- 「銀行より高利回り」「ドルで確実に増える」と、ジブラルタのリタイアメント・インカムを勧められた。
- 投資未経験でも、保険なら安心っていうけど本当なのかな…
- ノーリスクでお金が増える訳ないし、隠れたデメリットがないか不安…
- あとで後悔はイヤ!リタイアメント・インカムについて客観的情報を教えて!
「保険だから安心」「確実にお金が増える」「私の親族・友人もやっている」と、ジブラルタ生命の養老保険「米国ドル建てリタイアメント・インカム」をオススメされるケースは多いです。
しかし、「なんとなく良さそう」「担当者が信頼できたから」など、この保険の内容・リスクをしっかり理解せず入っている人がほとんどなのが、悲しい現状です。
実は、この保険と同等商品を数字で比べると入る価値がないことを、保険販売が目的の保険営業・企業サイトは教えてくれません。
そこでこの記事では、業歴14年現役FPとして2,000世帯以上の保険・資産形成など「お金の悩み」を解決してきた筆者が、初心者向けに「リタイアメント・インカム」の客観的情報を教えます。
最後まで読めば、この保険に入る価値があるのかどうかがわかり、あなたの大切なお金・時間をムダにしないですみます。
- 保障・貯蓄の両面で、この保険に入る価値はほとんどない!
- 利回り低すぎ!リスクにリターンが見合わない!NISAと運用成果の比較あり
- 保険なのに保障性が薄すぎる!長く続けるほど保障機能が消失!かけすて保険との比較あり
- ジブラルタ営業職の給与は歩合制!100%顧客本位の提案を受けるのは難しい仕組み
- 保険は「かけすて」、貯蓄は「NISA」に分けるだけで、リタイアメント・インカムの上位互換になる
- 私だったら、親族・友人にこの保険は勧めない
- 保険・貯金など「お金の悩み」は
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【大前提】リタイアメント・インカムは、保険の皮をかぶった投資商品
リタイアメントインカムは、保険会社に払った保険料の一部が「米国債」で運用される投資商品です。
間に保険会社が入るので、個人で米国債に投資するより手数料が高くなってしまいます。

保険営業投資初心者こそ、保険のほうが安心!



保険なので、NISA・iDeCoよりリスクが低い!
このような案内をする保険営業も多いですが、個人で米国債に投資するよりリスクが低い・損しにくいということはありません。
投資方法にこだわりがなく、リスクを抑えつつお金を増やしたいなら、世界各国の債券・株式にまるっと投資できる「バランス型ファンド」のほうが、まだ合理的です。
(例)人気バランス型ファンド「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」のイメージ
・投資対象:世界各国の債券・株式・不動産にマルっと投資(米国債含む)
・最低投資額:100円〜
・手数料:年0.13%
・過去5年の運用実績:年11.1%(2025年11月の情報)
同じような投資商品なら、リスクを抑えつつ、高いリターンを見込めるところを選んで運用したほうが、確実に将来のお金の悩みを解消できます。
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ジブラルタ生命 リタイアメント・インカムの評判・口コミ集


