP担当!マネーコーチがオススメ!
  • 投資に最低限知識は必須!40万人以上が受講した無料セミナーお金の教養講座でプロから学ぼう

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目次

明治安田生命「つみたてドル建終身」基本情報と基礎知識

  • 【要注意】つみたてドル建終身は、保険の皮を被った投資商品
  • 予定利率が定期的に変わる
  • 取扱範囲の概要

【要注意】つみたてドル建終身は、保険の皮を被った投資商品

保険営業

投資初心者こそ、保険のほうが安心です!

保険営業

保険なので、NISA・iDeCoよりリスクが低いです!

このような案内は間違っているので、騙されないよう注意してください。

つみたてドル建終身は、れっきとした「米国債で資産形成したい人向けの投資商品」であり、為替リスク、信用リスクなど個人で債券運用する場合と基本的なリスクは一緒です。

概要つみたてドル建終身個人で債券投資
信用リスク発行体の経営悪化・倒産により元本や利息支払いが滞る可能性ありあり
為替リスク為替により積立金が変動ありあり
金利変動リスク債券の金利により積立金が変動(途中売却時)なしあり
流動性リスク事件、事故、天災などの影響で取引が不可能になる可能性ありあり
早期解約リスク早期解約ペナルティーの有無ありなし

つみたてドル建終身に入る = 保険会社があなたの代わりに、債券に投資する

保険だから安心、元本割れしにくい、リスクが低いということはありません。損してもすべて自己責任になるなら、より合理的な資産形成をしたいと誰もが思うのは必然です。

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予定利率が定期的に変わる

契約時の予定利率は、保険料の払込期間中は固定ですが、払込が終わったあとは5年毎に変わります。

利率変更時の債券相場によって、新たな予定利率が決まる仕組み

契約時の予定利率がずっと続くわけではないことを、理解しておきましょう。

取扱範囲の概要

つみたてドル建終身の、主な取扱範囲は以下のとおりです。

契約年齢0歳〜75歳
運用通貨米ドル
最低保険料5,000円〜
(払込期間によって異なる)
保険期間終身
保険料の払込期間10年〜30年払
(5年刻み)
予定利率の変更
(新規契約者向け)
毎月1日・16日
元本保証(日本円)なし
保険料の増額不可
保障の減額可能
健康状態の告知なし
明治安田生命「つみたてドル建終身」契約締結前交付書面兼パンフレットより出典

取扱範囲の細部は違いますが、マニュライフ生命「こだわり個人年金」や、ニッセイウェルス生命「つみたてねんきん2」と本質はほとんど一緒です。

≫後悔!マニュライフ生命「こだわり個人年金」についてはこちら
≫ニッセイウェルス生命「つみたてねんきん2」についてはこちら
≫保険で資産運用はお金を増やす遠回り!やめたほうがいい具体的理由はこちら

デメリット

  • 【デメリット①】保険料払込期間中の保障がない
  • 【デメリット②】保険関係費などの手数料が掛かる
  • 【デメリット③】契約15年未満の解約返戻金が少なくなる
  • 【デメリット④】契約10年未満は解約控除があり、大損する可能性がある
  • 【デメリット⑤】すべてはそのときの為替次第!元本割れリスクがある
  • 【デメリット⑥】どんな経済状況でも保険料を払い続けなければならない
  • 【デメリット⑦】保険会社が倒産したら契約内容が変わる可能性がある

【デメリット①】保険料払込期間中の保障がない

資産形成に特化しており、保険料の払込期間中に万が一のことがあっても、保険なのに保障がありません。

死亡した場合 → 積立金相当額 or 解約返戻金どちらか大きいほうを「死亡給付金」として支払う

保険最大の特徴である「保障」がないなら、あえて保険に入る意味があるでしょうか。私はないと思います。

この記事内で解説していますが、資産形成でお金を増やしたいなら、保険以外のほうが適しているのは明らかです。

【デメリット②】保険関係費などの手数料が掛かる

保険特有の「保険関係費」などの手数料が掛かります。

スクロールできます
商品名手数料率
保険関係費手数料率の開示なく不明
為替手数料円入金:0.25円/1ドル
円支払:0.25円/1ドル
口座引出手数料
(米ドルで受取る場合)
金融機関による
明治安田生命「つみたてドル建終身」約款より出典

