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【弱点コレ】ネオdeがん治療の評判・デメリットをFPが徹底解説!

  • 医療保険だけでは足りないと、ネオdeがん治療を勧められた。
  • もしがん保険に入るなら、なるべく安く、良い保険に入りたい…
  • そもそもがん保険が必要なのか、自分で判断できない
  • ネオdeがん治療は入る価値がある保険なのか、誰か客観的な情報を教えて!

「がんで通院治療したらお金が掛かる」「2人に一人がガンになり、3人に一人がガンで亡くなってる」など、がんへの不安を煽られて、ネオdeがん治療を提案されるケースは多いです。

しかし、ムダな保険には入りたくないし、ネオdeがん治療がないと本当に困ってしまうのか、しっかり理解してから入るかどうか決めたいと誰もが言います。

実は、ネオdeがん治療含む『がん保険』はいらない人が多く、もし入るとしても最低限の保障で十分であることを、保険販売が目的の保険営業・企業サイトは教えてくれません。

そこでこの記事では、業歴13年現役FPとして2,000世帯以上の保険・資産形成など、お金の悩みを解決してきた筆者が、ネオdeがん治療は入る価値がある保険なのかを、どこよりも客観的に数字を交えて解説します。

最後まで読めば、ネオdeがん治療の必要性がわかり、あなたの大切なお金と時間を保険でムダにしないですみます。

この記事でわかること
  • 終身がん保険』として悪い保険ではないのは事実!割引が使えれば保険料を抑えられる!
  • 信頼できる保険会社?ネオファースト生命の基本情報と、第一生命との違い!
  • 比較あり!他社のほうが手厚く、保険料を抑えられる具体的数字の根拠
  • がん医療費の実例と、がん医療費の合理的な備え方
  • 数字でみる正しい「年代別がんリスク」と「がん医療費」から、がん保険の必要性がわかる
  • 最強の保険「定期医療・定期がん保険(実費補償型)」が人気!
  • 医療費・すべてのお金の悩みはリクルート厳選!金融知識豊富なFPに相談がオススメ。

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目次

ネオファースト・ネオdeがん治療の基本情報

  • 1999年に設立した第一生命グループの100%子会社
  • 財務状況・格付けの確認
  • ネオdeがん治療の保障一覧

1999年に設立した第一生命グループの100%子会社

ネオファースト生命は第一生命グループの100%子会社で、主に保険代理店向け商品販売のために1999年に設立された新しめの保険会社です。

設立当初は『ディー・アイ・ワイ生命保険』だったが、2014年に『ネオファースト生命』へ社名変更

第一生命は主に外交員による訪問販売がメインであり、ネオファースト生命は代理店販売やネット販売など新しい販路開拓を目的としています。

主な設立理由
  • 第一生命グループとして、乗り合い代理店市場でのシェア獲得
  • インターネット申込など、お客様の希望に合わせた多様な加入方法を提供

第一生命とは完全なる別会社です。取扱い商品も第一生命は更新型保険がメインネオファースト生命は終身型保険がメインと全く違います。

 

財務状況・格付けの確認

第一生命グループというブランド力に加え、ソルベンシーマージン比率が高く、安心できる規模の保険会社であることがわかります。

ソルベンシーマージン比率が高いと財務健全性が高い

ソルベンシー・マージン比率は、保険会社の財務健全性を示す重要な指標でです。

一般的に200%以上が安全とされており、200%を下回ると監督官庁による業務改善命令等の対象となります。

スクロールできます
ネオファースト生命第一生命
設立年月1999年1902年
ソルベンシーマージン比率2,958%
(2024年3月末)
865%
(2024年3月末)
格付け評価※評価なしAA
主力商品ネオde医療
ネオde収入保障
ジャスト
※(株)日本格付研究所より出典 各社ディスクロージャー誌(ネオファースト第一生命)より出典

しかし、ソルベンシーマージン比率は、新しい保険会社ほど契約数が少なくリスクも少ないので、比率が高くなる傾向があります。

200%以上でも絶対的な安全性を保証するものではなく、あくまで健全性を図る一つの指標として参考程度に考えましょう。

 