- 悪い評判・口コミ
- 良い評判・口コミ
- どっちつかずな口コミ
悪い評判・口コミ
11年前に入ったジブラルタのドル建て養老保険見てるけど、なかなかヒドイ契約条件だな。
— nin@教育×ICT (@nin222) December 21, 2020
これまで積み立ててたお金を、11年前から投資信託に回してたらかなりの利益を生んだだろうなぁ。と今なら思える。
11年前の自分には知識がなかった。
お金の知識を社会人になるまでに持っておくことは必要。
良い評判・口コミ
お前はばーちゃんかwwww
— えぐ (@exely55555) March 14, 2020
保険とか確定拠出年金とかNISAだよ😘
オススメは保険のリタイアメントインカムってやつかな?🙄プレデンシャルとかジブラルタ生命がやってるやつ。
確か確定拠出だと60まで引き出せない🙄
NISAだとFP付いてないと運用リスクがある🙄
どっちつかずな口コミ
リタイアメント・インカムを解約して、ドル建一時払終身保険に乗り換えたという声もありました。
そういえば数年前に解約済みだがジブラルタの生保マンに唆されて入った外貨建て養老保険、今も持ってたらドル高効果でそこそこの金額なってたなとしみじみ。
— mikito (@mikito330) October 28, 2022
まあ保険は保険、投資は投資、節税は節税、という考えのもと下した判断なので後悔はないが。未練もない。いやある。
ジブラルタのリタイアメントインカムあたりか。円高時に何年分もごそっと前払いできる人なら悪くないんやけど…引出時に円高だったり、円に切り替える際に手数料発生しちゃう問題も RT @chemisuke_sikyo: フラグの嵐 pic.twitter.com/3PIyvutjYI
— 夢∞泉 (@yume8izumi) April 19, 2017
ジブラルタ生命の米国ドル建養老保険を解約させられて、メットライフ生命の米ドル建一時払い終身保険利率5.19%へ乗り換えました😅
— デビッド (@cabukororo) June 17, 2023
最近はマルチ商法会で引き続き生命保険の情報を仕入れてるのだけど、ジブラルタ、プルデンシャルの養老保険「リタイアメントインカム」のフルボッコっぷりにフイタ。
— KUI (@kui_yuki7) July 12, 2016
そりゃ他社の保険営業マンは自社の商品を勧めるとは思うが、それでもねぇ。
市場の状況によって、乗り換えたほうがより良いリターンを期待できる可能性があるのは事実です。
しかし、資産運用ならNISAなど保険以外で考えたほうが合理的なので、保険以外の選択肢まで視野を広げることをオススメします。
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利回り低い!35年〜55年もの時間かけて、たった年1.6%〜2.4%が目安
為替変動なし・一括受取りで計算すると、35年かけて利回りはたった年1.6%ほど。
年金受取り(確定20年)で計算しても、55年もの時間をかけて利回りは年2.4%ほどしかありません。
- 商品名:ジブラルタ生命 リタイアメント・インカム
- 対象者:30歳(女性)
- 保険料:175ドル
- 払込期間:65歳まで(35年)
- 累計保険料:73,500ドル
- 年金額:年6,000ドル
- 受とり期間:確定20年
| 受取額 | 返戻率 (利回り換算) | |
|---|---|---|
| 65歳で 一括受取り | 98,916ドル | 134% (年1.6%程) |
| 65歳から 年金受取り | 120,000ドル | 163% (年2.4%程) |
何十年という「人生の大部分」ともいえる時間を捧げて、これくらいの利回りしかないなら、投資商品として客観的にみて微妙です。
同じお金・時間をNISAを通して投資信託に積立するのに費やしたほうが、確実に期待リターンを高くできるのでオススメです。
この記事の中でリタイアメント・インカムとNISAを数字で比べていますが、NISAで年3%リターンだったとしても、35年後の返戻率は176%となり、保険よりお金を増やせます。
ジブラルタ生命 リタイアメント・インカムは資産形成向きか検証!
- 【検証①】変額個人年金・NISA・iDeCoと特徴比較
- 【検証②】NISAと35年後の運用成果を比較
- 【検証③】保障を「かけすて保険」でもった場合と比較
- 【検証結果】リタイアメント・インカムは資産形成に不向き!入る価値はない
【検証①】変額個人年金・NISA・iDeCoと特徴比較
同種の金融商品である変額個人年金・NISA・iDeCo・変額個人年金と特徴を比べると、リタイアメント・インカムは保障があること以外に、大きなメリットがありません。
保障がいらない人、運用方法にこだわっていない人なら、運用益への優遇措置があり、自分のペースで長く続けられるものを選んだほうが合理的です。