NISAなど保険以外で投資すれば「保険関係費」なしで資産形成できます。それだけでかなり運用効率を高めることができる事実を、保険営業は教えてくれません。

ポイント

保険関係費はブラックボックス!手数料率を開示しないのは顧客に不親切!(他社で開示している保険あり)

【デメリット③】契約15年未満の解約返戻金が少なくなる

つみたてドル建終身は返戻率を高めるために、契約から15年間の低解約返戻金期間を設けており、15年未満で解約すると大損します。

低解約返戻期間で解約・減額すると、払込保険料の6〜7割ほどしか返ってこない。

もし15年未満で解約・減額する可能性が少しでもあるなら、この保険に入るのをやめたほうが良いです。

【デメリット④】契約10年未満は解約控除があり、大損する可能性がある

契約10年未満で解約・減額すると、保険特有の「解約控除ペナルティー」が掛かり、解約返戻金が少なくされてしまいます。

早期解約・減額ほど解約返戻金が少なくなります。契約間もない場合、解約返戻金はまったくないか、あってもごくわずかです。

契約10年未満は低解約返戻期間で、そもそも解約返戻金が少ないのに、解約控除でさらに少なくされてしまい、大損する可能性があるので注意しましょう。

【デメリット⑤】すべてはそのときの為替次第!元本割れリスクがある

この保険に元本保証はありません。

スクロールできます
時期元本割れリスク
米ドル死亡給付金万が一のとき為替次第であり
解約返戻金契約10年未満で
途中解約・減額
解約控除・低解約返戻金期間・為替次第であり
契約15年未満で
途中解約・減額
低解約返戻金期間・
為替次第であり
契約16年以上で
途中解約・減額
為替次第であり

ドルベースの死亡給付金額が保証されていても、積立金が増えるか減るかどうかはすべて為替頼み!

保険を通して外国債券へ投資するので、他の投資性商品と同じように元本割れリスクがあります。

ポイント

つみたてドル建終身は、投資性商品なのでリスクがある!

【デメリット⑥】どんな経済状況でも保険料を払い続けなければならない

契約途中で経済状況の変化が起こり、保険料支払いが厳しくなってしまう人は多く、ハイブリッドツミタスは解約・減額・払済のいずれかで対処するしかありません。

つみたてドル建終身は「保険契約」であり、貯金ではないので積立額の調整に自由が効かない!

NISAなど保険以外で同じように資産形成をすれば、積立額の増額・減額や、積立の一時中断や再開がデメリットなくいつでも自由にできるので、つみたてドル建終身より長く続けやすく、損するリスクを抑えられます。

ポイント

特に女性は結婚・出産で経済状況が大きく変わるケースが多い。今は大丈夫と思っても、どんな状況でも投資を続けやすい方が良い。

【デメリット⑦】保険会社が倒産したら契約内容が変わる可能性がある

もし明治安田生命が倒産したら、契約は存続できても契約内容が大きく変わる可能性があります。

生命保険契約者保護機構は『高利率契約』を引き継ぐ場合、利率の引き下げをする。
2025年6月現在「つみたてドル建終身」は、高利率契約に該当!

生命保険契約者保護機構HP イメージ図より出典

2025年6月時点では生命保険契約者保護機構HP上で、予定利率3%以上を『高利率契約』と位置付けています。

保険会社が倒産しても、過去の千代田生命倒産時のように全ての保険を引継げるかどうかわからない。

ちなみに証券会社で米国債・豪国債に投資すれば、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでません。

なぜなら運用資産を分別管理(証券会社の資産と顧客の運用資産を分けて管理)しており、証券会社が倒産しても運用資産に影響がでない仕組みになっているからです。

ポイント

証券会社が倒産したら、違う証券会社が運用資産の管理を引き継ぐ。

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メリット

  • 【メリット①】通貨・資産分散効果が期待できる
  • 【メリット②】保険料の払込期間中は、契約時の予定利率で固定
  • 【メリット③】予定利率0.25%は最低保証
  • 【メリット④】配当金が受け取れる可能性がある
  • 【メリット⑤】健康状態が悪くても入れる
  • 【メリット⑥】生命保険の相続税非課税枠が使える
  • 【メリット⑦】生命保険料控除が使える

