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意味ないと評判!メディカルキットRの罠・デメリットをプロが解説!

  • 使わなかった保険料が還ってくるなら保険として成り立つのか疑問に思いませんか?
  • ネットの口コミだと入る意味ないとか、評判が悪いけど掛け捨ては嫌だし…
  • 誰か客観的に見てメディカルキットRに入った方が良いか教えて!

メディカルキットRは保険を使わなくても使っても損しないなら、メリットしかないと思いませんか?

実はメディカルキットRは契約者にとってリスクが高く、見直しにくい保険です。

なぜなら使わなかったお金が還ってくるのは早くても20年後なのに、金利0%で物価上昇していたらお金の価値が減ってしまうし、途中解約・死亡は損するからです。

私は大型保険代理店で13年間FPとして勤め2,000世帯以上の保険・資産形成相談を受けてきましたが、メディカルキットRに勧められるがまま入ったものの、意味ないと途中解約した人を数多く見てきました。

この記事では保険営業や他サイトからは得られないメディカルキットRの客観的事実、無駄のない備えを教えます。

この記事を読むとメディカルキットRより優れた備えをすることができます。

結論は貯蓄したいならNISA、医療保険が必要なら掛け捨てで備えれば良いだけです。

それだけでメディカルキットRのデメリットを全て払拭しつつ、手厚い保障を持つことができます。

この記事でわかること

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目次

甘い罠に注意!メディカルキットRは保険として無意味

貯金が苦手な人や保険料を掛け捨てるのはもったいないと考える人ほどメディカルキットRは魅力的にうつかもしれませんが、冷静に考えれば保険の無意味がありません。

無意味な理由
  • 還付金の機能がタンス預金と変わらない
  • 何十年掛けても金利0%
  • 保険会社が損しない仕組みだが顧客にとってリスクが高い

給付金を受け取ったら還付金から引かれてしまうなら、自分で貯金しているのと変わないどころか、途中で解約・死亡すると損するのでタンス預金よりリスクが高いです。

さらに、還付金受取りしたあとは掛け捨て保険に変わります。

掛け捨てが嫌で加入したのに、長生きするほど掛捨て保険料を払うことになるメディカルキットRに入る意味はありません。

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メディカルキットRのデメリット・落とし穴

  • 【落とし穴①】特約保険料は全て掛け捨て
  • 【落とし穴②】保険を使うと還付金が減ってしまう
  • 【落とし穴③】還付金を受取ったあと掛け捨て型に切り替わる
  • 【落とし穴④】衝撃の金利0%!物価上昇に弱い
  • 【落とし穴⑤】途中解約・死亡は大損してしまう
  • 【落とし穴⑥】保険料控除が複雑

【落とし穴①】特約保険料は全て掛け捨て

主契約の保険料だけが『貯蓄型』であり、特約保険料は全て掛け捨てになってしまいます。

特約をつけて保障を充実させるほど、掛け捨て保険料を払うことになります。

主契約だけで入るなら掛け捨て保険料はありませんが、特約をたくさんつけるならメディカルキットRに入るメリットはないのでやめましょう。


【落とし穴②】保険を使うと還付金が減ってしまう

保険を使った分だけ還付金が減らされてしまうので、保険を使うことを躊躇する人もいます。

給付金請求をした場合
  • 還付予定額:110万
  • 入院・手術をして20万の給付金受け取った

還付金:90万 (『還付予定額:110万』ー『給付金:20万円』)