ネオdeがん治療の保障一覧

3つの基本保障、6つの特約・特則で構成されており、全体的に特約も少なく、わかりやすい保険です。

概要
がん診断一時金
(基本保障)
がん診断確定で一時金給付
(上皮内新生物含む)
がん治療給付金
(基本保障)
手術・抗がん剤・放射線・の
医療費を毎月保障
がん放射線治療・
抗がん剤治療給付金
(基本保障)
抗がん剤・放射線の
医療費を毎月保障
がん緩和ケア保障特則痛みを和らげるがん緩和ケアの
医療費を保障
がん治療自費診療上乗せ給付特則公的医療保険適用外となる自費診療の
医療費を保障
がん先進医療特約がん先進医療・患者申し出診療の
医療費を保障
がん通院特約がん治療を目的とした通院を保障
がん女性特定手術・
乳房再建保障特約
・女性器(乳房・子宮・卵巣・卵管)の手術を保障
・がん女性特定手術の対象となった乳房について、
乳房再建術を受けたら保障
がん保険料払込免除がん診断確定以降の保険料支払いを免除
(上皮内新生物含む)
ネオファースト生命公式HP ネオdeがん治療保険パンフレットより出典

この記事内で解説していますが、基本保障は1つだけ選ぶことも、組み合わせることもができます。

ポイント

女性がんに手厚くできるのは珍しいが、ないと困る保障ではない!

 

 

メリット

  • 【メリット①】基本保障を選べる
  • 【メリット②】非喫煙者割引がある
  • 【メリット③】クレジットカード払いは最低保険料規定がない
  • 【メリット④】インターネット手続きができる
  • 【メリット⑤】第一生命グループの安心感

【メリット①】基本保障を選べる

自分好みの基本保障を、3種類から選びます。

『①がん治療給付金』と『②がん放射線・抗がん剤治療給付金』を2つ同時に選ぶことができません!

「基本保障」3種類
  • がん治療給付金 : 手術・放射線・抗がん剤で給付
  • がん放射線・抗がん剤治療給付金 : 放射線・抗がん剤で給付
  • がん診断一時金 : がん診断で給付

①と②の違いは保障対象に「手術」が入るかどうか

例えば『①+③』や『②+③』のように、組み合わせることもできますし、一つだけ選んで契約することも可能です。

ポイント

『①+③』→『①』のように、組み合わせで契約し、あとで保障を削ることもできる。

 

【メリット②】非喫煙者割引がある

がん保険では珍しい『非喫煙者割引』があり、適用できれば保険料が安くなります。

割引適用条件:過去1年以内にタバコを喫煙していないことを申込み時に告知する
(タバコには紙巻タバコ、葉巻、パイプ、噛みタバコ、電子タバコ等を含む)

(例)30歳、男性、終身払い、治療給付金10万円、がん診断一時金50万円、がん保険料払込免除
・割引ありの保険料イメージ:1,640円
・割引なしの保険料イメージ:1,957円

差額は毎月317円、30年続けたら11.4万にもなります。

同等内容の保障で、保険料がかけすてなら、非喫煙者割引を使って安いほうがいいのは間違いありません。

非喫煙割引ありのガン保険①SOMPOひまわり「勇気のお守り」についてはこちら
非喫煙割引ありのガン保険②メットライフ「ガードネクスト」についてはこちら

 

【メリット③】クレジットカード払いは最低保険料規定がない

保障内容によって最低保険料規定に引っ掛かり、いらない保障をつけなければならないケースもあります。

しかし、ネオdeがん治療はクレジットカード払いなら、保険料がいくら安くてもそのまま契約可能です。

口座引落しは月1,200円以上、年14,000円以上に設定しないと契約できません。

(例)30歳、男性、非喫煙者割引あり、治療給付金5万円の保険料イメージ
・月払い:296円
・年払い:3,481円

👉この保険料のまま契約できます。

最低保険料規定がある保険会社は多いですが、ネオdeがん治療はクレジットカード払いなら規定なしになるのは嬉しいポイントです。

 

【メリット④】WEB手続きができる

ネオdeがん治療はインターネット環境なら、どこにいてもWEB申込が可能です。

忙しくて中々時間を作れない人、休日を保険相談で潰したくない人など、WEB手続きできるのは嬉しい!

