- 「保障があって、お金も増える」と、富国生命「グッとアップ」を勧められた。
- ほとんどリスクがないというけど、何か隠れたデメリットはないのかな…
- あとで後悔したくない!グッとアップについて客観的情報を教えて!
「返戻率140%以上も期待できる」「銀行にお金を眠らせておくのはもったいない」など、富国生命の一時払い終身保険「グッとアップ」を提案されるケースは多いです。
保障が選べて、ほぼリスクなしで銀行より確実にお金が増えると言われたら、魅力的に感じてしまいますよね。
実は、保障・運用のどちらをとっても「グッとアップ」に入るメリットがほとんどないことを、保険販売目的の保険営業・企業サイトは教えてくれません。
そこでこの記事では、業歴14年現役FPとして2,000世帯以上の保険・運用など「お金の悩み」を解決してきた筆者が、あとで後悔しないよう、グッとアップについて客観的情報を教えます。
最後まで読めば、この保険に入る価値があるかが分かり、あなたの大切なお金・時間をムダにしないですみます。
- 保障といえるものがなく、利回りが低い!入る価値がある保険とは言えない
- 相続税対策など、この保険が必要な人はかなり限定的
- 15年以上の運用ができる → NISAで優良投資信託に投資したほうが、期待リターンが高くオススメ
- 退職金を受けとった人は、格好のターゲットなので特に注意!
- 保険・投資の悩みは
知識豊富なFP担当!マネーコーチがオススメ!
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富国生命「グッとアップ」の基本情報
- 【要注意】グッとアップは保険の皮を被った投資商品
- 資産運用に特化!保障がない!
- 4つのお金の受取り方法がある
【要注意】グッとアップは保険の皮を被った投資商品

投資初心者こそ、保険のほうが安心です!



保険なので、NISA・iDeCoよりリスクが低いです!
このような案内は間違っているので、騙されないよう注意してください。
グッとアップは「債券でお金を増やしたい人向けの投資商品」であり、個人向け国債で運用する場合と基本的なリスクは一緒です。
しかし、グッとアップは早期解約すると損します。早期解約しても損することがない個人向け国債より、少しリスクが高いです。
保険だから安心、元本割れしにくい、リスクが低いということはありません。損してもすべて自己責任なら、より合理的な資産運用をしたいと誰もが思うのは必然です。
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資産運用に特化!保障がない!
グッとアップはまとまったお金を運用することに特化しており、保険なのに保障と言えるものがありません。
死亡保険金額は、あなたの支払った保険料と同額になる仕組みです。それなら自分でお金を持っていても、大きく変わらないと考える人もいます。
保険最大の特徴である「保障」がないなら、あえて保険に入る意味があるのか疑問に感じる人が多いです。



資産運用なら保険以外のほうが確実に有利!
4つのお金の受取り方法がある
グッとアップは、お金の受取り方法を4つから選べます。


デメリット


- 【デメリット①】保障と言えるものがない
- 【デメリット②】保険関係費(手数料)が引かれる
- 【デメリット③】早期解約・減額すると損する
- 【デメリット④】運用商品として見ると利率が低い
【デメリット①】保障と言えるものがない
グッとアップは資産運用に特化しており、保障と言えるものがありません。
保障がないなら、あえて保険に入る意味があるでしょうか?私はないと思います。資産運用なら、「資産運用に適した金融商品」が良いです。
≫やめたほうがいい!保険で資産運用しないほうがいい具体的理由
【デメリット②】保険関係費(手数料)が引かれる
保険契約に係る諸費用、保険会社の運営費用などの「保険関係費(手数料)」が保険料から引かれます。
保険以外で運用すれば、保険関係費は掛かりません。
【デメリット③】早期解約・減額すると損する
契約して数年経たないと、解約返戻金が払込保険料以上になりません。
たとえば、契約して1年未満で解約・減額したら、保険料から「保険関係費(手数料)」が引かれてしまっており、元本割れを起こします。
【デメリット④】運用商品として見ると利率が低い
予定利率1.5%は「円建て一時払い終身保険」として高水準ですが、運用商品としてみると利率が低いです。
たとえば、グッドアップで30年もの時間を費やした場合、利回りはたった年1.15%です。