| 死亡保障 | 手数料 | 税金 | 投資先 | 運用期間 | 途中引出し | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| リタイアメントインカム | あり | 為替手数料 保険関係費 | 相続税 一時所得 雑所得 贈与税 | 米国債券 | 保険期間満了まで | 解約すれば可能※ |
| 変額個人年金 | なし | 運用費用 保険関係費 | 相続税 一時所得 贈与税 | 投資信託 | 最長95歳まで | 解約すれば可能※ |
| iDeCo | なし | 新規加入手数料 運用費用 給付手数料 | 退職所得控除 | 投資信託 定期預金 保険 | 最長75歳まで | 原則不可 |
| NISA | なし | 運用費用 | 運用益非課税 | 投資信託 ETF 株式 | 無期限 | 可能 |
保障がいらないのにリタイアメント・インカムを勧められているなら、営業成績を優先する担当者である可能性が高いです。
保険に入ったあとで後悔・損をしたくならいなら、顧客利益を第一に考えてくれる、知識豊富なFPに相談することをオススメします。
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【検証②】NISAと35年後の運用成果を比較
NISAを通して投資信託で積立し、投資信託の平均リターン(年3〜7%)で運用成果を比べると、年3%でさえ463万円もNISAのほうが大きく増えます。
- 商品名:ジブラルタ生命 リタイアメント・インカム
- 対象者:30歳(女性)
- 保険料:175ドル → 26,250円
- 払込期間:65歳まで(35年)
- 累計保険料:73,500ドル → 1,102万円
- 年金額:年6,000ドル
※為替レート150円で固定し計算、運用益への課税は計算に含まず
| 35年後の 運用成果 | 返戻率 | |
|---|---|---|
| リタイアメント ・インカム | 1,483万 (98,916ドル) | 134% |
| NISA (年3%) | 1,946万 | 176% |
| NISA (年5%) | 2,982万 | 270% |
| NISA (年7%) | 4,727万 | 428% |
将来・老後のためにお金を貯めるなら、リタイアメント・インカムを選ぶ理由がありません。
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【検証③】保障を「かけすて保険」でもった場合と比較
「保障」があることが大きなメリットなのか、かけすて保険で保障をもったケースと比べました。
結論として、かけすて保険のほうが圧倒的に保険料を抑えられます。
- 商品名:ジブラルタ生命 リタイアメント・インカム
- 対象者:30歳(女性)
- 保険料:175ドル → 26,250円
- 払込期間:65歳まで(35年)
- 保障額:50,000ドル → 750万円
- 年金額:年6,000ドル
※為替レート150円で固定し計算、運用益への課税は計算に含まず
| リタイアメント ・インカム | かけすて保険 | |
|---|---|---|
| 保障額 | 750万 | 800万 |
| 保険料 | 26,250円 | 1,260円 |
| 累計保険料 | 1,102万 | 53万 |
NISAで年3%リターンだった場合、35年後の運用成果は1,946万でした。
かけすて保険料の53万を引いても、リタイアメントインカムよりお金が増える可能性が高いです。
ちなみに、NISAで積立した場合、いつリタイアメントインカムの保障以上にお金がたまるのか、期待リターンごとに把握しておいたほうがいいです。
| 保障額を超える 年数 | |
|---|---|
| NISA (年3%) | 18年 |
| NISA (年5%) | 15年9ヶ月 |
| NISA (年7%) | 14年1ヶ月 |
たとえば、年3%リターンの想定なら「18年以内に死ななければリタイアメント・インカムに入るメリットはない」と考えられます。
それなら、お金が貯まるまでの18年だけ「かけすて保険」で備えつつ、NISAで積立したほうが確実に合理的です。
【検証結果】リタイアメント・インカムは資産形成に不向き!入る価値はない
リタイアメント・インカムはリスクにリターンが見合わず、入る価値がないというのが客観的な評価です。
積立方法にこだわりがなく、10年以上先に使うお金を貯めるなら、同じお金・時間をNISAを通して投資信託で積立したほうが、ムダのない資産形成ができます。
そもそも、保障が目的なら「かけすて保険」のような保障効率のいいものに、積立・投資目的なら「NISA」のような運用効率のいいものを選ぶべきです。
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ジブラルタ生命 リタイアメント・インカムのデメリット


