ほけんの窓口は直営店とフランチャイズ店があるようで、なにが違うのか、どっちがいいのか悩んでいませんか？
実はどの店舗も「ほけんの窓口」という看板は一緒でも、直営店とフランチャイズ店で受けられるサービスが違います。
せっかく利用を考えるなら、良いほうで相談したいですよね。
そこでこの記事では、業歴13年現役FPとして2,000世帯以上の保険の悩みを解決し、各保険代理店の違いについても知識がある筆者が、ほけんの窓口の運営企業の違いについて徹底解説します。
最後まで読めば、直営店とフランチャイズ店どっちが良いか、具体的な違いなどの客観的事実がわかります。
- ほけんの窓口の直営店とフランチャイズ店は、店舗HPでどっちか確認できる
- もし相談するなら、サービスが幅広い直営店のほうがいい
- 保険相談はFP相談のほうが、保険以外の選択肢も提案してくれ、ムダな保険に入らずにすむのでオススメ
- 保険・お金の悩みはリクルートが厳選した知識豊富なFPに相談がオススメ。
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ほけんの窓口『直営店』と『フランチャイズ店』の見分け方
- 店舗名からネット検索で調べる
- 公式サイトから調べる
店舗名からネット検索で調べる
店舗名のすぐ下、募集代理店で確認できます。
- 募集代理店が「ほけんの窓口グループ株式会社」 → 直営店
- 募集代理店が「ほけんの窓口グループ株式会社以外」 → フランチャイズ店
公式サイトから調べる
行きたい近くの店舗を探します。
店舗情報の募集代理店で確認できます。
- 募集代理店が「ほけんの窓口グループ株式会社」 → 直営店
- 募集代理店が「ほけんの窓口グループ株式会社以外」 → フランチャイズ店
ほけんの窓口の約半数がフランチャイズ店
全国約780店舗ありますが、そのうち直営店が445店舗、フラインチャイズ店（銀行含む）が335店舗と半数近くがフランチャイズ店です。
2024年8月時点では、トヨタファイナンスや地方銀行などの36企業が「ほけんの窓口」の看板を借りて営業しています。
ポイント何も気にせず相談すると、どっちで相談することになっても珍しくありません。
しかし直営店とフランチャイズ店ではサービス内容に違いがあるので、あなたの相談内容によっては希望の相談ができない可能性があります。
ここからは具体的に、どんな違いがあるのかを見ていきましょう。
ほけんの窓口『直営店』と『フランチャイズ店・パートナー店』の違い
ほけんの窓口は直営店のほうが相談できる内容が幅広く、取扱保険会社も豊富です。
| 直営店 | フランチャイズ店 | |
|---|---|---|
| 取扱保険会社 | 51社 ※1 | 企業により異なる |
| NISA・iDeCo サポート | オンライン相談 のみ対応 | 不可 |
| 住宅ローン相談 （モゲチェックと提携） | 可能 | 不可 |
| 国民年金基金の相談 | 可能 | 不可 |
| 法人専用の 相談窓口 | あり | なし |
| ほけんの窓口 マイページ利用 （契約者） | 利用可能 | 利用不可 |
例えば、住宅ローン相談をしたいと予約した店舗がフランチャイズ店だと、具体的な住宅ローンの相談や提案までしてくれませんので、時間のムダになってしまいます。
また、ほけんの窓口には契約者が使えるマイページがあり、複数保険会社を契約していたとしても、住所や電話番号などの変更手続きをマイページから依頼できます。
マイページはフランチャイズ店で契約しても使えず、その場合は契約した企業が運営する店舗へ電話連絡するか、個人で保険会社へ連絡しなければなりません。
ポイント直営店のほうがサービス内容が幅広く、フランチャイズにできて、
直営店にできないことは基本ない。
フランチャイズ店のデメリット
- NISA・iDeCoの具体的な相談ができない
- 法人専用の相談窓口がない
- 住宅ローンの具体的な相談ができない
- 国民年金基金の相談ができない
- 契約しても、ほけんの窓口のマイページが使えない
- 店舗がない都道府県もある
フランチャイズ店のほうが相談できる範囲が狭いです。
また、引越しをする可能性がある人だと、引越し先に契約したフランチャイズ企業の店舗がないこともあり得ます。
運営企業が違うと個人情報の共有はもちろん、給付金請求や変更手続きなどのアフターケアもできません。
全国どこでもスムーズに利用したいなら、フランチャイズ店じゃないほうがいいです。
しかし、アフターケアは契約店舗に電話すれば対応してくれますし、追加の相談はオンライン相談もできるので、どうにもならないのは相談できる範囲くらいでしょうか。
ポイント運営企業にこだわりがなければ、直営店が無難。
相談するなら直営店のほうが便利！
- 全国転勤があっても安心