しかし、健康状態によって入れない可能性や、他社がん保険のほうが有利になる可能性があります。

もし健康状態に不安があるなら、がん保険を一括比較してくれるFP相談サービスで、まとめて調べてもらうのがおすすめです。

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【メリット⑤】第一生命グループの安心感

安心して続けられる保険会社を優先して選ぶ人もいます。

長く続けるなら、保険会社の倒産リスクが低いところを選びたい。

聞いたことなかったけど、第一生命グループなら安心。

このように思うなら、ネオファースト生命は安心感のある保険会社といえるでしょう。

しかし、保険を選ぶ上で重要なのは『保障内容と保険料のバランス』です。

ムダな保険料を払いたくないなら、特定の保険会社に固執せず、同等内容で最低3社以上は比較してから入る保険を決めましょう。

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デメリット・弱点

  • 【デメリット①】復活できない
  • 【デメリット②】非喫煙割引が使えないと保険料が割高
  • 【デメリット③】保障の見直しが難しい

【デメリット①】復活できない

ネオdeがん治療は『復活』という制度がなく一定期間保険料を滞納すると契約が消滅します。

復活できない代わりに、復活できる保険より保険料支払い猶予期間は長くなっています。

保険料滞納した時が心配なら、『復活』できるがん保険を選ぶ人もいます。

ポイント

ネオファースト生命の全商品『復活』という仕組みがない!

 

【デメリット②】非喫煙割引が使えないと保険料が割高

非喫煙者割引が使えないなら、割引制度がない他社がん保険と同等内容で比較してから選んだほうが良いです。

(例)30歳、男性、喫煙者、終身払い、がん治療給付金10万、自費診療保障、がん保険料払込免除
・ネオdeがん治療の保険料イメージ:1,338円
・なないろがん治療保険の保険料イメージ:614円


※非喫煙者割引を使った場合の保険料イメージは1,109円!割引制度がないがん保険より高い

差額は724円、30年続けたら26万円以上もネオde治療のほうが、多く保険料をかけすてることになります。

非喫煙者割引が使えないと、保険料が割高になる可能性が高いので、ネオファースト生命に固執しないほうが良いです。

ポイント

年齢・性別・喫煙の有無や健康状態で、有利なガン保険は変わる!
面倒でも最低3社以上の比較がおすすめ!

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【デメリット③】『終身がん保険』は様々な変化に対応できない

ネオdeがん治療は終身がん保険なので、変わらない保障を保険料の変化なく持てるのは良いですが、将来のがん治療の変化や公的保障の変化に対応できません。

ここ20年ほどの間で、がん治療は入院治療 → 通院治療に大きく変わっている

終身がん保険のメリット終身がん保険のデメリット
保険料が生涯変わらない
保障を生涯続けられる
見直すきっかけを作りにくい
途中で特約追加できない
がん治療・医療状況の変化に対応できない

公的保障の変化に対応できない

がん保険は「公的保障」と「最新のがん治療」に合わせて作られます。

特にがん治療は今後も大きく変わっていく可能性があり、終身がん保険をいま備えたとしても、生涯使える保険になるかはわかりません。

しかし、それでもがん保険に入っておきたいなら、定期がん保険や、ネオdeがん治療などの終身がん保険に、最低限の保障で入っておくのもありです。

ポイント

若くして保険料安く入っても、ずっと同じ保険を生涯続ける可能性は極めて低い!それなら、若くして入る意味もそこまでない!

 

 

【実例】身近な人のがん治療費と保険の給付額を紹介

  • 【実例①】祖母の乳がん
  • 【実例②】姉の子宮頸がん

【実例①】祖母の乳がん

69歳の祖母が、乳がんで入院・手術をしたときの医療費は7万円でした。

乳房全摘出という大きな手術をしたにも関わらず、高額療養費のおかげで大きな治療費はかかりませんでした。

乳がん医療費の詳細
  • 入院日数:11日
  • 手術:あり(乳房全摘出)
  • 医療費:7万円(病院食代含む)
  • 抗がん剤治療:これから治療開始(情報更新予定)

入っていた保険は、日額7,000円の終身医療保険だけです。

医療保険の契約内容
  • 契約年数:9年
  • 保障期間・払込期間:終身
  • 保障:入院7,000円、入院中手術14万
  • 保険料:5,000円
  • 累計保険料:54万
  • 過去の医療保険利用歴:なし

がん保険に入っておらず、給付金は医療保険からの21.7万(入院11日、手術分)のみでしたが、治療費以上の保障を得られました。

もしがん保険に入っていれば、診断給付金が受けとれたかもしれません。

しかし医療費が7万しか掛からなかったので、医療保険がなくても医療費で困ることはありませんでした。

ポイント

累計保険料54万!保険に入らず貯金していたら、退院後の検査費用などにも使えた!