- 【デメリット①】保険料が毎月変わる!円安だと支払いが厳しくなる人が多い
- 【デメリット②】保険関係費や為替手数料が引かれる
- 【デメリット③】保障性が薄い!長く続けるほど「保障額=あなたの積立金」に
- 【デメリット④】契約10年未満は解約控除ペナルティー(罰金)あり
- 【デメリット⑤】元本保証なし!損する可能性がある
【デメリット①】保険料が毎月変わる!円安だと支払いが厳しくなる人が多い
保険料は、そのときの為替で毎回変わります。
円高のとき契約した人ほど、今の円安で保険料の支払いが厳しく感じるケースが多いです。
<為替による保険料の変動イメージ>
※保険料:200ドルだった場合
・2016年、為替102円だった頃の保険料 → 20,400円
・2025年、為替150円の保険料 → 30,000円
・引落とし保険料の差 → 9,600円
ちなみに、過去15年のドル円チャートをみると、為替は2倍以上も動いており、今後もどうなるかわかりません。


リタイアメント・インカムの良い口コミは、円高のときに入って、今の円安のおかげで増えている人の声がほとんどです。
反対に、悪い口コミは保険料が上がってしまって、続けるのが厳しく「解約・減額・払済」にすべきか迷うという声につながっています。



保険料という固定費が、毎回変動するのを不安・ストレスに感じる人も多い。
【デメリット②】保険関係費や為替手数料が引かれる


リタイアメント・インカムは、保険特有の「保険関係費」や、「為替手数料」などが引かれます。
この保険関係費の具体的な手数料率は一部開示されておらず、ブラックボックスとなっており、「手数料が高い」「ぼったくり」などの評判の原因になっています。
| 保険関係費の細目 | 手数料率 |
|---|---|
| 保険関係費 (契約の締結・維持・ 保障等の費用) | 開示なく不明 |
| 為替手数料 | 円入金:0.5円 円支払:0.01円 |
| 解約控除 | 開示なく不明 |
| 年金受取り費用 | 年金額 × 0.1% |



リタイアメント・インカムなら、実質無料で保障がもてます。
このようなセールストークは「ウソ」か「無知」によるものなので、担当者を変えたほうがいいレベルです。
保険会社はボランティア事業ではなく、保険関係費として保障料を払っているから保障が持てることを理解しておきましょう。
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【デメリット③】保障性が薄い!長く続けるほど「保障額=あなたの積立金」に
リタイアメント・インカムは、長く続けるほど保険最大の特徴である「保障性」がなくなっていく、致命的欠陥があります。


たとえば、契約してすぐ死亡したら保険の意味がありますが、長く続けるほど保険会社が負担する保障額の割合が減っていき、いずれ「保障額 = あなたの積立金」となってしまいます。
このような事実を教えてくれず、メリットしか伝えられていないなら、相談窓口を変えることをオススメします。
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【デメリット④】契約10年未満は解約控除ペナルティー(罰金)あり
契約10年未満の解約・減額・払済は『解約控除』という保険特有のペナルティー(罰金)があり、解約払戻金を少なくされます。


早期解約ほどペナルティーが大きく、契約10年以上で解約控除は消滅します。
NISAなど保険以外で投資すれば、いつ積立金を引き出してもこのような罰金はありません。
【デメリット⑤】元本保証なし!損する可能性がある
保障・年金等を日本円で受けとるなら、この保険に元本保証はありません。
保証されているのはドルベースの金額のみで、実際いくら受けとれるのかはそのときの為替次第だからです。
ノーリスクでお金が増えることはないので、そう言われたら詐欺を疑いましょう。
メリット