加入年数が短いほど、利回りが低くなってしまいます。
メリット


- 【メリット①】利率固定の「円建て一時払い終身保険」として予定利率が高い
- 【メリット②】相続税対策に使える
- 【メリット③】受取人を指定してお金を遺せる
- 【メリット④】生命保険料控除が使える(初年度のみ)
- 【メリット⑤】健康状態が悪くても入れる
【メリット①】利率固定の「円建て一時払い終身保険」として予定利率が高い
グッとアップの予定利率は、「利率固定されている円建て一時払い終身保険」の中では優位性があります。
【予定利率イメージ(2025年5月時点)】
・富国生命 グッとアップ:年1.50%
・明治安田生命 エブリバディ:1.33%(18歳〜75歳、契約日から10年間の予定利率)
・住友生命 終身保険(一時払い):1.30%
しかし、保険を15年以上続ける予定なら、定期的に予定利率が変更される、円建て一時払い終身保険のほうが現時点の予定利率が高いです。
一度保険に入ったら、しばらく解約予定がないと考えているなら、他社比較をしっかりすればグッとアップより優れた保険が見つかる可能性があるので、必ず比較しましょう。
【メリット②】相続税対策に使える
が、生命保険の相続税非課税限枠となり、基礎控除などに加えて使える。
しかし、相続税には「基礎控除」と「配偶者控除」があります。


基礎控除などで相続財産が納まるなら、わざわざ保険で相続税対策をする必要はありません。
【メリット③】受取人を指定してお金を遺せる
グッとアップの死亡保険金は、受取人を指定してお金を渡せます。
たとえば、家族の中が悪く、なるべく相続財産で揉めるリスクを減らしたい。そんなとき、あらかじめ死亡保険金の受取人を指定しておけば、「誰に」「いくら」お金を残すか決めておくことが可能です。
【メリット④】生命保険料控除が使える(初年度のみ)
グッとアップに入った初年度だけ、生命保険料控除が使えます。


【メリット⑤】健康状態が悪くても入れる
契約時の健康状態は、一切問われません。
がんになってしまった人でも、糖尿病の人でも検討できます。
【代替案】こんな方法、提案されてますか?
- 遺産を渡す人を指定したいなら、遺言書が有効
- 15年以上の運用ができるなら、NISAでリスクを取るのもあり
遺産を渡す人を指定したいなら、遺言書が有効
相続財産を「誰に」「いくら」渡したいかを、遺言書でも自由に指定できます。
遺言書は法務局で預かってもらえる(1通:3,900円)ので、紛失や改ざんの心配がなく、確実に遺言の内容を実現できます。
グッとアップで保険料から引かれる手数料より安く、遺族の争いを防げる有効な「争族対策」です。もし遺言書を法務局に預けるなら、必ず家族に伝えておきましょう。
15年以上の運用ができるなら、NISAでリスクを取るのもあり
長く運用できるなら、株式投資信託で運用したほうが、リスクがあっても積立金が増える可能性が高いです。
たとえば、SBI証券「NISA積立設定ランキング」で常に上位、優良投資信託と名高い『eMAXIS slim米国株式 S&P500インデックスファンド』で100万円を運用した場合を検証します。
S&P500インデックスファンド一つだけで、米国優良企業500社にまるっと投資できる
S&P500インデックスファンドとは、アメリカの代表的な株価指数「S&P500」に連動する投資信託のこと。S&P500は、米国の優良企業500社(Apple、Google、Amazonなど)の株価を反映しており、経済成長とともに長期的に上昇してきた実績があります。
初心者でも始めやすく、長期的な資産形成に向いている投資商品として有名です。
投資の名著『ウォール街のランダムウォーカー』によると、過去70年(1950年から2020年)でS&P500で15年以上運用していた人は、「どの15年を切り取っても元本割れがなかった」という客観的データがあります。