 

【実例②】姉の子宮頸がん

姉が32歳のときに子宮頸がんになり、入院・手術したときの医療費は4.5万円でした。

初期段階だったこともあり、子宮頸部のがん腫瘍だけ切除する手術だったので、入院日数も1泊2日と短かったです。

子宮頸がん医療費の詳細
  • 入院日数:2日間
  • 手術:あり(円錐切除術)
  • 医療費:4.5万円(病院食代含む)
  • 抗がん剤治療:なし

入っていた保険は、日額5,000円の終身医療保険(緩和型)だけです。

医療保険の契約内容
  • 契約年数:3年
  • 保障期間・払込期間:終身
  • 保障:入院5,000円、入院中手術5万
  • 保険料:6,000円
  • 累計保険料:18万
  • 過去の医療保険利用歴:なし

がん保険に入っておらず、給付金は医療保険からの6万(入院2日、手術分)のみでしたが、治療費以上の保障を得られました。

もしがん保険に入っていれば、診断給付金が受けとれたかもしれませんが、医療保険だけで十分でした。

仕事は1週間休暇をもらっていましたが、有給消化で収入源もなく経済的に困窮するほどのダメージはなかったです。

ポイント

累計保険料18万!結果論だが、保険の必要性がなかった!

 

 

がん保険に入る前の予備知識!

  • 【予備知識①】がん罹患率は若年層ほど低い
  • 【予備知識②】「二人に一人ガン」は後期高齢者になってから
  • 【予備知識③】がん保険がないと経済的に生活破綻するケースは稀
  • 【予備知識④】最低限の保障額の考え方

【予備知識①】がん罹患率は若年層ほど低い

「公益財団法人 がん研究復興財団(がんの統計2022)」によると、若年層ほどがん罹患率は低いです。

スクロールできます
がん罹患率
男性女性
39歳以下1.2%2.3%
49歳以下2.8%6.2%
59歳以下7.8%12.3%
69歳以下21.6%21.1%
79歳以下43.0%32.7%
生涯65.0%50.2%
公益財団法人 がん研究復興財団「がんの統計2022」累積がん罹患・死亡リスクより出典

年齢問わず、いつガンになるか誰にもわかりませんが、

  • ガン罹患率が低い
  • ガンに罹っても、ガン治療費に限度額が設けられている(高額療養費)
  • がん保険に入っても、ガンにならないと使えない(30歳で入っても使うのは50年後になる可能性も…)
  • 若いうちにがん保険に入っても、見直す可能性が高い

それなら、がん保険に払う保険料を貯金していたほうが無難です。

≫【要注意】貯蓄型がん保険「がん診断保険R」に入る意味がない理由はこちら

ポイント

未成年でがん保険に入っているケースもあるが、
医療費無料なのでいらない。

 

【予備知識②】「二人に一人がガン」は後期高齢者になってから

国立がん研究センターがん情報サービス「累積罹患リスク(グラフデータベース)」によると、男性で70歳前後、女性で85歳以上にならないと、ガン罹患率50%超えません。

年齢によって「二人に一人はガンになる」という情報は誤りになる

ガン罹患率が高まる年齢は、退職して収入減少している人が多く、高額療養費の限度額が約9万円から5.8万円まで下がり、ガン医療費の負担が減ります。

ポイント

老後のガンが心配だからといって、若いうちからがん保険に入ると数百万円以上の保険料をかけ捨てることになる。

 