保険を使うと還付金から引かれてしまうなら、自分で貯金しているのと変わらず保険に入っている意味がありません。

医療費が心配だから保険に入っているのに、還付金を気にすると使いにくい保険になってしまいます。

気兼ねなく保険を使いたい、わかりやすい仕組みがいいと考えるなら保険と貯金を分けた方が管理しやすいだけでなく、無駄がないのでオススメです。



【落とし穴③】還付金を受取ったあと掛け捨て型に切り替わる

メディカルキットRは還付金を受け取ったあと、掛け捨て型に切り替わります。

掛け捨て型になっても保険料は変わらないので、高い掛け捨て保険料を払うことになってしまいます。

掛け捨てが嫌でメディカルキットRに入ったのに、長生きするほど掛け捨て保険料を払うことになってしまうのは大きなデメリットです。

いずれ掛け捨て型になるなら最初から掛け捨ての医療保険に入って、貯金は保険以外で考えた方がいいです。



【落とし穴④】衝撃の金利0%!物価上昇に弱い

メディカルキットRを何十年続けても金利0%、無利息なので還付金は1円も増えないのは物価上昇に対応できないので逆にリスクです。

今1万円で買える物も、30年後は2万円ないと買えないかもしれません。

物価上昇への対応策は収入を上げるか、金利が高いところにお金を預けるのが一般的ですが、金利0%のメディカルキットRだと将来の物価上昇に対応できません。

それならNISAで同じ期間した貯金した方が積立金が増える可能性が高く、物価上昇に備えたインフレ対策にもなるのでオススメです。

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【落とし穴⑤】途中解約・死亡は大損してしまう

途中解約・死亡すると大損してしまいます。

さらに途中解約・死亡時までに給付金請求をしていると、少ない解約返戻金から給付金請求した分を引かれてしまいます。

メディカルキットRは還付金受取りまで続ける前提の保険であり、途中解約・死亡したら大損するリスクが高いです。



【落とし穴⑥】保険料控除が複雑

メディカルキットRは掛け捨て医療保険と違い、保険料が全額控除されなかったり、特約次第で控除区分が変わるなど複雑です。

特に死亡保障特約をつけると保障額によって一部保険料が『一般生命保険料控除』扱いになるので注意が必要です。


保険料控除を気にしているなら、必ず控除区分とメディカルキットRに入った場合の控除額を確認しましょう。



メディカルキットRは保険会社が儲かる保険

払った保険料が全額戻ってくるなら、保険会社にメリットはあるのか疑問に思う人も多いですが、メディカルキットRの契約者数が増えるほど保険会社は儲かります。

保険会社目線で考えてみるメディカルキットRを契約してもらうことにデメリットはありません。

保険会社が儲かる理由
  • 保険料の一部を運用して儲けている
  • 還付金の利息0円なので、運用益は保険会社の利益になる
  • 還付金があることで途中解約リスクを抑制し、安定的な保険料収入と運用益が見込める
  • 途中解約・死亡されても契約者に返金するのは払込保険料以下で済む
  • 長く続けてくれれば掛け捨て保険になるので利益率が上がる

相談者が儲かる保険なら保険会社は損することになり、資金繰りは成り立たず倒産してしまいます。

メディカルキットRが販売開始から10年以上残っている理由は、貯蓄型医療保険のニーズがあるからという点はもちろんのこと、保険会社が儲かるからに他なりません。



【検証①】掛け捨て医療保険とメディカルキットRどっちがお得か

還付金受取り時期を60歳にして具体的数値で比較してみると、75歳を境に掛け捨て型の医療保険の方がメディカルキットRより掛け捨て保険料を抑えられます。

メディカルキットRは還付金受取りしたあとでも保険料はそのまま掛け捨てになるので、掛け捨て型の医療保険より保険料が高いからです。

検証条件
  • 年齢 : 30歳
  • 性別 : 男性
  • 保障内容:主契約のみ 入院5,000円/日
  • 還付金受取り時期:60歳
  • 還付金:139.5万円
  • かけ捨て医療保険:チューリッヒ
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保険料累計保険料
(かけすて)
60歳65歳70歳75歳80歳85歳
メディカルキットR3,875円0円 ※123.2万46.5万69.7万93万116.2万
チューリッヒ1,120円40.3万47万53.7万60.4万67.2万73.9万
差額(① – ②)2,755円−40.3万−23.7万−7.2万9.2万25.8万42.3万
※1還付金受取りで掛け捨て保険料リセットされ0円