- サービス内容がフランチャイズ店より良い
直営店で対応できて、フランチャイズ店に対応できないサービスはありません。
もしこれから相談しようと思っているなら、直営店で相談がオススメです。
ポイント立地以外でフランチャイズ店を選ぶ理由がない
既にほけんの窓口で契約済み！近くに店舗がない場合の対処法
既にほけんの窓口で契約をしたけど、近くに契約した運営企業の店舗がなくて困ってしまう人もいます。
アフターケアだけなら電話ですみますが、もし追加で直接相談したいなら以下の方法で対応しましょう。
- 契約した店舗とオンライン相談
- 違う企業が運営する、ほけんの窓口の店舗で相談
- ほけんの窓口以外の相談窓口で相談
契約した店舗で相談したほうが、契約までの流れを把握しているケースが多く、個人情報や契約情報も把握しているので負担なく相談できるのは間違いありません。
追加相談をしたいなら、他の相談窓口を利用するほうがメリット大きい
追加相談をしたいということは、考えや家族構成、経済状況など何かしら変化があるはずです。
それなら、他の相談窓口を利用するほうがメリットが大きい可能性があります。
例えば、いらない保険の解約や保険料を下げる減額などの追加相談の場合、契約店舗で相談すると営業成績に影響がでるので、「やめるのはもったいない」と見直しを止められるケースがあるからです。
面倒だとしても、解約・減額の相談なら他の相談窓口を利用したほうが、契約している保険のセカンドオピニオンにもなり、客観的なアドバイスをもらえるのでオススメです。
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保険相談はFPに相談がオススメ
保険相談するなら、FPに相談がオススメです。
なぜなら、FPはお金のプロなので幅広い金融知識を持っており、あなたの悩みを解決するのに保険以外の選択肢も提案できるからです。
例えば、社会人になりたてで積立を始めたいと相談したら、保険ショップだと保険しか提案できないから貯蓄型保険に誘導してきますが、FPならNISAやiDeCoなど保険以外の提案もしてくれます。
FPに相談すれば無駄な保険に入らずに済むので、まずは気軽に相談してみましょう。
ポイントほけんの窓口は全員がFP資格を保有していません。
担当者によって知識にバラツキがある。
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現役FPぶっちゃけ！ほけんの窓口はオススメ？
損害保険の相談をしたい人なら、ほけんの窓口はオススメです。
- 自動車保険
- 火災保険（戸建・マンション）
- 賃貸火災保険
- 旅行保険（国内・海外）
- 賠償責任保険
- 店舗保険
など
これだけ幅広い損害保険を扱っている相談窓口は、他にはありません。
生命保険の相談なら、保険以外の選択肢も教えてくれるFP相談窓口のほうオススメです。
無駄な保険に入ることほど、もったいないお金の使い方はないのでやめて下さい。
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ほけんの窓口に相談するなら注意すべきこと
ほけんの窓口は営業成績で評価される、保険の営業会社です。
保険以外の相談もできますが、最終的に保険契約をしてもらうのが、ほけんの窓口のゴールであり保険を通した問題解決を基本路線にしています。
でもこれは、ボランティアで事業をしている訳ではないので仕方ありません。
私自身、ほけんの窓口で相談した際はいろいろな不安を煽られ、セールストークがうまいなと感心しました。
ほけんの窓口は保険を売るプロで、お金のプロではありません。
ほけんの窓口で相談する際は、いらない保険に入らされないよう注意しましょう。
ポイント最終的に保険契約を目的にしているのは、
保険ショップなので仕方ありません。
保険を通した問題解決を基本路線にしている。
ほけんの窓口で相談する際は、いらない保険に入らされないよう注意しましょう。
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まとめ
- 事前に直営店とフランチャイズ店どっちか確認しておいたほうがいい
- もしほけんの窓口で相談するなら、サービスが幅広い直営店のほうがオススメ
- ほけんの窓口にこだわりなければ、FP相談のほうが保険以外の選択肢も提案してくれ、ムダな保険に入らずにすむのでオススメ
- あなたの貴重な時間と労力をかけて稼いだ大切なお金を、保険で無駄にしないでください
- 金融商品は星の数ほどあり、保険だけがあなたの悩みの解決策ではない！
- 保険・お金の悩みはリクルートが厳選した知識豊富なFPに相談がオススメ
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