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アフラック『スーパーがん保険』の保障内容と見直すべきかプロが徹底解説

  • アフラックのスーパーがん保険の保障内容を忘れてしまっていませんか?
  • 見直し案内が来たけど、今の保障内容となにが違うのかわからない…
  • 年金生活で固定費を抑えたいから保険料を減らしたい…

アフラックからスーパーがん保険の保障を見直して、退職後の生活費を下げたいと考えていませんか?

実は考え方によっては保険料を大きく節約できる可能性があります。

それは公的保障と貯金でガン治療費をカバーすると考えることです。

なぜなら公的保障は年金生活になると医療費負担がガクッと下がるので、ガンになっても貯金をガン治療のために分けて管理しておけば保険に頼らずとも困らないからです。

私は大型保険代理店で13年間FPとして勤めておりますが、ガンの不安に漬け込み年金生活者で貯金でカバーできる状況の人にも高いがん保険を契約させているケースをたくさん見てきました。

この記事では保険営業や他サイトからは得られないスーパーがん保険の客観的事実、無駄のない備えを教えます。

この記事を読むと保険料を削減でき生活が楽になりつつ、がんに対して万全の備えをすることができます。

結論は「医療費のお財布」として貯金を分けて、ガンになった時に使えるようにしておくだけです。

それだけで無駄な保険料を払うことなく、ガンになってもガン以外の病気になっても困らなくなります。

この記事でわかること

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目次

【アフラックのスーパーがん保険】保障内容をチェック!

アフラックのスーパーがん保険は65歳になると保障が減額されます。

65歳は退職し年金生活者になるケースが多い年齢であり、高額療養費の限度額は収入が下がると限度額も下がるので現役世代ほどの保障がいらなくなるからです。

スクロールできます
給付条件本人家族
65歳未満65歳以上65歳未満65歳以上
がん診断一時金初めて悪性新生物
と診断確定
100万円50万円60万円30万円
がん入院給付金がんで入院15,000円1,5000円10,000円10,000円
在宅療養給付金がんで20日以上継続入院
後に退院
20万円20万円15万円15万円
がん通院給付金がんで20日以上継続入院
後に通院
5,000円2,500円3,000円1,500円
がん死亡保険金がんで死亡150万円75万円100万円50万円
がん以外死亡保険金がん以外で死亡15万円7.5万円10万円5万円
スーパーがん保険1口(がん入院給付金15000円)の保障内容

65歳以上で保障が減額されても保険料は変わりません。


23歳未満の子供がいれば、家族保障の対象になります。





メリット

  • 【メリット①】保険料が安い
  • 【メリット②】家族保障がある

【メリット①】保険料が安い

スーパーがん保険の保険料は非常に安いです。

最低限のがん保障を安く持ちたい人にとってはメリットがあります。

がん保険に入っていたいけど保険料を抑えたいなら、スーパーがん保険を見直してしまうと高くなるだけです。

その場合は見直さずにおきましょう。




【メリット②】家族保障あり

スーパーがん保険は家族保障として、配偶者と23歳未満の子供も対象です。

本人の保障額より低くなりますが、一つの保険で家族保障を持てるのはメリットです。

子供が23歳以上になると自動的に子供は対象外になります。





デメリット

  • 【デメリット①】がん通院・在宅療養給付金の給付条件が厳しい
  • 【デメリット②】契約者が死亡しても、遺族の保険料が変わらない
  • 【デメリット③】がん死亡保険金は当てに出来ない

【デメリット①】がん通院・在宅療養給付金の給付条件が厳しい

がん通院・在学療養給付金の継続20日以上の入院という条件が厳しいです。

2020年度の厚生労働省「患者調査」によると、がん平均入院日数は19.6日と年々短期化しています。

継続20日以上をしない可能性が大いにあるので、がん通院・在宅療養給付金が使えないことも十分あり得ます。




【デメリット②】本人が死亡しても家族の保険料は変わらない

本人が死亡しても家族保障は継続できますが保険料は変わりません。

本人死亡し家族保障を継続 → 保険料は変わらない

配偶者死亡し本人保障を継続 → 保険料が下がる


本人、配偶者のどちらが先に死亡するかで遺族の保険料が異なるのは、わかりにくくデメリットです。




【デメリット③】がん死亡保険金は当てに出来ない

がん死亡保険金は、がんで死亡しないと受け取れません。

がん以外死亡保険金だと死亡保険金は10分の1になってしまいます。

いつ、どんな亡くなり方をするかは誰にもわかりません。

死亡保険金があるとはいえ、がん死亡保険金を大きく当てにすることは難しいでしょう。

死亡時にしっかり備えたいなら、知識豊富なFPに相談すれば無駄のない備えができるのでオススメです。

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【ぶっちゃけ】客観的に考えられるならがん保険自体いらない