還付金を受け取ってすぐ解約するなら、メディカルキットRで払う掛け捨て保険料は0円です。

でも病気やケガのリスクが上がる老後も保障を持ちたいなら、長生きするほど掛け捨て型の医療保険の方がお得です。

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【検証②】差額をNISAで積立したらどうなるか

検証①の保険料差額2,755円を還付金受取りまでの同じ期間、NISAで積立したらどうなるかを検証した結果、メディカルキットRより89.7万円も多く増えるという結果でした。

これだけ増えれば、掛け捨て型の医療保険の保険料を含めて考えてもメディカルキットRに入るよりお得です。

NISAとは
  • 少額投資非課税制度の略称
  • 長期的な資産形成を支援するために設計されている
  • 投資から得られる利益が非課税となる制度
  • 投資対象は投資信託、株式、ETFなど
  • 18歳以上の個人が対象
  • 一生涯の非課税限度額は合計1,800万円
  • 非課税運用期間は無期限
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積立累計運用成果
(年率5%と仮定)
返戻率
60歳99万229万231%
65歳115万312万270%
70歳132万410万310%
75歳148万558万375%
80歳165万735万444%
85歳181万962万529%

NISAは投資信託の期待リターンである年率3%〜7%の真ん中、年率5%で計算してます。

NISAで投資している人が多い大人気銘柄、『全世界株式インデックスファンド』や『米国株式S&P500 インデックスファンド』でも無理なく目指せる再現性の高い数字です。

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【検証③】『掛け捨て医療保険 + NISA』と実質リターンを比較

掛け捨て型の医療保険で保険料を抑えて、浮いたお金をNISAでメディカルキットRの還付金受け取り時期までの同じ期間積立した方が有利です。

これが保険と投資を分けるべきと言われる理由でもあります。

払込累計メディカルキットR
(返戻率)
掛け捨て医療保険 + NISA
(返戻率)
60歳139万139万
(100%)
188万
(135%)
65歳162万116万
(71%)
265万
(163%)
70歳185万93万
(50%)
356万
(191%)
75歳209万69万
(33%)
497万
(238%)
80歳232万46万
(20%)
668万
(287%)
85歳255万23万
(9%)
888万
(347%)

保険営業は保険販売が仕事です。

営業に不利になる客観的な情報提供をしてくれるケースは期待できないので、相談者側に最低限の金融知識がなければカモにされてしまいます。



FPオススメ!「医療費の財布」を作ろう

貯金があっても使うと貯金額が減ってしまうので精神的に使いたくないと思ってしまう人は多いです。

それなら「医療費の財布」として入院・手術した時にだけ使える貯金を分けておきましょう。

目的を持った財布を持つことで管理がしやすく、気兼ねなく使えるのでストレスがなくなります。

これも家計管理の一つの方法であり、医療費の財布は絶対に損しないあなたの医療保険になってくれます。

特に保険料を節約したい、生活を少しでも豊かにしたい、貯金する余裕がないという人は医療保険に入らずに「医療費の財布」を作ることがオススメです。

家計管理や貯金が苦手なら、FP相談するだけで無駄のない家計管理術も教えてくれます。

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メディカルキットRの評判・口コミ

SNS上の評判・口コミは様々でしたが、保険の本質がわかっている人やNISAなど保険以外の知識がある人だと入らない方がいいという声も多いです。

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5つのポイント

  • 【ポイント①】主契約の保険料だけ貯蓄される
  • 【ポイント②】契約年齢で還付金の受取時期が決まる
  • 【ポイント③】終身払いしか選べない
  • 【ポイント④】特約は全部かけすて
  • 【ポイント⑤】類似商品が少ない