(例)100万円を、1957年〜2024年末まで平均リターン「年率10.5%」で運用できた場合のイメージ
・1年後:110万(返戻率:110%)
・5年後:164万(返戻率:164%)
・10年後:271万(返戻率:271%)
・15年後:447万(返戻率:447%)
・20年後:736万(返戻率:736%)
・30年後:1,999万(返戻率:1,999%)
あくまで過去の実績であり、将来の運用成果を約束するものではありませんが、15年以上の運用をすれば「元本割れする可能性をかなり抑えられること」を歴史が証明しています。
長い運用ができるなら、S&P500インデックスファンドのような優良投資信託で運用するほうが、お金に困らない将来を手に入れられる可能性が高く、客観的にみてオススメです。
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現役FPぶっちゃけ!
- 【ぶっちゃけ①】保障・運用の両面を客観的にみて、入る価値がない
- 【ぶっちゃけ②】運用目的なら保険以外で考えたほうがいい
- 【ぶっちゃけ③】介護終身年金はやめたほうがいい
【ぶっちゃけ①】保障・運用の両面を客観的にみて、入る価値がない
客観的にみて、グッとアップに入る理由がありません。
他社なら、同種の保険で保険料以上の保障が持てるものもありますし、長く運用するならリスクを取れるので、NISAを通して株式投資信託やバランス型ファンドで運用した方が、確実に期待リターンが高いです。
【ぶっちゃけ②】運用目的なら保険以外で考えたほうがいい
保障をなくし、長期資産運用に特化させた保険ですが、利回りが低すぎます。
同じお金・時間をNISAなど、保険以外の運用に当てたほうが合理的です。
【ぶっちゃけ③】介護終身年金はやめたほうがいい
一般的に介護状態が長く続き、多くの保険金を受け取れる可能性は低いです。
ちなみに、生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査(2021年3月度)」によると、介護状態の平均期間は、約5年1ヶ月です。
そこまで介護状態が長く続かないなら、あえて介護終身年金を選ばず、介護状態になったら解約して自由に解約返戻金を使ったほうが、「お金の使い方」に縛りがなく使い勝手が良いです。
グッとアップがオススメな人
- 相続税対策として入りたい
- 遺族がお金で揉めないように、受取人を指定してお金を渡したい
- リスクが低く、シンプルでわかりやすい一時払い終身保険に入りたい
- 普通預金より少し利回りが良く、リスクが低い運用先を探している
- NISAなど保険以外で運用できる自信がない
このように考えるなら、グッとアップは有効な選択肢といえます。
しかし、運用目的なら少し頑張れば誰でも個人で投資はできるし、保険以外で運用したほうが積立金が増える可能性が高いです。
複数の保険会社を取り扱い、NISA開設〜売却まで無料サポートしてくれるFP相談窓口なら、面倒が嫌いな人や、個人で投資を始める自信がない人でもムダなく資産運用を始められます。
無理な営業も一切なく、オンラインで全国どこでも相談できるので気軽に相談しましょう。
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やめたほうがいい人
- 保障がいらない人
- 相続税対策のために保険に入りたい
- ムダな手数料を払いたくない
- 同じお金・時間を費やすなら、もっとお金が増えてほしい
- 15年以上運用できる人
- 資産運用方法にこだわりがない人
- NISA・iDeCoをやっていない・限度額まで使っていない人(家族分含む)
このような人は、グッとアップを含む、保険で資産運用をするのはやめたほうがいいです。
そもそも保険で運用するメリットも、保障がない保険に入る意味もありません。
ムダが多い、保険での資産運用はやめましょう。
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契約してしまったけど解約したい!対処方法を紹介!
- 申込8日以内ならクーリングオフ
- クーリングオフできないなら解約
申込8日以内ならクーリングオフ
クーリングオフ対象期間内なら、契約成立した後でもデメリットなく申込の取消しができます。
迷っていたり、保険以外で運用するなら一旦クーリングオフするのは有効な手段です。