- 【メリット①】通貨・資産分散効果を期待できる
- 【メリット②】円建て保険より、高いリターンを期待できる
- 【メリット③】お金の受取りかたを選べる
【メリット①】通貨・資産分散効果を期待できる
払込保険料は米ドルに両替され、主に米国債で運用されるので、通貨・資産分散効果を期待できます。
「卵は一つのカゴに盛るな」という格言のように、お金の価値を守るために分散投資は必要です。
【メリット②】円建て保険より、高いリターンを期待できる
積立目的で考えているなら、円建保険(終身・養老・個人年金)よりお金が増える可能性があります。
しかし、通常の保険よりお金が増える可能性があるということは、リスクがあるということです。
為替リスク、長期間の資金拘束リスク、途中解約リスクなど、すべてのリスクを許容できるなら検討しましょう。
【メリット③】お金の受取りかたを選べる
貯めたお金の受取り方は、ぜんぶで4つあります。
- 一括受取り
- 確定年金(年金支払い期間指定型)→ 決まった期間、年金を受けとれる
- 確定年金(年金額指定型)→ 一定期間、決まった年金額を受けとれる
- 保証期間付終身年金 → 生涯にわたって年金を受けとれる
受取りかたに正解・不正解はないですが、いつまで生きるかわからず、生きているうちに生活を充実させるなら「一括受取」「確定年金」を選ぶ人が多いです。
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ジブラルタ生命 リタイアメント・インカムの注意点
- 【注意点①】担当者ではなく「商品内容」を基準に入るかどうかを決めよう
- 【注意点②】保険営業を100%信じるのはやめたほうがいい
- 【注意点③】お金が増えた → 確定申告・住民税の申告をしなければならない
【注意点①】担当者ではなく「商品内容」を基準に入るかどうかを決めよう
担当者が信頼できると感じ、保険商品の中身を理解せず「お任せ」で契約するのはやめたほうがいいです。
保険業界は3年以内に8割が辞めるといわれるほど離職率が高い業界であり、担当者があなたを生涯サポートしてくれることはないからです。
あとで後悔したくないなら、保険は「担当者」ではなく、「商品内容」で入る価値があるか判断してください。
【注意点②】保険営業を100%信じるのはやめたほうがいい
どの相談窓口でも、保険営業の話を100%信じてはいけません。
保険を売るため・必要と思わせるためのポジショントークが多く、いらない保険に入らされる可能性があるからです。
私の経験上、顧客本位の提案をする保険営業より、いかに高い保険契約をとって給与を上げるかを考えている自分本位な保険営業のほうが圧倒的に多いです。
担当者がどれだけいい人でも、適切な距離感を取りましょう。
【注意点③】お金が増えた → 確定申告・住民税の申告をしなければならない
リタイアメント・インカムでお金が増えたら、確定申告か住民税の申告をしなければいけません。
・確定申告:一定以上の運用益がある場合に必要
・住民税の申告:運用益の金額に関わらず、利益があれば申告が必要
保険会社は顧客にお金を払うと、「支払い調書」をあなたの居住地の所管税務署に送ります。
税務署に情報共有されており、隠すことができないので、面倒でも申告をしなければいけないなら必ずしましょう。



運用益がすべて非課税にできるNISAなら、申告の必要がなくて楽。
現役FPぶっちゃけ
- 【ぶっちゃけ①】リタイアメント・インカムに入るべき理由がない
- 【ぶっちゃけ②】10年以上先に使うお金は、NISAで優良投資信託に積立したほうがいい
- 【ぶっちゃけ③】保険で資産形成するなら、個人年金のほうが続けやすい
【ぶっちゃけ①】リタイアメント・インカムに入るべき理由がない
保険と投資を分けるだけで、リタイアメント・インカムの上位互換にできます。
金融商品は担当者・感情任せで入るより、客観的な数字をもとに選んだほうが、あとで後悔・損するリスクを大幅に減らせます。
保険営業と保険会社の繁栄のために、あなたのお金を使ってほしいなら話は別ですが、そうでない限り「保険」と「投資」は分けて考え、少しでも自身・家族に有利な方法を選択しましょう。
≫【暴露】本当に必要な保険1選!ムダのない保険選びができる考え方はこちら
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【ぶっちゃけ②】10年以上先に使うお金は、NISAで優良投資信託に積立したほうがいい
長く運用できるなら、株式投資信託で運用したほうが、リスクがあっても積立金が増える可能性が高いです。
たとえば、SBI証券「NISA積立設定ランキング」で常に上位、優良投資信託と名高い『eMAXIS slim米国株式 S&P500インデックスファンド』で毎月1万円を積立した場合を検証します。
S&P500インデックスファンド一つだけで、米国優良企業500社にまるっと投資できる
S&P500インデックスファンドとは、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資信託のこと。S&P500は、米国の優良企業500社(Apple、Google、Amazonなど)の株価を反映しており、経済成長とともに長期的に上昇してきた実績があります。
初心者でも始めやすく、長期的な資産形成に向いている投資商品として有名です。
投資の名著『ウォール街のランダムウォーカー』によると、過去70年(1950年から2020年)でS&P500で15年以上運用していた人は、どの15年を切り取っても元本割れがなかったという客観的データがあります。