【予備知識③】がん保険がないと経済的に生活破綻する状況は考えにくい

日本は公的保障が充実しているので、ガン治療費とはいえ莫大なお金がかかることはありません。

ガン治療費が高額になるケースは「自由診療」を受けた場合や、入院で「個室」に希望して入った場合がメイン

そもそも保険は、「なったら経済的に困窮し、生活破綻してしまうリスク」に対して備えるものです。

がん保険がないと「経済的に生活破綻する」ことは考えにくいなら、がん保険に入る必要性がありません。

ポイント

「あって助かった」と「絶対にないと困る」は全然違う。
ほとんどの場合、がん保険は前者。

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【予備知識④】最低限の保障額の考え方

高額療養費を1年間使った場合の医療費を目安にすれば、一時金の保障額をいくらに設定すべきかが分かります。

一般的な所得層(年収770万未満)なら、年67.5万が高額療養費を適用した年間医療費目安です。

医療費目安:年67.5万円(高額療養費:9万 × 3ヶ月 + 多件数該当:4.5万円 × 9ヶ月)

がん保険は医療費支払いに備えて入るものなので、ネオdeがん治療に入る人は、抗がん剤保障を最低限の5万円、がん診断一時金を50万円のどちらかで設定する人が多いです。

・他に医療保険に入っていれば入院・手術給付金がさらに追加されます。
・年間医療費目安以上の貯金があれば、がん保険に入る必要性が低い。

医療費の考え方は別記事で詳しく事例付きで解説してるので、そちらもご覧ください。

≫付加給付や傷病手当金も!医療費のための保険に入る必要があるのかぶっちゃけ解説はこちら

 

 

がん医療費の備え方

  • 貯金で備える
  • 収入の中で払う
  • 保険で備える

貯金で備える

「貯金」はがん医療費の備えとして、最も現実的かつ合理的です。

がん保険で長く保険料を払うなら、その分を貯金していた方が、どんな状況でも医療費として使うことができるし、入院しなくてもムダになりません。

(例)毎月3,000円を30年、貯金とがん保険に使った場合
・貯金:3,000円 × 30年 = 108万円が貯まる
※医療費が必要なら、ガンに関わらず引き出す!入院しなくても資産となりムダにならない!

・がん保険:3,000円×30年=108万円をかけすて!資産性ゼロ!
※がんになり、給付条件を満たした時だけ使える!がんにならなければムダ!

公的保障を考えれば、がん医療費で経済的に困窮し、生活破綻することは考えにくいです。

それなら、貯金でカバーすれば問題ありません。

ポイント

「がん保険に入っている安心感」より「どんな医療費でも使える貯金」のほうが安心!

 

収入の中で払う

「がん医療費」を特別視せず、がんになったら収入のなかで払う人もいます。

あなたは風邪やインフルエンザに罹った時のためだけに、日頃から医療費を準備しているでしょうか。

ほとんどの人は、いつなるかわからない風邪・インフルエンザなどの医療費を、食費や日用品と同じ感覚で、収入の中で払います。

一般的な所得区分のひと月の医療費は9万円ほど!
一般的な年金生活者なら、ひと月の医療費は5.8万円ほどですむ!

収入が高い人ほど高額療養費の限度額は上がりますが、比例して支払い能力も高くなります。

無理に備えず、収入の中で払うことができる人向けの備え方です。

ポイント

会社員なら傷病手当金や有給休暇がある!
がんで仕事を欠勤しても、すぐ無収入にならない!

 

保険で備える

がん保険や医療保険でがん医療費に備えることができます。

しかし、保険からお金を受け取るには「給付条件」を満たさなければならず、満たした条件をもとにした定額払いです。

(例)給付イメージ
・抗がん剤を受けた → 5万円給付
・入院・手術をした → 入院日数分の日額保障と、手術給付金を給付

貯金のように、15万円治療費が掛かったから、15万円取り崩して使うというようなお金の使い方はできず、使い勝手の良い備えではありません。

ポイント

がん医療費の備え方の中で、最も費用対効果が薄い!

 

 

【現役FPの評価】最低限の保障で入るならあり

終身がん保険として、素晴らしい保険です。

しかし、同等内容で比較すれば、他社のほうが有利になる可能性があるので、ネオdeがん治療にこだわらずにがん保険を探すことをオススメします。

ネオdeがん治療で入るなら『がん治療給付金』を最低限の保障にして入るならあり!