がんになって標準治療(手術・放射線・抗がん剤)をする前提なら、公的保障と貯金でカバーするのが最も無駄がないです。

がん罹患率が高まってくるのは70歳以上からで、2人に1人になるのは80歳以上であることを考えると、若年層ほどリスクは低いので保険料がもったいないからです。

スクロールできます
がん罹患率
男性女性
39歳以下1.2%2.3%
49歳以下2.8%6.2%
59歳以下7.8%12.3%
69歳以下21.6%21.1%
79歳以下43.0%32.7%
生涯65.0%50.2%
公益財団法人 がん研究復興財団「がんの統計2022」累積がん罹患・死亡リスクより出典


退職後は年金生活なら現役世代のころより年収が下がり、医療費負担も減るのでそれまでに貯金すれば大きく困ることはないでしょう。

貯金も「医療費のお財布」として専用口座を作って管理すれば、いざという時に使いやすくなります。

でも若くしてガンになってしまう人も当然います。

どうしても不安なら、貯金ができるまでの間や子供の手が離れるまでの間など、ガン保障がないと困ってしまう期間だけ実費補償型の医療保険やがん保険に入るのがオススメです。

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知っておくべき注意点

  • 【注意点①】がん診断一時金は生涯で1回限度
  • 【注意点②】65歳以降の保障が下がる
  • 【注意点③】特約中途付加する場合も健康状態の告知が必要

【注意点①】がん診断一時金は生涯で1回限度

がん診断一時金を受け取れるのは生涯で1回のみです。

最新のがん保険のがん診断一時金は複数回、給付条件を満たせば1年毎に給付されます。

この点はスーパーがん保険との大きな違いです。

でも、がん診断一時金を複数回受け取っている人は少ないので保険料を大きく上げてまで見直す必要性は低いです。




【注意点②】65歳以降の保障が下がる

スーパーがん保険は65歳以降、自動的に保障額が下がります。

退職し収入が減ると高額療養費制度の限度額が下がるので現役時代ほど保障がいらなくなるからです。

また75歳以上になると後期高齢者医療制度で医療費の自己負担限度額が下がります。

ずっと同じ保障は必要ないというのが、スーパーがん保険の考えであり割と合理的です。




【注意点③】特約中途付加する場合も健康状態の告知が必要

「足りない保障を足しましょう」と特約中途付加するにも、健康状態の告知が必要です。

健康状態によっては特約中途付加ができません。

ロキ

特約中途付加する場合、追加分保険料が高いことが多いです。

それなら同じような保障で、他社がん保険も比較しましょう。




《FPアドバイス》がん保険を備えるならこれだけは知っておこう

  • 高額療養費がある
  • がん罹患率は60代以降に上昇していく
  • 若年層ほど罹患率が低いなら、保険料を払うより資産形成が優先事項!
  • 貯金があれば保険は要らない

高額療養費がある

高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額(※)が、ひと月(月の初め から終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。

ひと月の治療費上限額は年齢・収入によって異なりますが、この制度によりがんになっても治療費の上限がある程度あることを考えると、数百万円、数千万円のがん保障はいりません。

69歳以下の収入別「高額療養費一覧」と一例
スクロールできます
適用区分ひと月の上限額多数該当
(過去12ヶ月以内に3回以上、上限額に達した場合4回目から適用)
年収約1,160万円〜80,100円+(医療費−267,000円)×1%140,100円
年収約770万円〜1,160万円167,400円+(医療費−558,000円)×1%93,000円
年収約370万円〜770万円80,100円+(医療費−267,000円)×1%44,400円
〜年収約370万円57,600円44,400円
住民税非課税者35,400円24,600円
厚生労働省:高額療養費制度を利用される皆さまへ(平成30年8月診療分から)より出典
(例)年収370万円〜770万円の適用区分でシュミレーション

・ひと月の医療費100万円の場合(毎月100万円の医療費が掛かった場合の年間医療費目安)
実負担額:80,100円+(医療費100万円−267,000円)×1%=87,430円
年間医療費目安:661,890円(87,430円×3ヶ月+多件数該当44,400円×9ヶ月)

・ひと月の医療費300万円の場合(毎月300万円の医療費が掛かった場合の年間医療費目安)
実負担額:80,100円+(医療費300万円−267,000円)×1%=107,430円
年間医療費目安:721,890円(107,430円×3ヶ月+多件数該当44,400円×9ヶ月)

※ひと月10万円くらいあれば、がん医療費も問題ない※

ロキ

治療が長期化し高額療養費の多件数該当になると実負担額はより少なくなります。

70歳以上の収入別「高額療養費一覧」と一例
スクロールできます
適用区分ひと月の上限額多数該当
(過去12ヶ月以内に3回以上、上限額に達した場合4回目から適用)
年収約1,160万円〜252.600円+(医療費−842,000円)×1%140,100円
年収約770万円〜1,160万円167,400円+(医療費−558,000円)×1%93,000円
年収約370万円〜770万円80,100円+(医療費−267,000円)×1%44,400円
年収156万円〜年収370万円57,600円44,400円
Ⅱ住民税非課税世帯24,600円24,600円
Ⅰ住民税非課税世帯
(年金収入80万円以下など)
15,000円15,000円
厚生労働省:高額療養費制度を利用される皆さまへ(平成30年8月診療分から)より出典
(例)年収156万円〜370万円の適用区分でシュミレーション