(例)1957年〜2024年末まで平均リターン「年率10.5%」で運用できた場合のイメージ
・毎月1万円を10年間積立:120万 → 210万(返戻率:175%)
・毎月1万円を15年間積立:180万 → 434万(返戻率:241%)
・毎月1万円を20年間積立:240万 → 810万(返戻率:337%)
・毎月1万円を30年間積立:360万 → 2,516万(返戻率:698%
過去の実績であり、将来の運用成果を約束するものではありませんが、10年以上運用すれば元本割れする可能性が抑えられることを歴史が証明しています。
10年以上の長期運用ができるなら、S&P500インデックスファンドのような優良投資信託で運用するほうが、お金に困らない将来を手に入れられる可能性が高く、客観的にみてオススメです。
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≫真実!貯蓄型保険で資産形成はやめたほうがいい理由はこちら
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【ぶっちゃけ③】保険で資産形成するなら、個人年金のほうが続けやすい
リタイアメント・インカムより、個人年金のほうが続けやすいです。
なぜなら、契約10年以上で保険料の支払い中断、再開ができるものも多く、経済状況の変化に対応しやすいからです。
保険での資産形成は、10年以上の長期積立が前提になっています。
長い人生、どんな経済状況の変化が起きて、保険料の支払いが厳しくなるかわからないので、保険料のコントロールが自由にできたほうが長く続けやすくオススメです。
【体験談①】ドル建て保険で後悔!15年もかけて10%しか増えない
筆者が保険業界に入りたてで無知なとき、「銀行より増えて、保障があって安心」という理由で、ドル建て保険に入りました。
円建保険より利率が高く、ただ貯金するよりいいと思い、こんな商品で積立できるなんてラッキーとさえ思って契約したのを覚えています。
- 加入商品:ジブラルタ生命 低解約返戻金型ドル建て終身保険
- 予定利率:年2.75%
- 保障額:30,000米ドル
- 払込期間:15年
- 保険料:50米ドル
- 累計保険料:9,000ドル
- 15年後の解約返戻金(返戻率):9,900ドル(110%)
契約して15年ほどが経ちますが、現在の返戻率は70%ほど、最後まで続けても110%しかありません。
もし同じ期間、投資信託で積立をしていたら、積立金は2倍以上に増えています。
当時の私に保険以外の金融知識があれば、保険で積立をすることはないし、相談者にオススメすることはありません。
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【体験談②】NISAでオルカンに5年運用した結果、2倍以上に増えた
私の運用資産のほんの一部ですが、全世界株式インデックス(通称オルカン)に旧NISAから現在まで運用した結果、たった5年で2倍以上に増えていました。
eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は投資信託の王道ファンド
名前が表すように、この投資信託1つを購入するだけで全世界の優良企業に分散投資できます。
投資対象は日本を含む先進国と新興国の47か国です。
過去5年の年率リターンは21.31%(2025年8月末日時点のデータ)であり、でき過ぎな結果ではありますが、もし200万円を運用していたらたった5年で497万円になっています。


この運用成果は、歴史的な円安による「為替差益」、米国株が高騰していることによる「株価の成長」によるものです。
しかし、今がお金を使うとき(ゴール)ではないので、この運用成績に大きな意味はありませんが、保険で長い時間をかけて積立するよりずっと効率的にお金を増やせる可能性が高いです。
NISAで投資しているので、運用益に税金は1円もかからず、確定申告や住民税の申告もいりません。
私のドル建て保険・NISAの実体験、数字でリタイアメントインカムを他の金融商品と客観的に比べた結果が、保険でお金を貯めるのはやめたほうがいいという理由・根拠です。
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ジブラルタ生命 リタイアメント・インカムがオススメな人
- どうしてもリタイアメント・インカムに入りたい人
- NISA・iDeCoに満額投資済みの人(家族分も含)
- 個人で投資する自信がない人
- 面倒が嫌い!気軽に運用したい人
このような人なら、ジブラルタ生命「リタイアメント・インカム」を検討するのはありでしょう。
しかし、お金・時間をムダにしなくないなら、この保険にこだわっても何もいいことはありません。
ちなみに、少しだけ頑張れば誰でも個人で投資はできるし、NISAなど保険以外で運用したほうが期待リターンが高いので、将来のお金の悩みを大きく解消できます。
NISA開始〜売却まで無料サポートしてくれるFP相談窓口なら、面倒が嫌いな人や、個人で投資を始める自信がない人でもムダなく資産運用を始められるのでオススメです。
\気軽にカメラオフ相談OK!知識豊富なFPは保険以外の選択肢も教えてくれる/
\NISA開始〜売却までサポート可能!相談後、平均貯金額+2万円/
やめたほうがいい人