【メリット①】通貨・資産分散効果が期待できる

つみたてドル建終身に入るということは、米ドル・米国債を持つことと同じです。

日本円しか資産を持っておらず、投資を全くしていない人にとって、通貨・資産分散効果が期待できます。

保険料は米ドルに両替され、主に米国債で運用される

【メリット②】保険料の払込期間中は、契約時の予定利率で固定

契約時の予定利率は、保険料を払い終えるまで固定されます。もし予定利率が高いときに入れば、高い利回りを期待できます。

<予定利率のイメージ>
・契約〜保険料払込満了まで、契約時の予定利率を固定
・保険料払込満了から、5年毎に予定利率を変更

ちなみに、2025年6月1〜15日の新規契約者向けの予定利率は3.35%です。しかし、予定利率3%以上は「高予定利率契約」となり、保険会社倒産時のリスクが一般の保険より高いことを理解しておきましょう。

【メリット③】予定利率0.25%は最低保証

つみたてドル建終身は、予定利率0.25%が最低保証されています。

保険料を払い終えたあと、5年毎に変更される予定利率が0.25%以上であれば、死亡給付金・解約返戻金の増加が見込める。

【メリット④】配当金が受け取れる可能性がある

決算により余剰金が発生した場合、5年ごとの契約応答日に契約者へ「配当金」を支払います。

配当金はあくまで「おまけ」であり、まったくない可能性もあるので、過度な期待をしないようにしておきましょう。

配当金があった場合、自動的に積立される。契約者が請求したとき、死亡・解約したときに支払われる

【メリット⑤】健康状態が悪くても入れる

契約時の健康状態は、一切問われません。

「保険料払込期間中の保障がない = 保険会社が早期に保険金を支払い損するリスクが低い」ので、告知なしで入れる

がんになってしまった人でも、糖尿病の人でも検討できます。

【メリット⑥】生命保険の相続税非課税枠が使える

死亡給付金は、「生命保険の相続税非課税枠」が使えるので、相続税対策に有効です。

生命保険の相続税非課税枠

相続税非課税枠 = 500万円 × 法定相続人の数

(例)500万円 × 3人(妻・子2人)= 1,500万円

が、生命保険の相続税非課税限枠となり、基礎控除などに加えて使える。

しかし、相続税には「基礎控除」と「配偶者控除」があります。

基礎控除などで相続財産が納まるなら、わざわざ保険で相続税対策をする必要はありません。

もし相続税対策のために入るなら、保障が薄い保険より、保険料以上の保障がすぐ開始される保険を選んだほうが合理的です。

ポイント

生命保険の相続税非課税枠は、「基礎控除」と「配偶者控除」に加えて使える!

【メリット⑦】生命保険料控除が使える

年間の払込保険料に応じた生命保険料控除が受けられ、所得税を最大4万、住民税を最大2.8万を毎年控除できます。

【よくある勘違い】控除額がそのまま還ってくる訳ではありません!

保険料を払うことで所得税・住民税の節税効果があるのは嬉しいことです。しかし、大きな節税効果があるとはお世辞にも言えません。

保険料控除目的で入るなら、iDeCoは掛金全額控除できる!
年間8万円以上の積立金を払うなら、つみたてねんきん2より控除効果が高い!

老後の資産形成・控除目的で入るならiDeCo、控除より積立金を増やして将来のお金の悩みを解決したいなら、NISAなど保険以外のほうが合理的です。

ポイント

保険料控除はあくまでおまけ!控除目的で保険に入るのはお金のムダ遣い。

 

NISAと特徴・期待リターンを比較

つみたてドル建終身と比較されることの多いNISAと、特徴・期待リターンを比べると、NISAのほうがユーザーメリットが大きいことは明白です。

NISAは「運用益非課税」だけじゃなく、積立額の増減・払込停止・再開の自由度が高く、誰でも長く続けやすい制度なのは嬉しいポイント

スクロールできます
つみたてドル建終身NISA
手数料為替手数料
保険関係費
運用費用
運用期間無期限無期限
最低積立額5,000円〜100円〜
積立限度額70万まで年360万、
生涯1,800万まで
運用益への課税一時所得
贈与税
運用益非課税
積立額の増減不可可能
積立停止・再開不可可能
途中引出し解約・減額で
可能※2
可能
※規定によるので要確認 ※2:契約15年未満は低解約返戻金期間、契約10年未満は解約控除あり損する可能性大

