アフラック『スーパーがん保険』の保障内容とメリット・デメリットを現役FPが徹底解説

  • アフラックのスーパーがん保険の保障内容を忘れてしまった
  • 見直し案内が来たので、見直すべきか迷っている
  • 今でも使える保険なのか知りたい

アフラックのスーパーがん保険の加入者は非常に多く、そのほとんどが見直し提案を受けていますが、保障内容を把握しないと見直すべきか判断できません。

そこでこの記事では、業歴12年現役FPである筆者がアフラックのスーパーがん保険の保障内容、メリット・デメリットを解説します。

最後まで読めば、アフラックのスーパーがん保険をこのまま継続した方が良いか、見直した方が良いかがわかります。

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目次

【アフラックのスーパーがん保険】保障内容を確認

給付条件本人(65歳未満)本人(65歳以上)家族(65歳未満)家族(65歳以上)
がん診断一時金初めて悪性新生物と診断確定100万円50万円60万円30万円
がん入院給付金がんで入院した時15,000円1,5000円10,000円10,000円
在宅療養給付金がんで20日以上継続入院後、
退院した時
20万円20万円15万円15万円
がん通院給付金がんで20日以上継続入院後、
がん治療のために一定期間内
で通院した時
5,000円2,500円3,000円1,500円
がん死亡保険金がんで死亡した時150万円75万円100万円50万円
がん以外死亡保険金がん以外で死亡した時15万円7.5万円10万円5万円
スーパーがん保険1口(がん入院給付金15000円)の保障内容

65歳以上になると一部保障が半額になりますが、保険料は変わりません。

子供は23歳未満なら家族保障対象になる。





メリット

  • 保険料が安い
  • 家族保障あり

【メリット①】保険料が安い

スーパーがん保険の保険料は非常に安いケースが多いです。

最低限のがん保障を保険料安く持ちたい人にとっては、メリットあるがん保険です。

既に販売停止されているので、スーパーがん保険に新規加入は出来ません。




【メリット②】家族保障あり

スーパーがん保険は家族保障として、配偶者と23歳未満の子供も対象です。

本人の保障額より低くなりますが、一つの保険で家族保障を持てるのはメリットです。

子供が23歳以上になり保障対象から外れても保険料は変わりません。





デメリット

  • がん通院・在宅療養給付金の給付条件が厳しい
  • 契約者が死亡しても、遺族の保険料が変わらない
  • がん死亡保険金は当てに出来ない

【デメリット①】がん通院・在宅療養給付金の給付条件が厳しい

2020年度の厚生労働省「患者調査」によると、がん平均入院日数は19.6日と年々短期化しています。

ですが、がん通院給付金と在宅療養給付金は継続20日以上入院後でないと給付条件を満たさず、一切保障されません。




【デメリット②】本人が死亡しても家族の保険料は変わらない

本人が死亡しても家族保障は継続できますが、保険料は変わりません。

  • 本人死亡し家族保障を継続 → 保険料は変わらない
  • 配偶者死亡し本人保障を継続 → 保険料が下がる

本人、家族のどちらが先に死亡するかにより遺族の保険料が異なるのは、わかりにくくデメリットです。




【デメリット③】がん死亡保険金は当てに出来ない

スーパーがん保険のがん死亡保険金は、がんで死亡しないと受け取れません。

がん以外死亡保険金もありますが、死亡保険金額は10分の1になってしまいます。

いつ、どんな亡くなり方をするかは誰にもわかりません。

死亡保険金があるとはいえ、がん死亡保険金を大きく当てにすることは出来ないです。

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知っておくべき注意点

  • がん診断一時金は生涯で1回限度
  • 65歳以降の保障が下がる
  • 特約中途付加する場合も健康状態の告知が必要

【注意点①】がん診断一時金は生涯で1回限度

がん診断一時金は1回受け取ったら、その後受け取ることは出来ません。

最新のがん保険のがん診断一時金は複数回、給付条件を満たせば1年毎に給付されるので、スーパーがん保険との大きな違いです。




【注意点②】65歳以降の保障が下がる

スーパーがん保険は65歳以降、自動的に保障額が下がります。

退職し収入が減ったり、75歳以降の後期高齢者となると高額療養費制度による医療費の自己負担限度額が下がるので、65歳未満ほど保障が必要なくなるケースも多いからです。




【注意点③】特約中途付加する場合も健康状態の告知が必要

「足りない保障を足しましょう」と、特約中途付加を提案されるケースも多いですが、健康状態の告知が必要です。

健康状態によっては特約中途付加が出来ないことも抑えておきましょう。

特約中途付加する場合、追加分保険料が高いことが多いです。

それなら同じような保障で、他社がん保険も比較しましょう。





見直さないほうが良い人

  • がんに罹ってスーパーがん保険を使った
  • 安い保険料でがん保険に入っていたい

がんに罹ってスーパーがん保険を使った

一度がんに罹ってしまうと、新しいがん保険に入ることが難しくなります。

見直すことが難しい、がん保障は持っていたいと思うなら見直さずにスーパーがん保険を継続しましょう。




安い保険料でがん保険に入っていたい

スーパーがん保険の保険料は安いので、見直すと保険料は上がるでしょう。

保障内容は置いておいて、安い保険料で感情的にがん保険に入って安心しておきたいなら無理に見直す必要はないです。





見直した方が良い人

保障内容を確認し、内容に不安を覚えたなら見直しを検討しましょう。

でも、健康状態によっては見直せないので、必ず新しいがん保険に入れてからスーパーがん保険を解約しましょう。

見直して保険料が大きく上がってしまうなら、見直さない選択肢も持っておこう

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まとめ

がん保険見直しは複数保険会社を扱うFPに無料相談が便利!自宅で気軽にオンライン相談!

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この記事を書いた人

大手保険代理店系FPとして10年間以上勤めています。
保険やお金について無知な方が非常に多く、保険代理店や外交員の良いカモにされてしまっているお客様を何百件もみてきました。
このブログはそんな方を少しでも減らせるように、保険やお金の知識武装をして欲しいと考えて立ち上げました。

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