- 保障がいらない人
- NISA・iDeCoに興味がある人
- リタイアメント・インカムにこだわっていない人
- ムダな手数料を払いたくない人
- 保険料を抑えて、手厚い保障を備えたい人
- 同じお金・時間を費やすなら、もっとお金が増えてほしい人
このような人は、リタイアメント・インカムに入るのをやめたほうがいいです。
もっと保障が安く買える保険はあるし、もっとお金・時間を有効活用してお金を大きく育てる積立方法は他にもあるからです。
視野を広げて、より良い積立方法・保険を選びましょう。
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リタイアメント・インカムの解約方法
- 10日以内ならクーリングオフ
- クーリングオフできない → 解約
10日以内ならクーリングオフ
クーリングオフ対象期間内なら、契約成立した後でもデメリットなく申込の取消しができます。
迷っていたり、保険以外で運用するなら一旦クーリングオフするのは有効な手段です。



クーリングオフできない → 解約
クーリングオフ対象期間を過ぎているなら、解約しましょう。
一時的に損しても、解約したあとNISAなど保険以外で運用するなら、早めに切り替えたほうが良いです。



損した金額は勉強代と割り切ろう!
デメリットを理解した上で、リタイアメント・インカムに入りたい
- 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
- リタイアメント・インカムの提案を受けたけど、難しくてよくわからなかった
- お金が増えると良い話すぎて不信感を感じて自分で調べようと思った
このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。
リタイアメントインカムは複雑な保険で、メリット・デメリットや自分に合っているのかを理解してから入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。
読者の方には、そうなって欲しくありません。
- 担当の保険営業の案内に疑問をもった
- ドル建て保険など「貯蓄型保険」しか提案を受けていない
- NISA・iDeCoと詳しく比較してから決めたい
- 保険に固執せず、幅広い金融商品の中から最適な積立方法を知りたい
このように思うなら、
特定の金融機関に属さない資産形成に精通したFPに無料相談できるので、最適な資産形成はなにか、変額保険・NISA・iDeCoなど保険以外の金融商品と詳しく比較しながら、あなたに最適なマネープランが見つかります。
金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、避けては通れないお金の悩みをなんでも相談できるのがメリットです。
スマホやタブレットから全国どこでもオンライン相談ができて、押し売りは一切なしとホームページで公言しており、ノーリスクで相談できるので安心です。
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保険と投資を分けたい人へのおすすめ
投資と保険は分けたいと思っても実際のところ、
- 『投資というだけで難しそう…』
- 『何から始めたらいいのかわからない…』
- 『投資はやりたいけど出来るだけ損したくないな…』
このように思われる方も多いと思います。
私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ銀行貯金するだけでした。しかし単純に貯金してもお金はふえません。
低金利時代で収入も上がりにくい今の時代こそ、『投資をすること』はあなたの10年、20年後の未来を大きく変えます。
- 早いうちから無駄なく将来に備えたい
- 自分に合った投資方法や資産配分を知りたい
- 投資するなら損するリスクを少しでも減らしたい
- 家計負担を抑えたい
- 将来のお金の不安を解消したい
もしあなたがこの様に思ったなら、日本ファイナンシャルアカデミーが主催する金融初心者向けのマネーセミナーお金の教養講座に無料参加がオススメです。
なぜなら、日本ファイナンシャルアカデミーは設立20年超の老舗マネースクールであり、『金融商品販売目的』の他セミナーとは違い、金融商品販売は一切していません。
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もしあなたがこれからお金や投資の知識を身につけ、投資を始めて行けば今抱えているお金の心配から解放された生活を送れることでしょう。
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まとめ
ジブラルタ生命「リタイアメント・インカム」じゃないと解決できない問題はなく、この保険に強いこだわりがない限り、入るのはオススメできません。
他の保険なら保障がもっと安く買えるし、保険以外で考えればもっとお金が増やせるからです。
保険だけがすべてのお金の悩みの解決策ではないので、視野を広げてムダのない選択をしてください。
もしあなたがこの保険にこだわっていないなら、公的保障や相談者ごとの資産状況、考え方などに合わせて、保険以外の悩みの解決策も教えてくれるFPに相談がオススメです。
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