続いて、期待リターンを具体的数値を使って比べてみると、NISAのほうが30年で580万円も大きく増える可能性があります。

NISAは投資信託の平均リターンである、年率3%〜7%の中央値である、年率5%だった場合で計算

検証条件
  • 年齢 : 30歳
  • 性別 : 男性
  • 保険料:2万(月払い)
  • 払込期間:30年払(60歳まで)
  • 為替レート:全期間145.19円で固定し計算
  • 予定利率:年3.35%
  • NISAの期待リターン:年率5%

※為替変動と運用益への課税は考慮せず

スクロールできます
累計保険料60歳時
解約返戻金
つみたてドル建終身720万1,084万
NISA720万1,664万
差額580万

さらに、つみたてドル建終身はNISAと違い、一定以上の運用益があると確定申告が必要になり、課税されてしまうので差額はもっと広がります。

FPとして資産形成をしたい人にどっちがオススメかと聞かれたら、保険を勧めなければならない立場でないなら、間違いなくNISAを勧めます。

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同等商品「こだわり個人年金」「つみたてねんきん2」と比較

比較されることの多いマニュライフ生命「こだわり個人年金」、ニッセイウェルス生命「つみたてねんきん2」と比べてみました。

つみたてドル建終身の強みは「払込満了後に保障があること」です。

しかし、保障性がほとんどないことを考えると、他のドル建て個人年金のほうが払込停止・再開ができるので長く続けやすいです。

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つみたて
ドル建終身
つみたて
ねんきん2
こだわり
個人年金
契約年齢0歳〜70歳0歳〜70歳0歳〜70歳
指定通貨米ドル米ドル・豪ドル米ドル・豪ドル
保障払込満了後に開始なしなし
最低保険料5,000円〜2万〜1万〜
利率変動払込期間中:なし
払込満了後:5年毎にあり
利率固定プラン:なし
利率連動プラン:解約時のみあり
毎月変動あり
市場価格調整なしあり
(利率連動プランのみ)
なし
解約控除ありありあり
元本保証なしなしなし
払込停止・再開不可可能可能
保険料の増額不可不可不可
保険料の減額可能可能可能
個人年金控除使えない使える使える
※契約10年以上で可能

≫後悔!マニュライフ生命「こだわり個人年金」についてはこちら
≫ニッセイウェルス生命「つみたてねんきん2」についてはこちら

≫第一フロンティア「外貨建つみたて個人年金」についてはこちら
≫保険で資産運用はお金を増やす遠回り!やめたほうがいい具体的理由はこちら

どの保険も「資産形成」を目的に入るのは変わりません。どれを選ぶのも好みですが、FP目線で客観的にみると保険で資産形成をするメリットが薄いので、強いこだわりがないならNISAなど保険以外の選択肢も考慮することをオススメします。

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つみたてドル建終身の注意点

  • 【注意点①】学資保険の代わりはやめたほうがいい
  • 【注意点②】NISA・iDeCoを必ず理解した上で入るか決めよう
  • 【注意点③】一時払ドル建て保険で資産運用はムダが多いのでやめよう

【注意点①】学資保険の代わりはやめたほうがいい

教育費としてお金が大きく掛かる時期は「進学のタイミング」と明確です。

ドル建て保険を学資代わりにすると、お金が必要な時期の為替に大きく依存してしまうことになります。

積立利率が高くても、すべては積立金を受取るときの為替次第。
将来の為替は誰にも予測できない。(2010年〜2025年のたった15年間で、為替は75円〜160円と2倍以上動いている)

特に「ただ貯金しているより有利だから」と考え、ドル建て個人年金に集中投資しようとしているなら、やめたほうがいいです。

もし保険営業から保険以外の教育費準備について教えてもらっていないなら、一度冷静になりそれが最適解なのかFP相談窓口を利用して教えてもらいましょう。

≫【2025年最新版】現役FP厳選!顧客利益を考えてくれるFP相談窓口ランキングはこちら
≫学資保険代わりでドル建て保険はやめたほうがいい理由はこちら

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【注意点②】NISA・iDeCoを必ず理解した上で入るか決めよう

保険にこだわりがないなら、運用益に税金が掛からないNISA・iDeCoを理解した上で「つみたてドル建終身」に入るかどうかを決めたほうがいいです。

つみたてドル建終身は、数ある金融商品の中の資産形成手段の一つ!