クーリングオフは公式WEBサイトから可能!
クーリングオフできないなら解約
クーリングオフ対象期間を過ぎているなら、解約しかできません。
しかし、一時的に損しても解約して、NISAなどの保険以外で運用するなら、早めに切り替えたほうが良いです。損してしまったとしても、未来に向けての勉強代と割り切りましょう。
同じお金・時間を費やすなら、もっと期待リターンが高いほうがいい人へ
- 保険営業の説明だけでは理解しきれなかった
- グッとアップの提案を受けたけど、いまいちピンとこなかった
- お金が増えると良い話すぎて、不信感を感じて自分で調べようと思った
このブログを読んでいる人は、このように感じている人が多いと思います。
メリットやデメリット、自分に適しているのかしっかり理解してから入らないと、あとで後悔する可能性が高いです。
読者の方には、そうなって欲しくありません。
- 担当の保険営業の案内に疑問をもった
- グッとアップ以外の保険提案を受けていない
- 保険以外の運用商品について案内がなかった
- NISAや個人向け国債・社債などと詳しく比較してから決めたい
このように思うなら、
特定の金融機関に属さない資産形成に精通したFPに無料相談できるので、最適な資産形成はなにか、変額保険・NISA・iDeCoなど保険以外の金融商品と詳しく比較しながら、あなたに最適なマネープランが見つかります。
金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など、避けては通れないお金の悩みをなんでも相談できるのがメリットです。
スマホやタブレットから全国どこでもオンライン相談ができて、押し売りは一切なしとホームページで公言しており、ノーリスクで相談できるので安心です。
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資産運用の知識に不安がある人へ
保険以外で資産運用をしたいと思っても実際のところ、
- 『投資というだけで難しそう…』
- 『何から始めたらいいのかわからない…』
- 『投資はやりたいけど出来るだけ損したくないな…』
- 『自分の金融知識に自信がない…』
このように思われる方も多いと思います。
私も以前は同じように考え、中々行動に移れずただ普通預金にお金を置いておくだけでした。ですが、それではお金がふえません。
低金利時代で収入も上がりにくい、物価高騰もしている今の時代こそ、『投資をすること』はあなたの10年、20年後の未来を大きく変えます。
- 無駄なく将来に備えたい
- 自分に合った投資方法や資産配分を知りたい
- 投資するなら損するリスクを少しでも減らしたい
- 家計負担を抑えたい
- 将来のお金の不安を解消したい
もしあなたがこの様に思ったなら、日本ファイナンシャルアカデミーが主催する金融初心者向けのマネーセミナーお金の教養講座に無料参加がオススメです。
なぜなら日本ファイナンシャルアカデミーは設立20年超の老舗マネースクールで、『金融商品販売目的』の他セミナーとは違い、金融商品販売は一切しません。
実際に金融知識が全くない状態で参加した受講者さんも、ここでお金の基礎を勉強して



色々な投資方法を基礎から教えてくれるから視野が広がり、自分にあった資産運用が見つかった。



将来の漠然としていたお金の不安が解消された



無駄な保険料を払わないための選び方を学べた。
おかげで、保険料という人生における大きな支出を抑えられた。
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まとめ
グッとアップは相続税対策と、受取人を指定し保険金として遺族にお金を渡したい人向けの一時払い終身保険です。
しかし、他社なら同条件でグッとアップ以上の保障が持てる可能性もあり、もし入るなら必ず3社以上、同条件で比較してから入ることをオススメします。
運用面では、銀行金利と比較されると魅力的に感じるかもしれませんが、客観的にみて運用としてこの保険に入る価値は薄いです。
この記事を見つけて、即決せずに立ち止まれたあなたなら、もっと良い選択ができると思います。
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