【ポイント①】主契約の保険料だけ貯蓄される

主契約部分の保険料だけが貯蓄され、特約部分(オプション)は掛け捨てとなっています。


特約をつけて保障を充実させるほど、高い掛け捨て保険料を払うことになります。

特約なしで入れば掛け捨て保険料をなくせますが、保障は薄いです。

【ポイント②】契約年齢で還付金の受取時期が決まる

契約年齢によって還付金の受取時期が決まる仕組みなので、自分で受け取る時期をコントロールできません。

ただし契約年齢40歳以下なら還付金を60歳 or 70歳どっちで受取るかを契約時に選べます。

契約年齢還付金の受取時期
0〜40歳60歳 or 70歳
41〜50歳70歳
51〜55歳75歳
56〜60歳80歳

還付金の受取り時期までに積立金を受取りたい場合、途中解約すれば解約返戻金を受け取れますが必ず元本割れするので損してしまいます。



【ポイント③】終身払いしかない

メディカルキットRの保険料は終身払いしかなく、生きている限り保険料を払い続けなければいけません。


また掛け捨ての医療保険のような短期払いは出来ません。

短期払いとは

『○歳払い』や『○年払い』のように、定めた期間だけ保険料を払えば良い設定を短期払いと言います。

(例)60歳払い
60歳まで保険料を払えば、以降は保険料なく保障を継続することができる。

※短期払いは終身払いより保険料は高くなる※

老後までに保険料を払い終えたいなど、保険料の払込期間を決めたいならメディカルキットRは終身払いしかないので出来ません。



【ポイント④】特約は全部かけすて

15種類の特約(オプション)があり心配事に対して保障をカスタマイズ出来ますが、特約保険料は全部かけすてになってしまいます。

メディカルキットRのパンフレットより、特約を一覧にまとめました。

主な特約
  • 入院一時給付金特約
  • 3大疾病入院支払日数無制限特約
  • 手術給付金の追加払に関する特約
  • 通院特約
  • 先進医療特約
  • がん診断特約
  • 悪性新生物初回診断特約
  • 抗がん剤治療特約
  • がん特定治療保障特約
  • 特定治療支援特約
  • 女性疾病保障特約
  • 重度5疾病・障害・重度介護保障特約
  • 特定損傷一時金特約
  • 死亡保障
  • 特定疾病保険料払込免除特則

特約はたくさんあり充実していますが、そこまで必要な特約も実はありません。

必要な保障や無駄のない保障の考え方は別記事で解説してます。

どのように保険を考えたら良いかわからない人は参考にしてください。



【ポイント⑤】類似商品が少ない

メディカルキットRと同様の保険はメディケア生命と楽天生命しかなく、選択肢が狭くなります。

保険会社商品名
メディケア生命メディフットリターン
楽天生命スーパー医療保険戻るんです

以前はソニー生命も貯蓄型医療保険を販売してましたが、現在では必要性の低さから全ての医療保険を販売停止しています。

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メディカルキットRがオススメな人

  • 掛け捨て保険料を1円も払いたくない
  • 還付金受け取ったら解約する

掛け捨て保険料を払うのがどうしても嫌なら向いている保険です。

でも途中解約や死亡してしまったら大損すること、金利0%のリスクやデメリットを理解した上で入りましょう。

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メディカルキットRはやめたほうがいい人

  • 金利0%は嫌
  • 長い時間をかけるなら積立金が増えていて欲しい
  • 保険を見直す可能性がある
  • 医療保険が必要で手厚い保障を備えたい
  • 20年以上続けれられる自信がない