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手数料運用期間積立限度額運用益への課税積立額の増減積立の中断・再開途中引出し
つみたてドル建終身為替手数料
保険関係費
無期限70万まで一時所得
贈与税
不可不可解約すれば可能
変額個人年金為替手数料
運用費用
保険関係費
最長95歳までなし一時所得
贈与税
可能
可能
2
解約すれば可能
NISA運用費用無期限年360万まで
3
運用益非課税可能可能可能
iDeCo新規加入手数料
運用費用
給付手数料
最長75歳まで年14.4万~81.6万まで退職所得控除可能可能原則不可
※:諸制限あり注意 ※2:契約7年以上から可能 ※3:生涯1,800万まで

もしあなたが保険での資産形成しか提案されていないなら、営利目的の保険営業か、保険以外の金融知識に乏しい担当です。

正直な話、相談する担当次第であなたの将来の資産状況は劇的に変わります。

将来お金に困りたくない」「少しでもお金を増やしたい」と考えてこの保険を検討していたなら、優秀なFPに相談し直してみてはいかがでしょうか。

保険以外の金融商品も含めて最適な資産形成を提案してくれるので、あとで後悔したくない人にオススメです。

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【注意点③】一時払ドル建て保険で資産運用はムダが多いのでやめよう

「まとまったお金を運用する方法も人気」「利率が高く、契約する人が多い」など、明治安田生命の一時払いドル建て保険を勧められるケースが多いです。

しかし、保険料から契約時手数料や保険関係費等の手数料が引かれ、運用される積立金が保険以外で運用する場合と比べて少なくされてしまいます。

一時払いドル建て保険も手数料率をすべて開示していない。手数料率は運用成果に直結する重要指標なのに開示しないのは、かなり不親切で闇が深い。

相続税対策のために入るなら検討の余地はありますが、資産運用として勧められたら、そこに合理性はないので、甘い言葉に惑わされないよう注意しましょう。

≫明治安田生命「一時払い終身保険」についてはこちら
≫明治安田生命「ドル建て一時払い養老保険」についてはこちら

≫【やめたほうがいい】保険は資産運用に不向きな理由はこちら

現役FPぶっちゃけ

  • 【ぶっちゃけ①】資産形成・運用として考えている → 保険に入る意味がない!
  • 【ぶっちゃけ②】米国債での運用なら、NISAでもできる
  • 【ぶっちゃけ③】10年以上運用できるなら、保険で資産運用は勿体無い

【ぶっちゃけ①】資産形成・運用として考えている → 保険に入る意味がない!

保障がないのに、そもそも保険に入る必要があるでしょうか。

「餅は餅屋」という言葉のように、「保険は万が一に備えるもの」であり、資産運用するために入るものではありません。

保険より優れた運用商品は数多くあり、保険にこだわる必要ない!視野を広げよう!

FPとして客観的にみて、保障がない保険に入る意味がなく、やめたほうがいいです。

≫【FP暴露】必要な保険1選!保険の入りすぎをなくす方法についてはこちら
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【ぶっちゃけ②】米国債での運用なら、NISAでもできる

NISAを通して「iFree HOLD 米国国債(T-Zero2044)」に投資すれば、つみたてドル建終身と同じように、米ドル・米国債で運用できます。

NISAで得た運用益は全額非課税(課税なし)です。

つみたてドル建終身iFree HOLD 米国国債
(NISAで投資)
投資対象米国債米国債
最低投資額5,000円〜100円〜
運用益への課税一時所得税
雑所得税
非課税
契約時手数料なしなし
手数料保険関係費:手数料率不明
為替手数料:往復0.5円
運用費用:年0.1705%
売買手数料なし不明

資産形成として客観的にみると、iFree HOLD 米国国債で運用したほうがユーザーメリットが高いです。

100円から投資できるので、始めるハードルが低い!
積立額の増減・中断・再開がノーリスクで出来るので長く続けやすい!