ちなみに、少しでも若いうちから計画的に資産形成をしていけば、どんな病気・ケガに罹ろうと対処可能で、実は保険に入る必要がありません。

医療費として備えるべき貯金目安:50万〜100万円
・高額療養費適用の年間治療費目安:67.5万円(医療費9万円 × 3ヶ月 + 多数該当4.5万円 × 9ヶ月)

多めにみて、100万円ほど医療費としていつでも使える状況なら、ガン治療費で困ることは考えにくいです。

≫医療保険・がん保険がいらない具体的な理由はこちら

がん保険に3,000円の保険料を払ったと仮定すると、14年で50万円、28年で100万円をかけすてることになります。

「ガンにならないで100万円貯められる確率」:100%(続ければ)
「ガンになってがん保険を使う確率」:年齢による(男性70歳前後、女性85歳以上で50%)

ちなみにがん保険に入っても、腎臓病、肝臓病、骨折リスクはゼロにならないし、ガンに掛からなくなる訳でもありません。

どんな病気・ケガも病院に掛かれば医療費は掛かるのに、ガン以外はすべて無防備

どんな病気・ケガでも対処できる状況こそ、誰もが求める状況

どんな状況でも困りたくないなら、公的保障を軸に、足りない部分だけ貯金で備えたほうが確実にムダがないです。

もしネオdeがん治療に入るなら『がん治療給付金』を最低限の保障にして、貯金ができるまで入るほうが合理的です。

ポイント

がん保険に入るなら、お財布から1円も医療費を払わずに済む『実費型医療保険』や『実費型がん保険』も有効な選択肢!

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ネオdeがん治療が向いている人

  • 最低保険料を気にしたくない!最低限の保障でがん保険に入りたい
  • 非喫煙者割引が使えるがん保険がいい
  • 財務状況がよく、安心して続けられる保険会社に入りたい

このような人は、ネオdeがん治療がオススメです。

しかし、大きなこだわりがないなら他社のがん保険のほうが、保障が手厚くなり保険料が抑えられる可能性が高いです。

がんになった時、しっかり保障してくれる保険なら、どんな保険会社でも良いという人は多い!

ムダな保険料を払いたくないなら、はなさくがん保険以外も比較してから、どのがん保険に入るか決めましょう。

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やめたほうがいい人

  • 貯金で治療費を払える
  • 少しでもムダな保険料を払いたくない
  • がん保険の必要性を感じない
  • 同等内容のがん保険に入るなら、安いほうがいい
  • 保障が手厚いがん保険を探している
  • 70歳、80歳以降に積極的なガン治療をしようとは思わない

このような人は、ネオdeがん治療に限らず、がん保険に入るのをやめたほうがいいです。

保険料がどれだけ安くても、その分を貯金して備えておきましょう。

ガン罹患率が高くなる年齢(男性70歳前後、女性85歳以上)まで15年以上あるなら、貯金の一部をNISAを通して投資信託で運用すれば、お金が貯まるスピードを劇的に早めてくれる可能性があります。

≫【真実】貯蓄型保険は資産形成の遠回り!やめたほうがいい理由と資産形成方法の選び方はこちら

  • 効率よくお金を増やしたい
  • ムダな保険料を減らして、毎月の積立額をアップさせたい
  • NISAやiDeCoなど、投資に興味がある
  • がん保険の必要性について、自分で判断できないから教えてほしい

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無駄な保険料を払うことなく、がん治療費に備えたい人へ

無駄な保険に入りたくないから、医療費を貯金でカバーしたいと思っても、

  • 貯金が苦手
  • どうすればしっかり貯金できるかわからない
  • がん保険が必要なのかわからない

このような人も多いと思います。

私も以前は同じように金融知識がなく、医療費は保険に頼るしかないという考えでした。

しかしFPとして金融知識をつけるほど、医療費を保険でカバーするのはムダが多いことに気づきます。

低金利時代で収入も上がりにくい今の時代こそ、『無駄な保険に入らないこと』『適切な家計管理』はあなたの10年、20年後の未来を大きく変えます。

  • 無駄な保険料を払いたくない
  • 保険も貯金も何が自分にとって最適なのか客観的なアドバイスが欲しい
  • 家計負担を抑えたい
  • 悩みに対して保険以外の解決策を提示されていない