このように思うならメディカルキットRに入るのはやめた方がいいです。

物価上昇に弱く、途中解約・死亡しても損するので最後まで続ける自信がないならリスクが高いからです。

もし医療保険が必要なら掛け捨て型の医療保険に入った方が、細かい保障内容も手厚くなり、生涯の掛け捨て保険料を節約できます。

保険は掛け捨て、貯金はNISAなど保険以外で備えていけば、メディカルキットRよりも有利な備えができるのでFPとしてこの保険に入るのはオススメしません。

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『あったら助かる』と『ないと困る』は違う

入院した人に話を聞くと

医療保険があって助かった

医療保険に入っておけばよかった

このように言う人は多いです。

確かに、入院してしまったときにお金がもらえて嫌な気持ちをする人はいないでしょう。

しかし、医療保険に長年入っているものの、入院したことがない人に話を聞くと、

保険料がムダに感じるのでいらない

保険料を抑えて、ジムに行くなど健康増進費用に
充てた方が効果的だ

このように、正反対の意見が多くなります。

これは宝くじと同じで、当たった人と当たらなかった人に感想を聞いたら、全く違う意見になるのは当然ですよね。

どっちが正解・不正解というものはありませんが、私の経験上『医療保険がなかったら生活が破綻していた』という人は、一人もいません。

  • 高額療養費など公的保障が充実しており、自己負担額が少ない。
  • 年金生活者になれば収入が下がり、連動して高額療養費など公的保障の自己負担が減る。
  • 会社員なら、傷病手当金で給料の一部が支給されるので経済的に困りにくい。
  • 長期入院のほう経済的ダメージが大きいが、いまは短期入院の時代。長期入院はほぼできない。
  • 医療費は掛かるが、一時的なものであり問題ないケースが多い。

状況によりますが、死亡したら経済的ダメージが深刻にだから『ないと困る生命保険』と違い、

入院・手術で一時的に経済的ダメージがあっても、そこまで大きく困りにくい医療保険は『あったら助かる』でしかありません。

保険は本来『ないと困る』状況に対してかけるもの。

実は『医療保険がないから困る』という状況の人はほとんどおらず、入る価値が低い保険といえます。

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医療保険で損しないための基礎知識

  • 費用対効果が低い保険
  • 保険料累計額をチェック

費用対効果が低い保険(実例あり)

医療保険は保険料に対して、いざという時に受け取れる給付金が少ない保険です。

繰り返し入院したとしても、支払い保険料以上の給付金を医療保険から受け取れることは、ほとんどないと考えてください。

私の相談者の実例

10年間で入院14回、手術3回以上を受けた人がいましたが、

・医療保険からの給付金累計:約100万

・医療保険への支払い保険料累計:約160万

なお、保険料は終身払いなので支払い保険料は増え続けていきます。

そもそも、保険は損得で考えるものではありませんが、医療保険は生命保険と違い、なくても生活破綻するリスクが低い、必要性の低い保険であることを理解しておきましょう。

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保険料累計額をチェック

医療保険に入るなら、保険料をいくら支払うことになるのかを必ず確認しましょう。

それだけで、医療保険に入る価値があるか、医療保険がいらないかどうかがわかります。

累計保険料の計算例
前提条件
  • 年齢:30歳
  • 性別:女性
  • 保険料:5,000円
  • 払込期間:終身払い
  • 平均寿命:87歳(57年間)

※終身払いはいつまで払うかわからないので、平均寿命をもとしましょう。

・保険料3,000円 × 12ヶ月 × 57年 = 累計保険料342万

医療保険でもとが取れないということは、入院・手術で342万円も医療費が掛からない可能性が高いということです。

実際、メディカルキットRで342万円を受け取ろうとしたら、日額1万で単純計算しても342日の入院が必要です。

果たしてそんなに入院する可能性はあるでしょうか。

  • 累計保険料以上に貯金があるなら、医療保険はいらない
  • 入院・手術をして医療保険を累計保険料以上に使う可能性と、貯金して累計保険料相当額を貯められる可能性、どっちが高いか

累計保険料を計算して、以上をチェックしてください。

一般的に見れば、貯金して累計保険料相当額を貯められる確率のほうが高いです。

ただし、貯金している間の入院・手術がこわいなら、お金が貯まるまでの間だけ医療保険に入るのはありでしょう。

1円もムダにしない医療保険の備え方は別記事で詳しく解説してますので、ご覧ください。



まとめ

この記事の結論
  • タンス預金・銀行預金してるのと変わらず保険の意味がない
  • 途中解約・死亡リスクや金利0%を考えると銀行預金よりリスクが高い
  • 医療保険が必要なら掛け捨てがオススメ
  • 還付金が受け取れるのは早くて20年後、それならNISAで積立した方がインフレ対策にもなり合理的
  • 持病がある人むけのメディカルキットラヴR、がん保険Rも同じ仕組みで結論は一緒。
  • 医療費への備えはリクルートが厳選した公的保障と医療保険に精通したFPに相談がオススメです。

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