もしドル建保険に興味があるなら、保険以外の運用方法まで視野を広げたほうが、確実に良い資産形成ができます。

≫NISA比較あり!小学生でもわかるドル建て保険の基本ついてはこちら

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【ぶっちゃけ③】10年以上先に使うお金は、NISAで優良投資信託で積立したほうがいい

長く運用できるなら、株式投資信託で運用したほうが、リスクがあっても積立金が増える可能性が高いです。

たとえば、SBI証券「NISA積立設定ランキング」で常に上位、優良投資信託と名高い『eMAXIS slim米国株式 S&P500インデックスファンド』で毎月1万円を積立した場合を検証します。

S&P500インデックスファンド一つだけで、米国優良企業500社にまるっと投資できる

S&P500インデックスファンドとは、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資信託のこと。S&P500は、米国の優良企業500社(Apple、Google、Amazonなど)の株価を反映しており、経済成長とともに長期的に上昇してきた実績があります。

【特徴】
✅ 分散投資:1つのファンドで500社に分散投資できる
✅ 長期運用向き:歴史的に右肩上がり(過去のデータでは15年以上で元本割れなし)
✅ 低コスト:アクティブファンドより手数料が安い
✅ ほったらかしOK:定期的に積み立てるだけで運用可能

初心者でも始めやすく、長期的な資産形成に向いている投資商品として有名です。

投資の名著『ウォール街のランダムウォーカー』によると、過去70年(1950年から2020年)でS&P500で15年以上運用していた人は、どの15年を切り取っても元本割れがなかったという客観的データがあります。

出所:ウォール街のランダム・ウォーカー(原著第13版)

(例)1957年〜2024年末まで平均リターン「年率10.5%」で運用できた場合のイメージ
・毎月1万円を10年間積立:120万 → 210万(返戻率:175%)
・毎月1万円を15年間積立:180万 → 434万(返戻率:241%)
・毎月1万円を20年間積立:240万 → 810万(返戻率:337%)
・毎月1万円を30年間積立:360万 → 2,516万(返戻率:698%)

過去の実績であり、将来の運用成果を約束するものではありませんが、10年以上運用すれば元本割れする可能性が抑えられることを歴史が証明しています。

年齢が若いほど「長く運用できる時間」があり、リスクを取りやすい!もし仮に失敗したとしても、失敗を取り戻せる時間がある!

10年以上の長期運用ができるなら、S&P500インデックスファンドのような優良投資信託で運用するほうが、お金に困らない将来を手に入れられる可能性が高く、客観的にみてオススメです。

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つみたてドル建終身がオススメな人

  • どうしても明治安田生命のドル建て保険に入りたい
  • 個人で投資する自信がない人
  • 面倒が嫌い!気軽に運用したい人

このような人なら、つみたてドル建終身を検討するのはありでしょう。

しかし、少し頑張れば誰でも簡単に個人で投資はできるし、保険以外で運用したほうが積立金が増える可能性が高いです。

運用するなら運用益非課税になるNISAがオススメ!

NISA開設〜売却まで無料サポートしてくれるFP相談窓口なら、面倒が嫌いな人や、個人で投資を始める自信がない人でもムダなく資産運用を始められます。

無理ない営業も一切なく、オンラインで全国どこでも相談できるので気軽に相談しましょう。

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やめたほうがいい人

  • 積立方法にこだわりがない人
  • 保障がいらない人
  • NISA・iDeCoに興味がある人
  • 資産形成の遠回りをしたくない人
  • ムダな手数料を払いたくない人
  • 同じお金・時間を費やすなら、もっとお金が増えてほしい人
  • 15年以上運用できる人

このような人は、つみたてドル建終身を含む、貯蓄型保険はやめたほうがいいです。

そもそも保険で運用するメリットも、保障がない保険に入る意味もありません。

あなたの時間とお金は有限です!

ムダの多い保険での資産運用はやめましょう。

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契約してしまったけど解約したい!対処方法を紹介!

  • 申込8日以内ならクーリングオフ
  • クーリングオフできないなら解約

申込8日以内ならクーリングオフ

クーリングオフ対象期間内なら、契約成立した後でもデメリットなく申込の取消しができます。

申込日から8日以内でクーリングオフすれば、保険料も全額返金される

迷っていたり、保険以外で運用するなら一旦クーリングオフするのは有効な手段です。

ポイント

クーリングオフできないなら解約

クーリングオフ対象期間を過ぎているなら、解約しかできません。

早期解約は「低解約返戻金期間」「解約控除ペナルティー」によって、大損する可能性が高い!