・ひと月の医療費100万円の場合(毎月100万円の医療費が掛かった場合の年間医療費目安)
実負担額:57,600円
年間医療費目安:572,400円(57,600円×3ヶ月+多件数該当44,400円×9ヶ月)

・ひと月の医療費300万円の場合(毎月300万円の医療費が掛かった場合の年間医療費目安)
実負担額:57,600円
年間医療費目安:572,400円(57,600円×3ヶ月+多件数該当44,400円×9ヶ月)

※ひと月6万円くらいあれば、がん医療費も問題ない※

ロキ

70歳以上は年金生活者が多く現役世代より収入が落ちるが、その分医療費の実負担額も落ちる!

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がん罹患率は60代以降に上昇していく

国立がん研究センターの年齢別がん罹患率のデータによると、リスクが急速に高まるのは男女ともに60歳以降であることがわかります。

もしあなたが、60歳以降にがんになったとしても積極的ながん治療をしたいならがん保険に入った方が良いです。

でも、そうでないなら年金生活になり高額療養費の自己負担額が下がる時期でもあり、現役世代より治療費負担が抑えられるのでがん保険の必要性は低いです。

また、子育て世帯はがん罹患率は全体から見ると低めです。

しかし、子供が小さいのにがんになってしまったら最も困る年代なのでがん保険の必要性は高いと言えます。

ロキ

子供の手が離れるまでがん保障を手厚く、安く持てれば良いならセコム損保の定期がん保険が人気です。


若年層ほど罹患率が低いなら、保険料を払うより資産形成が優先事項!

がん罹患率が低い70歳未満ならがん保険に月額3,000円の掛捨て保険料を払わず、その分を貯金に回して資産形成したいと考える人が増えています。

そうすれば、もしがんになってしまっても貯金からがん治療費を補填できるし、がんにならなかった場合でもお金があって困ることがないからです。

しかし、ただ銀行で貯金するならNISAを長く続ければ積立金が増える可能性が高く、がんに限らず将来のお金の不安を解消できるのでオススメです。

・銀行で積立

3,000円を30年間積立 → 108万円

・NISAで積立投資

3,000円を30年間積立投資 → 249万円(年率5%で計算)


がん保険で何十年と掛捨て保険料を払うなら、元本保証はないけど長期継続すれば元本割れリスクを抑えられ増える可能性が高いNISAで積立投資したいという人は多いです。

若年層ほど「がん治療費は貯金でカバー」と考える方が経済合理性が高いのは事実なので、このような客観的事実も正直に案内してくれるFPに相談すれば無駄ない備えができます。

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貯金があれば保険は要らない

もしあなたが1,000万円の貯金があり、がんになったらそのお金を全額使える状況ならがん保険は必要でしょうか。

ほとんどの人が貯金があればがん保険は要らないと言います。

そもそもがん保険は「がんになった時の治療費の補助」のために入るので、がんにならないと1円も保障されません。

貯金でカバーできるならがん保険に限らずどんな保険も入らない方が良いです。

でも、貯金がない人やこれから資産形成をしていこうと考えている人は、お金が貯まるまでにがんになってしまったら困ります。

その場合はがん保険で最も手厚いと言われているセコム損保の定期がん保険にお金が貯まるまで入ったり、終身タイプのがん保険で最低限の保障で保険料を抑えて入ると良いでしょう。

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見直さないほうが良い人

  • がんに罹ってスーパーがん保険を使った
  • 安い保険料でがん保険に入っていたい

がんに罹ってスーパーがん保険を使った

一度がんに罹ってしまうと、新しいがん保険に入ることが難しくなります。

見直すことが難しい、がん保障は持っていたいと思うなら見直さずにスーパーがん保険を継続しましょう。




安い保険料でがん保険に入っていたい

スーパーがん保険の保険料は安いので、見直すと保険料は上がるでしょう。

保障内容は置いておいて、安い保険料で感情的にがん保険に入って安心しておきたいなら無理に見直す必要はないです。





見直したほうが良い人

保障内容を確認し、内容に不安を覚えたなら見直しを検討しましょう。

でも、健康状態によっては見直せません。

必ず新しいがん保険に入れてからスーパーがん保険を解約しましょう。

ロキ

見直して保険料が大きく上がってしまうなら、見直さない選択肢も持っておこう

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まとめ

《この記事の結論》
  • スーパーがん保険は保険料が安く最低限の保障は持てるので無理に見直す必要はない。
  • スーパーがん保険に入っているのは60歳以上であることが多い。
  • 年金生活になると高額療養費制度の限度額が下がる人が多く、がん治療費も少なくなる。
  • それなら貯金でカバーする考え方が最も無駄なく合理的。
  • 医療費への備えはリクルートが厳選した公的保障と医療保険に精通したFPに相談がオススメです。

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