このように思うなら、リクルート厳選!知識豊富なFPに相談できる保険チャンネルで相談がオススメです。

なぜなら、特定の金融機関に属さない知識豊富なFPが担当してくれ、保険営業にはできない中立的なアドバイスをしてくれます。

公的保障や企業保障、資産状況からあなたにとって医療保険は必要なのか、NISA・iDeCoなど保険以外の金融商品の案内を初心者にもわかるように案内してくれます。

保険だけじゃなく金融、税制、不動産、住宅ローン、教育資金、年金制度など、避けては通れないお金の悩みをなんでも相談できるのがメリットです。

スマホやタブレットから全国どこでもオンライン相談ができて、押し売りは一切なしとホームページで公言しており、ノーリスクで相談できるので安心です。

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よくある質問

ネオdeがん治療に入るなら、どの保障をつければいい?

主契約の『がん治療給付金』か『がん放射線・抗がん剤給付金』だけでも保障として十分手厚いです。

特約は好みに応じてつけても良いですが、保険料が上がってしまいます。

貯金ができるまでの繋ぎとして考えているなど、今後見直す可能性があるなら特約はつけなくても問題ないです。

がんの治療費は、いくら掛かると考えておけばいい?

高額療養費の限度額を目安に考えておけば、問題ありません。

治療法、健康保険適用外の治療を選択するかどうかなど、個人差はあるが、結局ガンにならないとわからない

付加給付があるならそちらも考慮しましょう。

がん自由診療特約は必要?

必要性は低いです。

受ける確率が低いので、このためにがん保険に入る必要もありません。

医療保険とがん保険、入るならどっち?

どっちかなら、がん保険!

しかし客観的にみて、どっちもいらないです。

貯金がないからこそ、がん保険に入ったほうがいい?

いいえ。貯金がないなら、保険料を払っている場合じゃないです。

がん保険や医療保険に入っても、給付条件を満たさないと1円もお金を受け取れないので、決して使い勝手の良いお金ではありません。

貯金がないなら、まず貯金したほうがいいです。

私がもしがん保険に入るなら、ネオdeがん治療に入る?

最低限の治療給付金で、他社より安ければ入ります。

しかし、保険でがん治療費のカバーするより、公的保障と貯金で治療費を補うことを軸に考えます。

筆者は貯金できるまでの間、がん保険に入っていましたが、今はお金が貯まったので解約しがん保険に入っていません。

がん保険に入るなら、セコム損保の実費補償型がん保険「メディコム」を検討するか、終身がん保険の『治療給付金』だけで最低限の保障を持ちます。

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付加給付があれば、がん保険はいらない?

いらないです。

付加給付があれば、一般的にひと月の治療費が3万円未満ですみます。

ガン治療費でも同じ考えなので、治療費で経済的困窮状態に陥ることは考えにくいです。

ネオファースト生命で他の保険を契約している。同じ保険会社でがん保険に入ると有利?

給付金請求が1社でまとめてできることしか、大きなメリットがありません。

同じ保険会社で保険をまとめても、保険料割引などの特典は一切ないです。

 

 

まとめ

ネオdeがん治療は他社だと最低保険料割れして、希望通りの保障内容で契約できない人に向いてます。

しかし、最低保険料が関係しないなら、あえて選ぶ必要がありません。

たとえ非喫煙者割引が使えるとしても、保険会社にこだわりがなく、ガンになったらしっかり保障してくれれば良いと考えるなら、同等内容で最低3社以上はしっかり比較してから選べば、無駄な保険料を払わないで済みます。

そもそも論として、日本は公的保障が充実しており、がん保険に入る必要性が低いので、ネオdeがん治療に入る価値があるとは正直言えません。

感情だけでがん保険に入るかどうか決めるのではなく、当記事にあるような具体的な数字をもとに考え、がん保険が必要だと思ったら最低限入ったほうが、無駄な保険料を払わないで済みます。

「ネオdeがん治療しか提案されていない」「がん保険の必要性をあまり感じない」「保険料を抑えたい」このように思うなら、知識豊富なFPに相談して悩みを解決しましょう。

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