しかし、たとえ一時的に損したとしても、解約してNISAなど保険以外で運用するなら、早めに切り替えたほうが良いです。

ポイント

損した金額は勉強代と割り切ろう!

同じお金・時間を費やすなら、もっと期待リターンが高いほうがいい人へ

  • 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
  • つみたてドル建終身の提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
  • お金が増えると良い話すぎて、不信感を感じて自分で調べようと思った

このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。

明治安田生命のつみたてドル建終身は、為替リスクや解約控除、低解約返戻金期間などがあり、一般的な保険商品より複雑な仕組みです。

メリットやデメリット、自分に適しているのかしっかり理解してから入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。

読者の方には、そうなって欲しくありません。

  • 担当の保険営業の案内に疑問をもった
  • つみたてドル建終身以外の保険提案を受けていない
  • 保険以外の運用商品について案内がなかった
  • NISAや個人向け米国債・社債などと詳しく比較してから決めたい

このように思うなら、知識豊富なFP担当!マネーコーチで無料相談がオススメです。

マネーコーチは厳しい審査基準をクリアした、保険・保険以外の金融商品も詳しい知識豊富なFPにスマホやタブレットで全国どこでもオンライン相談ができます。

特定の金融機関に属さない資産形成に精通したFPに無料相談できるので、最適な資産形成はなにか、変額保険・NISA・iDeCoなど保険以外の金融商品と詳しく比較しながら、あなたに最適なマネープランが見つかります。

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資産運用の知識に不安がある人へ

保険以外で資産運用をしたいと思っても実際のところ、

  • 『投資というだけで難しそう…』
  • 『何から始めたらいいのかわからない…』
  • 『投資はやりたいけど出来るだけ損したくないな…』
  • 『自分の金融知識に自信がない…』

このように思われる方も多いと思います。

私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ銀行貯金するだけでした。

ですが銀行にお金を置いておくだけではふえません。

低金利時代で収入も上がりにくい、物価高騰もしている今の時代こそ、『投資をすること』はあなたの10年、20年後の未来を大きく変えます。

  • 無駄なく将来に備えたい
  • 自分に合った投資方法や資産配分を知りたい
  • 投資するなら損するリスクを少しでも減らしたい
  • 家計負担を抑えたい
  • 将来のお金の不安を解消したい

もしあなたがこの様に思ったなら、日本ファイナンシャルアカデミーが主催する金融初心者向けのマネーセミナーお金の教養講座に無料参加がオススメです。

なぜなら日本ファイナンシャルアカデミーは設立20年超の老舗マネースクールで、『金融商品販売目的』の他セミナーとは違い、金融商品販売は一切しません。

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実際に金融知識が全くない状態で参加した受講者さんも、ここでお金の基礎を勉強して

色々な投資方法を基礎から教えてくれるから視野が広がり、自分にあった資産運用が見つかった。

将来の漠然としていたお金の不安が解消された

無駄な保険料を払わないための選び方を学べた。
おかげで、保険料という人生における大きな支出を抑えられた。

など、保険になんとなく入る前に無料セミナーに参加して良かったという声を多く頂いています。

お金の教養講座は金融商品販売をされることもなく完全無料で参加できてリスクゼロです。

まずは気軽に受講してみましょう。

金融知識は将来自分に100%還ってきます!

もしあなたがこれからお金や投資の知識を身につけ、投資を始めて行けば今抱えているお金の心配から解放された生活を送れることでしょう。

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類似商品の解説動画はこちら

他社のドル建て終身保険ですが、つみたてドル建終身と本質は一緒です。

まとめ

つみたてドル建終身は、保障を抑制し、途中解約で大きく損するリスクを負う代わりに、積立金を増やすことを目的に入る「資産形成」のための保険です。

それなら、NISAなど資産形成に適した保険以外の金融商品で考えたほうが、ムダな手数料を払うことなく、合理的な資産形成が可能かのは間違いありません。

金融知識がほとんどない状態で、銀行金利と比較されると魅力的に感じるかもしれませんが、客観的にみて運用としてこの保険に入る価値は薄い

この記事を見つけて、即決せずに立ち止まれたあなたなら、もっと良い選択ができると思います。

感情だけで保険を決めるのは危険なので、もし不安なら金融知識豊富なFP相談窓口でセカンドオピニオンを含め、相談がオススメです。

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